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CPaaSおすすめ比較12選!選び方・機能・料金を徹底解説【2026年最新】

2026年05月28日 最終更新

CPaaSおすすめ比較12選!選び方・機能・料金を徹底解説【2026年最新】

顧客接点の多様化が進むなか、自社サービスやアプリケーションに柔軟なコミュニケーション機能を組み込めるCPaaSへの注目が高まっています。しかし、製品ごとに対応チャネルや連携方法、サポート体制が異なるため、自社の目的に合ったシステムを選ぶことが重要です。

この記事では、CPaaSの基礎知識から選び方、料金相場、そして最新のおすすめ製品を用途別4タイプに分けて詳しく解説します。

この記事は2026年5月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    CPaaS(Communications Platform as a Service)とは

    CPaaS(シーパース)とは、音声通話・SMS・ビデオ通話・チャットなどのコミュニケーション機能を、API(Application Programming Interface)を通じてクラウド上で提供するサービスのことです。

    自社で通信インフラを一から構築する必要がなく、必要な機能だけを既存のシステムやアプリケーションに組み込めます。そのため、開発工数の削減や迅速なサービス展開が可能です。

    近年は、顧客接点の多様化やオンライン対応の重要性が高まっており、企業の導入が進んでいます。

    UCaaS・CCaaSとの違い

    CPaaSと似た用語に、UCaaS(Unified Communications as a Service)やCCaaS(Contact Center as a Service)があります。これらはそれぞれ目的や提供形態が異なります。

    UCaaSは、ZoomやMicrosoft Teamsのように、社内コミュニケーションに必要な機能がパッケージ化されたサービスです。一方、CCaaSは、コールセンター業務に必要なルーティングや通話録音、顧客情報管理などの機能をクラウド上で提供するサービスを指します。

    これらに対しCPaaSは、通信機能を部品(API)として提供し、開発者が自社サービスやアプリに自由に組み込める点が大きな違いです。

    CPaaSでできること

    CPaaSを導入すると、以下のようなコミュニケーション機能をAPI経由で実装できます。

    • ●SMS送信(認証コードや予約リマインド、マーケティング通知など)
    • ●音声通話・IVR(自動音声応答システムやコールセンターの構築など)
    • ●ビデオ通話(オンライン診療や遠隔サポート、1対1の面談など)
    • ●本人確認(OTP:ワンタイムパスワードの生成・送信・検証)
    • ●メール送信(トランザクションメールや一斉配信など)
    • ●チャットボット(Webサイトやアプリ内での自動応答)
    • ●プッシュ通知(アプリユーザーへのリアルタイムな情報配信)
    • ●FAX/郵送(デジタルデータからの自動送信・発送)
    • ●フォールバック送信(主チャネルでの送信失敗時に、別チャネルへ自動で切り替えて再送する機能)

    CPaaSを比較・導入するメリット

    CPaaSを導入することで、開発や運用における負担を軽減しながら、顧客とのコミュニケーションを強化できます。ここでは、代表的な3つのメリットを解説します。

    開発工数を大幅に削減できる

    通信機能を自社でゼロから構築するには、サーバの準備や通信キャリアとの契約、複雑なプログラミングなど多くの労力と時間がかかります。CPaaSを利用すれば、あらかじめ用意されたAPIを活用して、高度な通信機能を効率的に実装可能です。

    これにより、開発期間を短縮し、エンジニアのリソースを自社のコアビジネスや独自機能の開発に集中できるようになります。

    マルチチャネルを一元管理できる

    電話、SMS、LINE、メールなど、顧客が利用するチャネルは多様化しています。CPaaSを導入すれば、複数のチャネルを単一のプラットフォームで管理しやすくなります。

    顧客の行動履歴や好みに応じて適切なチャネルでアプローチできるため、顧客満足度の向上や業務効率化につながります。

    従量課金でスモールスタートできる

    多くのCPaaSは、使った分だけ料金が発生する従量課金制を採用しています。初期費用や固定費を抑えやすく、小規模なテスト運用(PoC)から始めやすい点がメリットです。

