シグネチャの存在しない未知の攻撃も防御
一般的にマルウェアやエクスプロイト(脆弱性を利用した攻撃をするためのスクリプトやプログラム)は、メタデータや空ビットスペース、マクロ等、ユーザがファイルを開いても気づきにくいところに潜むと考えられてきましたが、最近では攻撃がますます巧妙化し、簡単に削除できる要素とは異なる箇所にもマルウェアが埋め込まれるようになってきました。
そのため、従来のパターンマッチングやシグネチャベースの製品、または低レベルの無害化のみを実施する製品はと違って、Votiro Secure File Gatewayはこれらのデータ領域をチェックし、ファイルを操作するために不要なデータ部分を削除、あるいは意味のない情報を埋め込むことによって、攻撃用の実行ファイルを無害化します。
Votiro Secure File Gatewayは悪意の有無にかかわらず、すべての対象ファイルを無害化します。シグネチャの存在しない未知の攻撃も防御すると同時に、パターン更新や誤検知からの解放も実現します。すなわち、組織外から持ち込まれるファイル等に潜むマルウェアをすべて無害化することにより、巧妙な標的型攻撃による情報漏えいを防ぎます。
あらゆる経路からの侵入をブロック
ウェブ、メール、ファイルアップロードなど企業のあらゆるファイルの入口にクライアント(コネクタ)を配置することで、Votiroの刷新されたアーキテクチャによりファイルの高速な無害化が可能になります。
特にコラボレーションツールやビジネスアプリケーション等と連携することで、ファイルを受け取ったユーザは危険性を意識せずに、安心して安全にファイルを開くことができます。
豊富な導入実績と評価
Votiro Secure File Gatewayの開発元であるVotiro社のVotiro Disarmerは46都道府県における750以上の自治体および、金融・医療機関、生損保会社、放送局等多くの一般企業にも導入実績があります。
また、Interop Tokyo 2023(2023年6月14~16日開催)において、マルウェアが組織内に拡散するリスクを気軽に低減できる点が評価され、Best of Show Award セキュリティ(ランサムウェア対策)部門 準グランプリを受賞しました。