Webコンサルティングで依頼できる内容
ひとくちにWebコンサルティングといっても、扱う範囲は会社によって違います。まずは、どんな相談ができるのかを整理しておきましょう。
現状を調べて課題を整理する
最初に行われるのは、今の状態を調べる作業です。アクセス解析の数値を見て、どのページにどれだけの人が来ていて、どこで離れているかを確かめます。検索でどんな言葉から来ているか、競合のサイトがどんな内容を載せているかも調べます。
そのうえで、事業の目標と照らして課題を整理します。訪問者を増やすべきなのか、来た人が申し込みに進む割合を上げるべきなのかで、打つ手は変わります。何を目指すのかを先に決めることが、この工程の目的です。
改善の計画を立てて実行を支える
課題が整理できたら、どの順番で何を行うかの計画を立てます。ページの内容を書き直す、検索から来やすいように整える、広告の出し方を変えるなど、施策は複数あります。効果と手間を見て、優先順位を決めていきます。
実行の部分をどこまで任せられるかは、依頼先によって違います。助言だけを行う形もあれば、記事の作成や広告の運用まで引き受ける形もあります。自社でどこまで手を動かせるかによって、適した相手は変わります。
結果を確かめて次につなげる
施策を行った後は、数値の変化を確かめます。訪問数、申し込みの件数、検索での表示のされ方などを見て、狙いどおりに動いたかを判断します。想定と違った場合は、原因を調べて次の手を考えます。
報告の頻度や形式は、契約の内容によって決まります。月に1回の報告会があるのか、資料だけが届くのかで、社内での共有のしやすさも変わります。誰が報告を受け、社内にどう伝えるかを決めておきましょう。報告の内容が担当者だけにとどまると、社内での改善は進みにくくなります。
Webコンサルティングを利用するメリット
外部に相談する利点は、作業を任せられることだけではありません。判断の材料や、社内の進め方にも関わります。3つの角度から整理します。
社内に知見がなくても着手できる
Webの改善には、検索の仕組み、広告の運用、アクセス解析の読み方など、幅広い知識が必要です。これらを社内で一から身につけるには時間がかかります。専門の会社に相談すれば、今の状況にあわせた進め方をすぐに検討できます。
担当者が他の業務と兼任している場合ほど、効果を感じやすくなります。何から手をつければよいかがわかるだけでも、手探りで進める時間を減らせます。社内で判断がつかない場面の相談先ができる点も利点です。
外部の目で課題を見つけられる
自社のサイトは、社内の人にとっては見慣れたものです。説明が足りない箇所や、わかりにくい導線に気づきにくくなります。外部の目が入ることで、利用者の立場から見た問題点が見えてきます。
あわせて、他社の事例をふまえた助言を受けられる場合もあります。同じ業種で何が行われているかを知ると、自社の位置づけを判断しやすくなります。ただし、他社でうまくいった方法が自社にもあうとは限らないため、条件の違いも確かめましょう。
社内の合意を得やすくなる
改善には、費用や人手が必要です。社内で予算を通すには、なぜその施策が必要かを説明しなければなりません。数値と根拠を整理した資料があれば、経営層や他部門への説明を進めやすくなります。
担当者一人の意見として伝えるより、調査にもとづく提案として示すほうが、議論の土台がそろいます。優先順位の理由も説明できるため、あれもこれもと要望が広がる状態を避けられます。社内を動かすための材料としても役立ちます。予算の承認を得やすくなれば、改善に着手するまでの時間も短くなります。
依頼する前に確かめたい注意点
依頼すれば成果が出るわけではありません。期待とずれが生じないよう、次の点を押さえておきましょう。
費用と契約期間を確かめる
料金は、月ごとの固定額で契約する形が多くあります。調査だけを単発で依頼できる形もあります。契約の最低期間が定められている場合もあるため、途中でやめられるかも確認しましょう。
費用を比べるときは、何が含まれているかを確かめることが重要です。助言だけなのか、記事の作成や広告の運用まで含むのかで、金額の意味は変わります。広告を出す場合は、その出稿費が別にかかる点も押さえておきましょう。
成果が出るまでに時間がかかる
検索からの訪問を増やす取り組みは、実行してすぐに数値が動くとは限りません。数か月単位で様子を見る必要がある場合もあります。短期間で結果を求めると、判断を誤る恐れがあります。
また、数値が動かない原因は一つとは限りません。施策の内容だけでなく、市場の状況、競合の動き、季節による変動なども関係します。何をもって成果とするかを、契約の前に話し合って決めておきましょう。
自社側の対応も必要になる
