おすすめVPNを比較
まずはITトレンド編集部が厳選したおすすめのVPN製品を比較紹介します。実際の利用者からの口コミ評価も一部記載していますので参考にしてください。
NGN-VPNセキュアアクセスサービス の比較ポイント
- NGN網活用!高速・広帯域・低遅延のVPN構築が可能
- 盗聴やハッキングの脅威から防護する高いセキュリティ
- クラウドインフラへのダイレクト接続が可能
ITトレンド2020年年間資料請求ランキング1位
「NGN-VPNセキュアアクセスサービス」はNECネッツエスアイ株式会社が提供する、次世代通信網(NGN)を活用した高速通信が特徴のVPNサービスです。自社データセンターを利用することで従来のインターネットVPNと比べて遅延や無駄なコストの削減を可能にしています。
- 対象企業規模:全ての規模に対応
- 提供形態:サービス
- 価格:初期費用45,000円~、月額12,800円~
- 対応機能:IP-VPN/IPsec-VPN
- ■テレワークにピッタリのセキュリティーを備えており、端末の持ち歩きのリスクも軽減されており、使いやすい。(東京都/ 経営者・役員/ 金融・証券・保険)
- ■ITに対する詳細なスキル、知識がなくても直感的に使用できるため、利用者を特に選ばず幅広く運用できる。(滋賀県/ 財務・経理/ その他)
- ■セキュアな環境へ簡単アクセスでき、VPN環境下のため高セキュリティーを確保しながら使用が可能である。(東京都/ 営業・販売/ 情報処理、SI、ソフトウェア)
FortiGate の比較ポイント
- コンパクトなボディに先進のセキュリティ機能を統合
- アプリケーションを識別しきめ細かく制御可能
- 高速でセキュアなVPN通信を実現
ITトレンド2020年年間資料請求ランキング2位
株式会社ピーエスアイが提供する「FortiGate」は拠点間VPNやリモートアクセスに対応した次世代ファイアウォールです。セキュリティ機能が豊富ながら、コンパクトなボディで場所をとらないのが魅力のひとつでしょう。
- 対象企業規模:全ての規模に対応
- 提供形態:ハードウェア/アプライアンス
- 価格:別途お問い合わせ
- 対応機能:IPsec-VPN/SSL-VPN
- ■セキュリティだけじゃなくVPNを構築できるため、テレワークで活用できる。またサポートもついているので助かる。(東京都/ 情報処理・情報システム/ 情報処理、SI、ソフトウェア)
- ■システム運用専用の端末をVPN経由で本番環境に接続するために利用する際、セキュアな経路構築を行うことができる。機能数の豊富さでも他社同等製品より優れる。(神奈川県/ 情報処理・情報システム/ 情報処理、SI、ソフトウェア)
- ■今般のコロナ禍以前は国内外の業務出張が多く、出張先からのVPN接続に利用していました。国内はもちろんのこと、必ずしも通信環境が良いとは言えない、開発途上国の地方都市からのアクセスも問題なく、今のところストレスを感じたことがありません。(大阪府/ 経営者・役員/ 人材サービス)
日本通信ネットワーク株式会社のVPN の比較ポイント
- コストを抑えながら、品質も担保
- お客様企業のICT環境業務を丸ごとサポート
- 複数キャリアからコスト・品質が最適なものをセットで構築・運用
ITトレンド2020年年間資料請求ランキング3位
日本通信ネットワーク株式会社が提供する「VPN」は、VPN環境の設計構築から運営管理までトータルサポートを行うのが特長です。ニーズにあわせて費用と性能をバランス良く最適化したVPNサービスを提案するので、情報システム担当者がいない企業でもITインフラを整えやすいでしょう。
- 対象企業規模:従業員100名以上、売上10億円以上
- 提供形態:サービス
- 価格:別途お問い合わせ
- 対応機能:IP-VPN/IPsec-VPN/SSL-VPN/レイヤ2-VPN
- ■リモートワークでの社内ネットワーク接続に利用していますが、データの出し入れから社内ネットワーク限定のサイト閲覧などを行う際、とても便利です。(東京都/ その他/ 通信サービス)
- ■VPNの接続が簡易で一度設定さえするれば再接続時1分とかからないため、毎日使用するのに負荷がありません。(東京都/ 技術・設計/ 情報処理、SI、ソフトウェア)
- ■会社のネットワークへアクセス時に接続することで、セキュリティーを万全にし情報漏えい防止につながっている。(東京都/ 研究・開発/ 食品、医薬、化粧品)
ビジネスセキュリティ(VSR) の比較ポイント
- 【多機能】多彩なセキュリティ機能の中から自由に選択可能!
