【クラウド対応】ウイルス対策ソフト比較
まずは、クラウドに対応しているウイルス対策ソフトを紹介します。
《AppGuard Solo 》のPOINT
- 既知・未知関係なくマルウェアの感染プロセスを無効化
- 定義ファイル不要の 「OSプロテクト型」
- PCへインストールするだけで 「簡単」にマルウェアを封じ込め
大興電子通信株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。マルウェアを検知して無害化するのではなく、OSの防御を重視して脅威に対抗します。OSのプロテクトを目的としており、多層防御のようなウイルスのすり抜けが発生しません。コアエンジンの容量が小さいため、パソコンに負担をかけることなく快適に動作します。セキュリティ情報の更新やAIエンジンのアップデートなども必要ありません。
《Cisco Secure Endpoint》のPOINT
- XDR機能によりセキュリティ全体を最適化
- 専任チームCiscoTalosが24時間体制で脅威に対処
- すべてのエンドポイントの状況をリアルタイムに可視化
シスコシステムズ合同会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。ウイルス対策やスパイウェア対策を実施します。保護対象デバイスをすべて一括管理できるため、担当者の負担が大きくなりません。エンドポイントで何が起こったのかリアルタイムで確認することが可能です。
AppGuard Small Business Edition (SBE)
製品・サービスのPOINT
- AppGuard Enterpriseと同様に集中管理型
- 標準設定のプリインストールで導入コストの圧縮と期間短縮を実現
- テレワークやモバイルPCを強力に保護
大興電子通信株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。OSプロテクト型で、OSへのマルウェア侵入を未然に防止できます。アプリケーションは安全なもののみ起動させます。ダウンロードフォルダなど、マルウェアが隠れやすそうなアプリケーションは起動させません。これにより、未知の脅威にも対応しユーザーを保護します。
製品・サービスのPOINT
- PC1台から導入可能
- 全デバイス一括管理機能で内部統制を強化
- Mac OSやスマホ・タブレットにも対応
トレンドマイクロ株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。ウイルス対策だけでなく、スパイウェアやフィッシング・スパムへの対策も実施することが可能です。導入はログインIDとパスワードを設定して、インストールするだけ。スムーズな導入が実現します。
製品・サービスのPOINT
- PC最大25台・モバイル最大75台の合計100台まで契約可能
- マルウェア対策テストラボのAV-Testにて7回連続最高スコア獲得
- WindowsPCとAndroid端末で真価を発揮
マカフィー株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。パソコン最大25台、モバイルデバイス最大75台まで登録できます。年中無休で電話やチャットサポートを受けられるため、未経験でも安心です。第三者機関による検査を受けており、ウイルス検知度や脅威への対応スピードなどが優れています。
製品・サービスのPOINT
- 高度な機械学習技術で未知のマルウェアの振る舞いも検知・保護
- 危険なサイトへのアクセス歴や高度な脅威をグラフで可視化
- ランサムウェアによるファイルの暗号化防止機能付き
株式会社リューズが提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。外部からのマルウェア対策だけでなく、内部ネットワークから不正サイトに接続しようとするプロセスをブロックできます。ハッキングソフトなど、ビジネスの活用に不自然なツールの利用を防止することも可能です。専門家による導入サポートも受けられます。
《Windows Defender》のPOINT
- 悪意のある未知の攻撃や巧妙化している脅威に対応可能!
- 自動更新、手動でのスキャンやスケジュール設定が可能!
- Windows10、11に搭載済みなので、インストールの手間が不要!
日本マイクロソフト株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。Windows10・11に標準インストールされています。手動でウイルスチェックやスケジュール設定などを行えます。自社用にセキュリティ機能をカスタマイズすることも可能です。別のウイルス対策ソフトを利用する際、Windows Defenderは自動的に無効化されます。
《BlackBerry Protect》のPOINT
- 月額料金が1台450円!企業の要望に合わせた複数の料金プラン!
- AIの技術を最大限に活用した障害の検出、学習・分析機能!
- LANSCOPEと連携可能!原因把握~再発の防止まで一括対応!
ディープインスティンクト株式会社・エムオーテックス株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。AIによる機械学習機能を活用し、既知マルウェアの挙動パターンから、未知のマルウェアを検知・無害化できます。パソコンやモバイル端末に負荷がかからないため、快適に動作します。通常プランに加え、専門家に監視してもらえるプランや、初期設定・操作をサポートしてくれるプランなどが利用可能です。
《Endpoint Security》のPOINT
- 業界唯一のフレームワークによってセキュリティ環境を強化!
- 高精度の修復機能、アプリの動的隔離技術で迅速な対応が可能!
- 機械学習の機能を活用して、リアルタイムに脅威を検出する!
マカフィー株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。業界唯一のフレームワークを利用しており、最新のランサムウェアにも対抗できます。AIに不審な挙動パターンを学習させることで、マルウェアをリアルタイムに検知することも可能です。無料デモが用意されているため、事前にセキュリティ性能や操作性を確認できます。
《FortiClient》のPOINT
- 感染時の隔離を自動化!企業のコンプライアンスを自動で確立!
- ソフトウェアのライセンス管理まで一挙に実現!
- 導入・更新作業がリモートで完結!在宅ワークでもらくらく導入!
