eFERECとは
ネットワーク内部のエンドポイントから行われるアクセスを制御する、
次世代ネットワークアクセス管理システム「eFEREC」は、ユーザー単位での利用者認証や、
アクセス制御、ログ収集のアプローチで基幹ネットワークを守ります。
ユーザー認証の他、ユーザーごとにグルーピングし、利用可能な領域を限定することも可能です。
導入方法は既存環境に設置するだけで完了です。
運用もシンプルで手軽に高機能なアクセス管理をすぐに実現することができます。
eFERECの強み
●多様な認証方式に対応
RADIUS認証やLDAP認証用の外部サーバを指定する以外に「eFEREC」本体内に、
ユーザー名やパスワードを登録してゲスト対応可能な認証をご用意しております。
LDAP指定では「Active Directory」も指定可能です。合計5個の外部サーバを指定できます。
●柔軟なアクセス制限
部門や職位などに合わせて、ユーザーごとに利用可能なネットワークアクセスの範囲や、
権限を柔軟に制限することができます。
特定のサーバへのアクセスを禁止する等、いわゆるACL相当の指定が可能です。
●運用管理の負荷を軽減
既存環境にそのまま設置するだけで、高機能なアクセス管理を実現できます。
設定や運用もシンプルなので、ネットワーク管理者の業務負荷を軽減することができます。
●柔軟なユーザー数に対応(最大同時接続クライアント数)
エントリーまたは小規模なサイトでの利用時に有用な128ユーザーライセンス、
また、大規模なキャンパス等でのアクセスポイントでの利用時には512ユーザーライセンスを提供しております。
なお、128ユーザーから512ユーザーへのライセンスアップも可能です。
eFERECでできること
■SAML認証機能
「eFEREC」の既存のCaptive Potalによる認証に加えてIdPによる認証が可能となる機能です。
SAMLによって「eFEREC」にログインすると、連携している他のSP(WEBサービス)には、
SSO(シングルサインオン)でログインできるようになります。
■WEB認証画面および認証後リンク先
ユーザー認証画面のカスタマイズやログイン成功・失敗後のジャンプ先等の指定が可能です。
なお、各画面はCSSによりカスタマイズが可能です。
またログイン画面ではプルダウンで日本語・英語の選択が可能ですが、テキスト部分については多言語の設定も可能です。
■ネットワーク対応・IPv4&IPv6対応・VLAN対応
IPv4ネットワークの枯渇が叫ばれて時間が経ちますが、徐々にIPv6のネットワークも利用されてきています。
ネットワークの接続方式が「ブリッジ」では、IPv4のみ、もしくはIPv4/IPv6併用のネットワークでご利用いただけます。
「NAPT」では、IPv4のみご利用いただけます。
認証対象のVLAN-IDの設定や、eduroam対応等特定のVLANをパススルーする設定も可能です。
■1年間のライセンスおよびセンドバック保証
「eFEREC」本体価格には、1年間のセンドバック保証と1年間のライセンスが含まれています。
次年度以降は、年間ライセンス保証により1年間のセンドバック保証と1年間のライセンスが含まれています。