- 【簡単】1台の専用機器をレンタルにて提供!
- 【安心】ワンストップのサポート体制を実現
株式会社USEN ICT Solutionsが提供している「ビジネスセキュリティ(VSR)」は、ファイアウォール、ウィルスプロテクションなどの外部脅威に対抗する機能がUTM機器1台に搭載されています。使いたい機能をカスタマイズできるので、コストの無駄を防げるでしょう。
- 対象企業規模:全ての規模に対応
- 提供形態:オンプレミス
- 価格:別途お問い合わせ
- 対応機能:IP-VPN/IPsec-VPN/SSL-VPN/レイヤ2-VPN
- ■各拠点のVPNルータとしてしているため、一カ所に集約することなく各拠点からインターネットに抜けることが可能。(東京都/ 情報処理・情報システム/ 建設)
- ■各種設定項目があり、セキュリティがしっかり守られるようネットワークが監視されていた。また、外部からの侵入を阻止するファイアウォールが完全に機能されていた。(宮城県/ 情報処理・情報システム/ 通信サービス)
- ■UTMとファイアウォールの機能を兼ね備えたルータです。特別な設定は自社では不要で、終端装置から伸びているLANケーブルに刺すだけで使用できる点が便利です。(東京都/ 情報処理・情報システム/ 卸売・小売業・商業(商社含む))
「ARTERIA光 専用線アクセス」はアルテリア・ネットワークス株式会社による2拠点間向け仮想専用線サービスで、首都圏、大阪、愛知を対象エリアとしています。ニーズにあわせて100Mbps~1Gbpsの一部帯域を確保できるプランがあるのが特徴です。
- 対象企業規模:全ての規模に対応
- 提供形態:サービス / その他
- 価格:初期費用200,000円、月額32,000円~
- 対応機能:ー
セキュアアクセスサービス by SSL-VPN の比較ポイント
- リモートアクセス環境を低コストでスピーディーに準備
- 自宅や出張先から社内サーバーへのリモートアクセス
- 最新の暗号化技術によるセキュアな通信環境を実現
株式会社シーイーシーが提供する「リモートアクセスサービス」はSSL-VPNサービスをユーザー単位の従量課金制で利用できます。利用規模に応じてオンプレミス、クラウド型での導入が選べ、コストを抑えて最適なサービスが受けられるでしょう。
- 対象企業規模:従業員50名以上5,000名未満、売上10億円以上1,000億円未満
- 提供形態:
クラウド/SaaS/サービス/オンプレミス/ハードウェア/アプライアンス
- 価格:初期費用40,000円~、月額500円~/ユーザー
- 対応機能:SSL-VPN
VPNを比較表で選ぶ
以下の比較表で上記のVPN製品をまとめました。ぜひ比較検討にご利用ください。
製品名 |
企業規模 |
提供形態 |
価格 |
対応機能 |
NGN-VPNセキュアアクセスサービス |
全ての規模に対応 |
サービス |
別途お問い合わせ |
IP-VPN、IPsec-VPN |
FortiGate |
全ての規模に対応 |
ハードウェア / アプライアンス |
別途お問い合わせ |
IPsec-VPN、SSL-VPN |
VPN |
100名以上 |
サービス |
別途お問い合わせ |
IP-VPN、IPsec-VPN、SSL-VPN、レイヤ2-VPN |
ビジネスセキュリティ(VSR) |
全ての規模に対応 |
オンプレミス |
別途お問い合わせ |
IP-VPN、IPsec-VPN、SSL-VPN、レイヤ2-VPN |
ARTERIA光 専用線アクセス |
全ての規模に対応 |
サービス / その他 |
別途お問い合わせ |
ー |
リモートアクセスサービス |
50名以上 5,000名未満 |
クラウド / SaaS / サービス / オンプレミス / ハードウェア / アプライアンス |
月500円~ |
SSL-VPN |
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VPN導入に失敗しない選び方