フォーティネットジャパン株式会社が提供するクラウド型のウイルス対策ソフトです。VPNのリモート接続や常時接続・自動接続を組み合わせて、ネットワーク内のセキュリティ性能を強化できます。イベント管理やメールアラートなど、一元管理を行うための機能も豊富です。
【オンプレミス型など】ウイルス対策ソフト比較
次に、オンプレミス型をはじめとするクラウド型以外のおすすめウイルス対策ソフトを紹介します。
Votiro Secure File Gateway
製品・サービスのPOINT
- シグネチャの存在しない未知の攻撃も防御
- あらゆる経路からの侵入をブロック
- 豊富な導入実績
株式会社アズジェントが提供するウイルス対策ソフトです。ウイルス対策とスパイウェア対策に対応しています。医療機関や放送局などの法人にも導入されています。パターンマッチングなどでマルウェアを排除するだけでなく、データ部分に無関係な情報を混ぜるなどして無害化することも可能です。
《ZEROウイルスセキュリティ》のPOINT
- 多くの企業が導入した実績、信頼がある!累計で2300社以上!
- 世界一の軽さが魅力!世界の第三者機関のテストで1位に輝く!
- Windows、Macなど4つのOSで利用することが可能!更新料も0円!
ソースネクスト株式会社が提供するセキュリティソフトです。契約更新料が不要で、一度購入すれば永久無料で利用できます。USBメモリデバイスの制御やインターネットの一時ファイル削除など、総合的なセキュリティ対策に役立つ機能も豊富です。低コストで高いセキュリティを誇り、安定して利用できます。
ESET Endpoint Protection Advanced
製品・サービスのPOINT
- 「ESET」の法人向け製品がまとめて導入できる!
- ESET全体で1.1億人、40万以上の法人が利用!
- セキュリティ管理を自動化できるオンプレミスコンソール!
イーセットジャパン株式会社が提供するウイルス対策ソフトです。一般的なウイルス対策だけでなく、スパイウェアやフィッシング・スパムへの対策も実施します。Webブラウザから利用できるなど操作性が高く、経験の少ないセキュリティ担当者でも扱いやすいでしょう。さまざまな観点からプログラムの挙動を分析するため、新種のマルウェアにも対応できます。
ウイルス対策ソフトの選び方
製品ごとにウイルス対策機能や価格、特徴は大きく異なります。自社にあうウイルス対策ソフトを見つけるための選定ポイントを解説します。
サポート体制が充実しているか
ウイルス対策ソフトは、初期設定でもある程度自動でマルウェアをチェックしてくれます。しかし、より高度なセキュリティを構築する場合は細かな設定をしなくてはいけないため、専門的な知識やスキルを持った人材が必要です。
しかし、自社でウイルス対策ソフト専門の人材を教育・採用するのは簡単ではありません。そのためウイルス対策ソフトを導入する際は、ベンダーによるサポートが充実している製品を選びましょう。メールや電話・チャットなど、どのようなツールでやり取りできるのか確認することが大切です。土日祝日にもサポートが受けられるかも調べておきましょう。
パソコンの動作は軽いか
ウイルス対策ソフトはバックグラウンドで常時稼働するため、パソコンのスペックによっては正常に動かない可能性があります。特に古いパソコンだと他システムの稼働を重くさせ、全体の業務工程に支障をきたしかねません。そのため、現状利用しているパソコンのスペックでもスムーズに稼働するよう、なるべく動作の軽快な製品をおすすめします。
特に最新のウイルス対策ソフトは、パソコンの要求スペックも高いため注意が必要です。導入の際は、自社の求めるセキュリティ機能とパソコンスペックのバランスがとれているか確認しましょう。
ウイルスの検知率は高いか
ウイルス対策ソフトでもっとも重視すべきなのが、ウイルスの検知率です。ウイルスの検知率が悪ければ、どれだけサポートが充実していようと、動作が軽快だろうと意味がありません。導入の際は、オーストリアのAV-Comparatives.orgやドイツのAV-Test.orgなど、専門的な第三者機関の検知率検査を受けている製品を選びましょう。
ウイルス対策ソフトは、検知力が高いほど優れています。しかし、未知のウイルスへの対抗力も無視できません。マルウェアは現在も新しいタイプが続々と誕生しており、既知のマルウェア対策では対応できないものも増えています。そのような新種のマルウェアに対抗するためにも、検知率が高く、頻繁にセキュリティ更新されている製品をおすすめします。
自社の従業員数やパソコンのOSに対応しているか
ウイルス対策ソフトは、対応OSの種類や従業員規模によって、料金やサポート内容・ライセンス台数が異なります。そのため導入の際は、自社パソコンのOSと従業員規模・希望するライセンス台数にあった製品を選びましょう。運用コストはMacOSよりもWindowsの方が低い傾向にあります。また料金は、運用年数やライセンス台数が多いほど安くなります。
ウイルス対策ソフトを比較して自社に適した製品の導入を
ウイルス対策ソフトは、企業の機密情報や個人情報を守るために不可欠なツールです。自社のセキュリティ環境や使用目的にあわせて最適な製品を選びましょう。比較ポイントは以下の通りです。
- ・サポートが充実しているか
- ・パソコンの動作は軽いか
- ・ウイルスの検知率は高いか
- ・自社の従業員数やパソコンのOSに対応しているか
ウイルス対策ソフトを比較して、自社に適したセキュリティソフト導入を進めてください。