    通信量が増加した場合も、ビジネスの規模にあわせて柔軟に運用しやすく、無駄なコストを抑えながら利用できます。

    CPaaSの4つのタイプ

    CPaaSを比較する際は、まず自社が何を実現したいのかを明確にし、用途に合うタイプを見極めることが重要です。CPaaSは大きく以下の4つに分類できます。

    ■SMS・認証特化型
    本人確認用のワンタイムパスワード(OTP)や、予約リマインド通知などを確実に届けたい場合に向いています。到達率が重視されるため、国内キャリアとの直接接続に対応したサービスが有力な選択肢です。情報システム部門のセキュリティ強化策としても適しています。
    おすすめのCPaaS(SMS・認証特化型)へジャンプ!
    ■音声・IVR特化型
    コールセンターの自動化や、問い合わせ対応における自動音声応答を構築したい場合に適しています。既存のCRMシステムと連携させることで、カスタマーサポート業務の効率化を図れます。
    おすすめのCPaaS(音声・IVR特化型)へジャンプ!
    ■ビデオ通話API型
    オンライン診療やオンライン商談、遠隔サポートなど、映像を伴うコミュニケーションをアプリやWebサイトに組み込みたい場合に適しています。低遅延や高画質、安定した通信品質が求められます。おすすめのCPaaS(ビデオ通話API型)へジャンプ!
    ■オムニチャネル統合型
    SMSやメール、チャットアプリなど複数のチャネルを組み合わせ、顧客ごとに最適な手段でメッセージを配信したい場合に向いています。マーケティング施策やカスタマージャーニーの設計にも活用できます。おすすめのCPaaS(オムニチャネル統合型)へジャンプ!

    CPaaSの選び方

    CPaaSは、提供ベンダーによって対応チャネルや得意領域、サポート体制が異なります。自社の用途に合わない製品を選ぶと、追加開発や運用コストが発生する恐れがあります。ここでは、導入前に確認したい5つの比較ポイントを解説します。

    対応チャネルの種類と拡張性

    導入時点で必要なチャネルに対応しているかに加え、将来的な拡張性も確認しましょう。たとえば現在はSMS認証のみが必要でも、将来的にマーケティング用途でLINEやWhatsAppを連携したくなる可能性があります。

    後から別システムを追加して連携させる手間を避けるためにも、必要に応じてチャネルを拡張できるプラットフォームを選ぶことが大切です。

    APIドキュメント・SDKの品質

    CPaaSはAPIを利用して開発するため、開発者向けのドキュメントやSDK(ソフトウェア開発キット)の充実度が実装スピードに影響します。

    JavaやPython、PHPなど複数言語のSDKが用意されているか、サンプルコードが豊富か、日本語のドキュメントが整備されているかを確認しましょう。APIが使いやすければ、開発工数の削減やトラブル対応の効率化につながります。

    日本キャリアへの到達率・国内対応

    SMSを利用する場合、メッセージが確実にユーザーへ届くかは重要な比較ポイントです。海外発のCPaaSでは、国際回線を経由することで、日本の通信キャリアのフィルターにより配信が制限されるケースもあります。

    本人確認や予約通知、督促など確実な連絡が求められる用途では、日本の4大キャリア(docomo、au、SoftBank、楽天モバイル)と直接接続(直収)しているサービスを選ぶと安心です。

    セキュリティ・認証取得状況

    CPaaSでは、顧客の電話番号や通話内容など機密性の高い個人情報を扱うため、セキュリティ対策の確認が欠かせません。ISO27001やSOC2、プライバシーマークなどの第三者認証を取得しているか、通信の暗号化に対応しているかを確認しましょう。

    自社のセキュリティ基準や業界要件を満たしているかを事前に確認し、安全に運用できる基盤を選定することが重要です。

    料金体系とサポート体制

    多くのCPaaSは従量課金制ですが、機能やチャネルごとに単価が異なります。想定利用量をもとに、月額費用や送信単価、通話料などを比較しましょう。

    また、運用中にトラブルが発生した際のサポート体制も重要です。日本語での技術対応や、日本時間でのサポートを受けられるかを確認しておくと、導入後も安心して運用できます。

    CPaaSの料金相場

    CPaaSの料金体系は、初期費用や月額固定費を抑え、利用した分だけ課金される従量課金制が一般的です。無料または低価格で始められるサービスも多く、小規模な検証から導入しやすい点が特徴です。

    料金の目安として、国内向けSMS送信は1通あたり6円~18円程度、音声通話は発信で1分あたり10円~20円程度です。ビデオ通話APIは、参加者1名につき1分あたり0.5円~3円程度で設定されているケースが多く見られます。

    また、発信元として専用の電話番号を取得する場合は、1番号あたり月額300円~1,000円程度の維持費が発生します。料金はチャネルや利用規模、オプション機能によって異なるため、自社の月間想定利用量をもとに各社へ見積もりを依頼しましょう。

    おすすめのCPaaS(SMS・認証特化型)

