クラウドセキュリティ設定診断とは
クラウドプラットフォーム内に存在するあらゆるリソースに対する設定が、
セキュアな状態になっているかどうかを診断することができるサービスです。
各クラウドプラットフォームが提供する、セキュリティサービスによる「自動診断」と、
弊社エンジニアによる「手動診断」を組み合わせて診断を行います。
診断結果は、「自動診断」「手動診断」とも弊社エンジニアが内容を確認した上で、
レポート(チェック内容・リスク・修正方法)にまとめ提出いたします。
さらに、診断後もセキュリティサービスを継続的に利用したいというお客様には、
オプションで「アドバイザリーサービス」もご提供しております。
クラウドセキュリティ設定診断の強み
●業界ベストプラクティス
本診断に用いるセキュリティサービスでは、「CIS」(Center for Internet Security)が提供する、
ベストプラクティスを用いてクラウド設定を確認しております。
「CIS」は米国の非営利団体であり、あらゆるITシステムやサービスの業界ベストプラクティスを提供しているため、
客観性の高い診断を行うことができます。
●低コスト
「AWS Security Hub」を用いた診断を実施することにより、低コストでクラウド設定を可視化することができます。
AWSの公式ドキュメントでは、たとえ大規模な組織であっても「AWS Security Hub」の利用コストは「$20/月」となっています。
●継続的な監視
お客様の環境上で「AWS Security Hub」を有効化して監視するため、「アドバイザリーサービス」により、
診断終了後も環境を削除しない限り、永続的にクラウド環境の設定を監視することができます。
セキュリティサービスの操作方法や、検出された新しいルールの対応方法が分からない等、
技術的な問題についてサポートいたします。
クラウドセキュリティ設定診断でできること
■IDとアクセス管理
・AWSアカウント管理の設定
・rootユーザーアカウントの権限管理の設定
・IAMパスワードポリシーの設定
・IAMユーザーの権限管理の設定
・IAMポリシーの権限管理の設定 など
■ストレージ
・S3バケットに対する暗号化の設定
・S3バケットポリシーの設定
・S3におけるMFAの設定
・EBSボリュームの暗号化の設定
・RDSインスタンスの暗号化の設定 など
■ロギング
・CloudTrailの有効化の設定
・CloudTrailで保存しているログファイルの設定
・AWS KMSの設定
・VPCのVPCフローログの有効化の設定 など
■モニタリング
・CloudWatchの設定
・AWS Security Hubの設定
■ネットワーク
・ネットワークACLの設定
・セキュリティグループの設定