依頼したからといって、社内の作業がなくなるわけではありません。自社の事業や商品について説明する場面、提案の内容を確認して判断する場面は必ず生じます。窓口となる担当者を決めておく必要があります。
確認や決定が遅れると、施策の実行も止まります。誰がどこまで判断できるのかを社内で整理しておきましょう。担当者を1人に固定せず、状況を複数人が把握できる体制にしておくと、担当者の不在時にも進められます。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でWebコンサルティングの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
依頼先を選ぶときの確認項目
得意な分野は会社によって違います。任せたい範囲と、進め方という2つの点から確認しましょう。
自社の目的にあう分野が得意かを確かめる
検索からの流入を増やすことが得意な会社、広告の運用が得意な会社、サイトの作り替えが得意な会社と、強みは分かれます。まず自社が何を目指すのかを決め、それにあう相手を探しましょう。目的があいまいなまま相談すると、提案の良し悪しも判断できません。
過去に扱った事例を確かめる方法もあります。同じ業種の経験があるか、自社と近い規模の会社を担当したことがあるかを聞いてみましょう。ただし、事例の数だけで判断せず、提案の中身が自社の状況にあっているかを見ることが重要です。
報告と連絡の進め方を確かめる
誰が担当するのか、その人と直接やり取りできるのかを確認しましょう。提案の場に出た人と、実際に担当する人が違う場合もあります。連絡の手段や、返事までにかかる時間の目安も聞いておくと安心です。
報告の内容も確かめておきたい点です。数値だけを並べた資料なのか、そこから何を読み取り次に何をするかまで示されるのかで、活用のしやすさが変わります。契約前に、報告書の見本を見せてもらう方法もあります。専門用語が多い資料は、社内で共有しにくい点にも注意しましょう。
Web施策の相談先となるコンサルティングサービス
集客やコンテンツ制作、ブランディングなど、依頼する内容にあわせて検討できるサービスを紹介します。
BtoBマーケティング支援 (株式会社才流)
- 顧客・競合理解に基づいた戦略と施策の設計。
- 施策実行からPDCA、体制構築まで一気通貫で伴走。
- BtoBマーケティングの独自メソッドとテンプレートを活用。
ルーシーのコンテンツマーケティング支援 (株式会社ルーシー)
- コンテンツマーケティング支援の重点事項
- バズ部を運営するメディア
- AI検索対応の超高速CMSサイト制作
アユダンテ (アユダンテ株式会社)
- 経験豊富なコンサルタントによる本格的なSEO。
- Google認定SSGTM導入支援とデータ基盤進化
- SERPsMAXでAI時代の検索最適化
リスキーブランド (株式会社リスキーブランド)
- 2001年創業、ソニーと大手コンサル出身者が設立。
- 顧客体験を最適化し、不可欠なブランド創出を支援
- グローバル品質と正しい心に従う勇気を重視
Webコンサルティングに関するよくある質問
依頼を考えるときによく寄せられる疑問をまとめました。社内で話し合う際の参考にしてください。
- Q1: 制作会社に頼むのとどう違いますか?
- 制作会社は、サイトを作ることが中心の役割です。コンサルティングは、何を目指し何から手をつけるかを整理する部分を担います。両方を手がける会社もあるため、依頼したい範囲を伝えたうえで確認しましょう。
- Q2: 小さな会社でも依頼できますか?
- 調査や助言だけを単発で受けられる形もあり、規模にかかわらず相談できる場合があります。まずは自社の目的と、かけられる予算の範囲を整理しておきましょう。複数の会社から提案を受けて比べることが重要です。
- Q3: どのくらいの期間、契約するのが一般的ですか?
- 取り組む内容によって変わります。検索からの流入を増やす取り組みでは、数か月から1年程度の期間で見ることが多くあります。短期の契約が可能かどうかも含めて、事前に確認しましょう。
- Q4: 成果が出なかった場合はどうなりますか?
- 契約の内容によって扱いが異なります。何を成果とするかを事前に決め、達成できなかったときにどうするかを契約書で確かめておきましょう。数値の変動には複数の要因が関わるため、評価の方法も話し合っておくことが重要です。
まとめ
Webコンサルティングには、社内に知見がなくても着手できること、外部の目で課題を見つけられること、社内の合意を得やすくなることというメリットがあります。一方で、費用と契約期間、成果が出るまでの時間、自社側の対応という点も押さえておく必要があります。まずは自社が何を目指すのかを決め、それにあう依頼先を複数比べましょう。資料請求を活用してみてください。