    ここからは、最新のCPaaSサービスを用途別の4タイプに分けて紹介します。まずは、本人確認や予約リマインド、督促通知など、SMS配信や認証用途に強みを持つCPaaSから見ていきましょう。到達率や国内キャリアへの接続品質、認証機能の実装しやすさを重視したい企業に適しています。

    KDDI Message Cast

    Supership株式会社(共同運営:KDDI株式会社)
    《KDDI Message Cast》のPOINT
    1. 国内網接続で高到達率を実現
    2. 初期費用無料で始めやすく、無駄のない料金設定
    3. 最大660文字のSMSとRCS(リッチコンテンツ)配信に対応

    Supership株式会社(共同運営:KDDI株式会社)が提供する「KDDI Message Cast」は、国内網接続により高いSMS到達率を実現する法人向けメッセージ送信サービスです。au・docomo・SoftBank・楽天モバイルに対応し、本人確認や予約通知、督促など幅広い用途で活用できます。初期費用・定額費用無料の従量課金制で始めやすく、RCS配信や24時間365日受付のサポート体制も特徴です。

    CPaaS NOW

    株式会社ネクスウェイが提供する「CPaaS NOW」は、SMS・メール・郵送・FAXなどの複数チャネルをAPIで連携できる国産CPaaSです。国内携帯キャリア直収のSMSや国内特化のメールサーバにより、高い到達率を実現。認証コード生成機能やFallback機能も備えており、メッセージ送信前後の業務を効率化できます。日本語サポートや24時間365日の監視体制が整っている点も特徴です。

    NTT CPaaS

    NTTドコモビジネスX株式会社が提供する「NTT CPaaS」は、SMS・Voice・メールなどの通信手段を統合提供するコミュニケーションAPI基盤です。SMS APIは到達率99%以上をうたい、国内キャリア直収による高品質な送信に対応。ノーコードのフロービルダー「Moments」により、オムニチャネルの顧客コミュニケーションも実装できます。二要素認証や予約通知、督促など幅広い用途に活用可能です。

    おすすめのCPaaS(音声・IVR特化型)

    続いて、音声通話やIVR(自動音声応答)、コールセンター業務の効率化に活用しやすいCPaaSを紹介します。問い合わせ対応の自動化や、既存CRMとの連携、通話品質を重視する企業に適したタイプです。

    AmazonConnect (アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)

    《AmazonConnect》のPOINT
    1. AIで全チャネルのコンタクトセンターを有効化
    2. 生成AI支援で問題解決を迅速化し、ACWを削減。
    3. AI分析・最適化機能でスーパーバイザーの能力を最大化

    Plivo (Plivo Inc.)

    《Plivo》のPOINT
    1. SMS/音声通話の送受信・制御API。
    2. 190カ国以上、1,600超のキャリア網と連携。
    3. 7万社以上の採用実績と高い信頼性・拡張性。

    Telnyx (Telnyx LLC)

    《Telnyx》のPOINT
    1. APIで世界中の通信インフラにアクセス
    2. SMS、音声、番号管理、認証を統合。
    3. 通信機能をアプリに組み込み可能

    おすすめのCPaaS(ビデオ通話API型)

    ここでは、ビデオ通話やリアルタイム配信をアプリやWebサイトに組み込みたい場合に適したCPaaSを紹介します。オンライン診療や遠隔サポート、オンライン商談、ライブ配信など、映像を伴うコミュニケーションを強化したい企業に向いています。

    SkyWay (NTTドコモビジネス株式会社)

    《SkyWay》のPOINT
    1. Webサイトやアプリに通話機能を組み込める開発ツール。
    2. Freeプランで50万接続と500GBの通信量を無料で利用可能。
    3. 国産エンジニアサポート付きリアルタイム通信PF

    Agora

    Agora, Inc.が提供する「Agora」は、低遅延のリアルタイム音声・ビデオ配信に強みを持つAPIプラットフォームです。AIノイズ抑制や大規模配信にも対応しており、ライブ配信・オンラインイベント・eラーニングなど、高品質な映像コミュニケーションが求められる用途に適しています。

    Daily

    Dailyが提供する「Daily」は、WebRTCをベースにリアルタイムのビデオ・音声通話をアプリやWebサイトへ組み込めるAPIプラットフォームです。ブラウザ上で利用しやすく、HIPAAやSOC2への対応、録画、リアルタイム文字起こしなどの機能も備えています。オンライン診療や遠隔サポートなど、ユーザーの導入ハードルを抑えたいサービスに適しています。

    おすすめのCPaaS(オムニチャネル統合型)

