顧問紹介サービスの市場規模は?
顧問紹介サービスは、経営課題に合う経験者や専門家を、顧問として企業に紹介するサービスです。顧問紹介サービスに限った市場規模は、公開されている統計や調査会社の発表では確認できません。外部から人材を確保する分野では、厚生労働省の速報によると2024年度の民営職業紹介事業所の手数料収入は約9,835億円で、前年度比17.6%増でした。人材紹介の手数料の規模で、顧問紹介サービスそのものの数字ではありません。
出典:厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」(2026年3月31日)
ITトレンドには、顧問紹介サービスとして14製品が掲載され、提供企業も12社です。そのうちITトレンドから資料請求できるのは2製品で、残る12製品は情報のみの掲載です。顧問紹介サービスの仕組みや活用場面については、顧問紹介サービスとは?仕組みや活用場面、選び方をわかりやすく解説をご覧ください。
ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、顧問紹介サービスの動きを見ていきます。
ITトレンドに掲載されている主な顧問紹介サービス
まずは、ITトレンドに掲載されている顧問紹介サービスを紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点の顧問紹介サービスは顧問やプロ人材を紹介し、継続的に支援するサービスが14製品中9製品を占めます。資料請求ランキングの1位はエキスパートハブ、2位はProShare(プロシェア)で、どちらも経験豊富な人材が経営や事業の課題解決を支援します。顧問の紹介のほか、スポット相談や税理士の紹介など、関わり方の違うサービスが並ぶ点が特徴です。
次の図は、掲載されている製品のうち主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。
| 製品名 | 提供企業 | 資料請求 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| エキスパートハブ | 株式会社Saleshub | できる(1位) | 上場企業の役員経験者クラスを顧問に迎えられ、紹介報酬は採用時のみ発生する。 |
| ProShare(プロシェア) | 株式会社パソナJOB HUB | できる(2位) | プロフェッショナル人材が、伴走型で経営・事業の課題解決を支援する。 |
| HiProBiz | パーソルキャリア株式会社 | 情報のみ掲載 | 事業経験豊富な専門家を、アドバイザーや監査役、経営顧問などとして紹介する。 |
| PRODOR | 株式会社東京海上日動キャリアサービス | 情報のみ掲載 | 経営課題に合うプロ人材を紹介し、メンターのフォローや賠償責任保険も備える。 |
| マイナビ顧問 | 株式会社マイナビ | 情報のみ掲載 | 業界別に専門性の高い顧問を、短期間からマッチングする。 |
| ビザスクpartner | 株式会社ビザスク | 情報のみ掲載 | 業界有識者の知見を、業務委託で必要な期間・頻度だけ活用できる。 |
| 顧問名鑑 | 株式会社顧問名鑑 | 情報のみ掲載 | 大手・上場企業OBの知見と人脈で、中堅・ベンチャー企業を支援する顧問マッチング。 |
| コンパスシェア | アクシスコンサルティング株式会社 | 情報のみ掲載 | 現役コンサルタントに、経営・事業の課題を1時間単位からオンラインで相談できる。 |
| POD | ランサーズ株式会社 | 情報のみ掲載 | フリーコンサルタントと企業の案件をマッチングするサービス。 |
| SHIRIIZE | hiqers株式会社 | 情報のみ掲載 | 業種やフェーズに応じた税理士を無料で紹介し、トライアル契約で相性を確かめられる。 |
※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっている顧問紹介サービスは、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年の顧問紹介サービス市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている14製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.顧問・プロ人材の紹介が中心、契約の形はさまざま
掲載14製品のうち9製品は、顧問やプロ人材を紹介し、継続的に経営を支援するサービスです。エキスパートハブは紹介報酬が採用時のみ発生し、ビザスクpartnerは業務委託で必要な期間・頻度だけ活用できます。PRODORのように、メンターのフォローや賠償責任保険を掲げるサービスもあります。紹介される人材だけでなく、契約の形や支援の体制にも違いがあります。
2.スポット相談やフリーコンサル向けなど、使い方の違うサービスも
残る5製品は、使い方が異なるサービスです。コンパスシェアとビザスクliteは、専門家に1時間単位で相談できるスポット型です。PODなど2製品はフリーコンサルタントに案件を紹介するサービスで、人材側の利用も想定しています。ほかに、税理士の紹介に絞ったサービスも1製品あります。
3.資料請求できるのは2製品、同じ会社のサービスも
ITトレンドから資料請求できるのは、エキスパートハブとProShare(プロシェア)の2製品です。レビューはまだなく、導入後の評価を比べられる段階にはありません。提供企業は12社で、パーソルキャリアとビザスクは2製品ずつ掲載しています。情報のみ掲載のサービスも含めて、契約の形や支援の範囲から見比べる段階といえそうです。
どれを選ぶべき?目的別のおすすめ
- ■経験豊富な顧問から、経営や事業の継続的な支援を受けたい企業
- エキスパートハブ / ProShare(プロシェア) / HiProBiz
- ■必要な期間や頻度だけ、専門家の知見を活用したい企業
- ビザスクpartner / マイナビ顧問
- ■まずは1時間単位で専門家に相談したい企業
- コンパスシェア / ビザスクlite
顧問紹介サービスは、支援を受ける期間や頻度によって合うサービスが変わります。継続的な顧問契約か、短期・スポットの相談かを決めておくと選びやすくなります。
掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点
- ●情報のみ掲載のサービスはITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
- ●資料請求できるのは2製品で、レビューもまだない
- ●フリーコンサルタント向けの案件紹介など、人材側の利用を想定したサービスも含まれるため、企業向けの内容かを確かめる
掲載製品の顔ぶれは、どんな種類のサービスがあるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、解決したい課題の分野や、顧問契約・業務委託・スポットといった契約の形に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合う顧問紹介サービスを比較検討しよう
この記事では、ITトレンドに掲載されているサービスの顔ぶれから、顧問紹介サービスの市場の様子を紹介しました。気になるサービスは資料請求して一覧で比較し、自社の課題に合う人材を紹介してもらえるかを確かめてみてください。
以下の記事では、顧問紹介サービスを比較し、活用のメリットや選び方も紹介しています。あわせてご覧ください。

