無料で使えるVPN
まずは無料プランのあるVPNを紹介します。知名度や実績の高いVPNサービスを選びましょう。
TunnelBear
TunnelBear Inc.が提供する「TunnelBear」は、世界中で利用できる人気のVPNアプリです。Mac、Windows、Android、iOSといったさまざまな端末で使え、設定が簡単なだけでなく、利用者のログを残さないなど、ユーザーのプライバシーやセキュリティ体制にも定評があります。無料プランは月500MBまで利用でき、有料プランは通信量に制限がなく月額制の場合3.33ドル、2人以上のユーザーの利用がある企業向けのプランでは、月額5.75ドル(1ユーザー)です。
HideMe
「HideMe」はeVenture Ltd.が提供する回線速度の速さとプライバシー保護を特徴とするVPNです。「TunnelBear」と同じくMac、Windows、Android、iOSと多くの端末で利用でき、ログを残さないので安心して利用できます。無料プランは月10GBまでと通信量は多めです。そのほかの有料プランは通信量無制限で、月額制の場合12.95ドル、年契約の場合は99.95ドル、2ヶ月無料のついたお得な2年プランも人気です。
ProtonVPN
Proton Technologies AG社が提供する「ProtonVPN」はセキュリティに焦点を当てて設計されたVPNです。無料プランは日本、アメリカ、オランダの3カ国サーバのみで、使用できるデバイスがひとつだけといった制限があります。有料プランはベーシックプランが月額4ユーロ、プラスプランが月額8ユーロで、使用可能なデバイスの数が増えます。有料プランにすると、通信速度やセキュリティ強度が向上します。
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無料トライアルが可能なVPN
次に、無料トライアルができる国産VPNを紹介します。
MillenVPN
「MillenVPN」はアズポケット株式会社が提供している世界中の1300台以上のVPNサーバーを利用できるVPNアプリです。Windows、macOS、iOS、Androidに対応し、インストールするだけで簡単に利用できます。また転送量無制限で利用できるだけでなく、金融機関レベルの256ビットAES暗号化により高いセキュリティ下でVPNを使えます。利用料は月額880円からで、30日間の返金保証があります。
セカイVPN
株式会社インターリンクが提供する「セカイVPN」は、IP共有型のVPNサービスです。世界10か国にあるVPNサーバを利用し、各国のIPアドレスでインターネットサービスやコンテンツにアクセスできます。月額1,100円とシンプルな料金プランで、転送量は無制限。1つの契約で最大3台まで同時接続が可能です。なお、最大2ヶ月間の無料体験ができます。
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無料VPNの危険性とは?
無料VPNはよく安全性が心配されます。具体的にどのような危険性があるのでしょうか。データの悪用やサイバー攻撃などの点において解説します。
無料VPN管理者によるデータ悪用の可能性
VPNベンダーが通信内容を第三者に販売している可能性があります。たとえば、以下の情報が売られる可能性が考えられます。
- ■画像や音声データ
- ■端末やアプリの履歴
- ■ID(アカウント)に関する情報
- ■Wi-Fi接続情報
- ■アプリ内購入情報(クレジットカード情報など)
VPNは、本来これらの情報を第三者に知られないために利用するものです。しかし無料のVPNではその目的を果たせない可能性があります。
無料VPNの脆弱性を狙ったサイバー攻撃の可能性
無料VPNはセキュリティ上の脆弱性を抱えています。たとえば、無料VPNの利用により以下のような形で犯罪に巻き込まれる可能性があります。
- 通信が暗号化されていない場合がある
- 第三者に情報を盗み見られる
- 犯罪者が利用するケースが多い
- 犯罪者と同じサービスを利用することで疑いをかけられるリスクがある
VPNベンダーの悪意による被害だけでなく、第三者からの攻撃を受ける可能性についても知っておきましょう。
無料VPNのデメリットとは?
上述した危険性以外にも無料VPNにはデメリットがあります。無料VPNは利用者が多いため、ネットワーク回線がいつも混雑しており、通信速度が遅かったり、接続が途中で途切れてしまったりすることもあります。
また、ダウンロードやデータ量に制限があるケースがあるため、高頻度でデータを大量に扱いたい場合には不向きでしょう。
有料VPNのメリット・デメリット
それでは、有料のVPNにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット:通信速度や性能が安定している
有料のVPNを提供しているベンダーは、無料VPNより性能が高い傾向にあります。具体的には次のような点で優れています。
- ■通信速度が速い
- ■暗号化などのセキュリティが強固
- ■通信量の制限が緩い、あるいは無制限
- ■操作しやすい設計
有料VPNのほうが、より快適さと安全性に優れているといえるでしょう。ただし、実際に使ってみなければわからないことも多くあります。無料お試し期間を利用するなどして、操作性や速度を確認してみましょう。
デメリット:中国での利用が制限される場合がある
有料VPNは世界中の国で利用できる製品が多いですが、中国では利用できないことが少なくありません。中国ではインターネット規制が厳しくなり、国内からアクセスできないサイトが数多くあります。未認可のVPNはすべて排除する方針を打ち出し、それが広がりつつあります。
旅行や出張で中国から有料VPNを利用したい場合は、中国国内からアクセスできるサービスか確認しましょう。
そのほかITトレンドが厳選した法人向けVPN製品について、こちらで特徴の比較や選び方を紹介していますのでぜひ参考にしてください。
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安心できる提供会社のVPNを利用しましょう
無料VPNや、無料VPNの危険性、有料VPNのメリット・デメリットについて解説しました。無料VPNは費用をかけずに利用できますが、ベンダーに情報を悪用される恐れや、セキュリティの脆弱性により犯罪に巻き込まれる可能性があります。サービスについてしっかりと情報収集し、安心して使えるVPNを選びましょう。