企業向けVPNを比較検討する際に注意すべきポイントを3つ解説します。
インターネットVPNかIP-VPNか
VPNは複数の種類からなり、使い方に応じてそれぞれ適したものを使わないとせっかくの高度なセキュリティ性やその利便性が活かされません。VPNの種類と主な特徴はつぎのとおりです。
- インターネットVPN
- インターネット環境にトンネルを作ってプライバシーを保護する。導入のハードルが低く、安価であることが多い。
- IP-VPN
- インターネット環境とは別の閉鎖的なネットワークを利用する。コストは高めだがセキュリティ強度も高い。
インターネットVPNの場合は費用が安い分、基本的にすべて自社で管理しなければなりません。そのため、社内に専門知識のあるスタッフが必要になります。対して、IP-VPNではベンダーの支援を受けられることが多く、手厚いサポート体制を強みとしているサービスもあります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、まずどういった目的でVPNを導入したいのかを明確にしておきましょう。そのほか、セキュリティレベルやベンダーの信頼性も確かめておくことをおすすめします。
なお、VPN機能以外にもファイアウォールなどの機能を備えた総合的なセキュリティ対策製品(UTM)もあります。より強固なセキュリティ体制を構築したい場合は、それらの製品も視野に入れるとよいでしょう。
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サポート体制は充実しているか
ベンダーのサポート体制を確認する場合は、以下のようなサポートの有無に注意しましょう。
- ■サポート対応時間
- ■サポート可能範囲や対応方法
- ■分かりやすいマニュアル
- ■死活監視サービス、オンサイト保守サービス、トラフィックレポート、障害発生通知の有無
- ■問題の切り分けから対策までまとめて頼めるか
自社にとって最も適切なサポート内容を選びましょう。
使用する端末に対応しているか
テレワークの導入が進み、今やスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスに対応したVPNサービスであることは必須でしょう。なお、AndroidやiPhoneの場合、端末設定のみでVPNに接続できるよう作られていますが、各ベンダーが使用する通信規格(プロトコル)によってはVPNアプリのインストールが必要になる場合もあります。導入を検討しているVPNサービスが対応するOSやアプリの有無も事前に確認しておきましょう。
日本製・海外製VPNの比較
日本製と海外製のVPNの違いを、機能や安全性、サービスの観点から解説します。
海外製の方が歴史がある
VPNサービスの歴史が浅い日本と比較し、海外のVPN製品は高機能の傾向があります。たとえば、以下のような特徴があります。
- ■通信速度が速い
- ■キルスイッチ(VPN接続が切れると自動で通信を切断する)機能搭載
- ■暗号化が高度
- ■規制の厳しい国でも利用しやすい
- ■接続先として選択可能な国が多い
また、海外のVPNサービスでは日本サーバのユーザーが少なく、空いている傾向にあります。そのため、混雑による速度低下を起こしにくいでしょう。
このように、使いやすさでは海外VPNのほうが比較的優れている点もありますが、基本的に英語で手続きや操作をすることになるため、不便に感じる可能性もあります。
日本製の方が使いやすい場合がある
日本製VPNサービスの利点はつぎのとおりです。
- ■大手セキュリティ企業が提供運営元のため信頼できる
- ■日本語の情報が豊富なので扱いやすい
これらはあくまで一例で、大切なのは個々の製品をよく吟味することです。最初から決めつけるのではなく、広い視野を持って製品を検討したほうがよいでしょう。
自社に合ったVPNを導入して最適な環境を構築しよう!
VPNを導入することで安全性の高い環境を構築できます。セキュリティ強度やサポート体制、端末への対応を確認して製品を比較しましょう。