Meraki MXとは
アプライアンス型のVPNと、それを管理するクラウドセキュリティシステムを提供するサービス。
クラウドシステムにより遠隔地からわずか数分で導入できます。テンプレートを使用することで膨大な数のサイトに包括的なセキュリティを導入し、安全な環境を実現します。
Meraki MXの強み
【簡単な設定】
アプライアンス型の製品ですが、導入時に必要な設定は簡単です。クラウドシステム側のダッシュボードに追加し、侵入防御機能を有効か、そして必要な脅威防御レベルを指定するだけでセキュリティが実現します。
【オールインワン】
Meraki MXには、ネットワークを保護するのに必要な機能が網羅的に備わっています。たとえば、次世代ファイアウォールを使えばネットワーク上のアプリケーションやユーザーを包括的に保護可能。また、IPS(侵入防止)を活用すれば第三者による不正なアクセスを防げます。サイバー攻撃の定義やフィルタのリストは常に最新の状態に保たれるため安心です。
【SD-WAN】
すべてのセキュリティアプライアンスにSD-WANが搭載されています。SD-WANとは、必要に応じて接続するネットワークを使い分ける機能です。たとえば、重要度の低い通信にはインターネット回線、重要な通信にはVPNを使うといった使い分けが可能になります。これにより、ネットワークの運用効率が向上し、パフォーマンスを最大限に引き出せるようになります。
Meraki MXでできること
【IDベースファイアウォール】
ユーザーのIDに基づいて防御するかどうかを判別するファイアウォールです。防御すべき通信とそうでない通信をIDで区別することで確実な通信が実現します。
【侵入防御システム】
IDS/IPSによって不正な侵入を防ぐシステムです。高い信頼性と検知率を誇るCisco Snortを搭載しています。
【VPN】
導入時に難しい設定は必要ありません。クラウドシステム側のダッシュボードで簡単な操作を行うだけで、安全なVPN環境を簡単に構築できます。
【コンテンツフィルタリング】
URLを精査し、不正なものを排除するフィルタリング機能です。外部のデータベースと連携することで膨大な数のURLをフィルタにかけ、安全なものだけを許可します。
【マルウェア防御】
既知の脅威に対応できるのはもちろん、未知の攻撃に対しても効果を発揮するマルウェア防御機能です。すでに侵入してしまった脅威も速やかに検知・対処します。
【高可用性】
デュアルWANをはじめ、高度な冗長化が図られているためトラブルが生じた際にも安心して運用を継続できます。
【アプリケーションの可視化】
アプリの利用状況を透明化する機能です。制御も可能で、Salesforceのような業務で使用される重要なアプリケーションの通信を優先します。
【一元管理】
オフィスのみならず、在宅で働く人も多くなっています。そのような遠隔地のネットワークも含め、すべて1つのダッシュボードで管理可能です。