    続いて、SMS・音声・メール・チャットなど複数のチャネルを統合して活用できるCPaaSを紹介します。顧客ごとに適切なチャネルでメッセージを届けたい場合や、マーケティング施策・カスタマーサポートを横断的に強化したい企業に適しています。

    Twilio (Twilio Japan合同会社)

    《Twilio》のPOINT
    1. 数行のコードで通信機能を実現するAPI
    2. 10万社超の企業と1000万超の開発者が利用。
    3. 音声・メッセージ・認証・データ連携を統合。

    Infobip (インフォビップ合同会社)

    《Infobip》のPOINT
    1. 700以上の通信ネットワークと接続し、世界中で利用可能
    2. AIチャットボットで顧客対応を自動化
    3. 業界トップレベルのセキュリティとコンプライアンス認証

    Sinch

    Sinchが提供するCPaaSは、SMS・音声・メール・ビデオ・認証APIなど、幅広いコミュニケーション機能を提供するグローバル向けのプラットフォームです。600以上のキャリアとの直接接続を活かした大規模配信に対応し、到達率や信頼性を重視する企業に適しています。2025年のGartner Magic Quadrant for CPaaSでリーダーに選出されるなど、国際的な評価を得ている点も特徴です。

    CPaaS導入を成功させるためのポイント

    CPaaSの導入効果を高めるには、事前検証や運用体制の整備が欠かせません。ここでは、導入前に押さえておきたいポイントを解説します。

    PoC(実証実験)から始める

    CPaaSはAPIベースで柔軟に実装できますが、自社システムと連携した際に想定通り動作するかは事前に確認が必要です。まずは無料トライアルや低コストの従量課金を活用し、小規模なPoC(実証実験)から始めましょう。APIの使いやすさや開発難易度、SMSの到達率、通話品質などを確認しておくことで、本格導入後のトラブルを防ぎやすくなります。

    運用フェーズの保守体制を事前に整える

    導入後は、通信エラーへの対応やAPI仕様変更への追従、障害発生時の切り分けなどが必要になります。情報システム部門を中心に、社内の対応範囲やエスカレーションフロー、ベンダーのサポート窓口を事前に確認しておきましょう。運用体制を整えておくことで、安定したサービス提供につながります。

    部門横断で要件をすり合わせる

    CPaaSの導入では、APIを組み込む情報システム部門だけでなく、実際に利用するカスタマーサポート部門やマーケティング部門との連携も重要です。導入前に、解決したい課題や必要なチャネル、配信頻度、運用フローをすり合わせておくことで、自社に合う製品を選びやすくなります。

    CPaaSに関するよくある質問(FAQ)

    CPaaSの検討・導入時によくある質問をまとめました。

    ■Q1:CPaaSとは何の略ですか?
    CPaaSは、Communications Platform as a Serviceの略です。音声通話・SMS・ビデオ通話・チャットなどのコミュニケーション機能を、APIを通じて自社サービスやアプリケーションに組み込めるクラウドサービスを指します。
    ■Q2:CPaaSとUCaaS・CCaaSは何が違いますか?
    UCaaSは社内コミュニケーション向けのパッケージサービス、CCaaSはコールセンター向けのクラウドサービスです。一方、CPaaSは通信機能をAPIとして提供し、自社サービスやアプリに必要な機能を自由に組み込める点が異なります。
    ■Q3:CPaaS導入のメリット・デメリットは何ですか?
    メリットは、開発工数を削減できること、複数チャネルを一元管理しやすいこと、従量課金でスモールスタートしやすいことです。一方で、APIを扱う開発リソースが必要になる点や、利用量が増えると費用が想定以上に膨らむ可能性がある点には注意が必要です。
    ■Q4:CPaaSの料金相場はどのくらいですか?
    料金の目安は、SMS送信が1通あたり6円~18円程度、音声通話が1分あたり10円~20円程度、ビデオ通話が参加者1名につき1分あたり0.5円~3円程度です。専用電話番号を取得する場合は、月額300円~1,000円程度の維持費がかかることもあります。
    ■Q5:CPaaS導入時の注意点・セキュリティ要件は?
    CPaaSでは電話番号や通話内容などの個人情報を扱うため、セキュリティ対策の確認が重要です。ISO27001やSOC2 Type II、PCI DSS、HIPAA、GDPRなど、自社の業界や取り扱うデータに応じた認証・準拠状況を確認し、社内のセキュリティ基準と照合したうえで選定しましょう。

    まとめ

    CPaaSは、SMS・音声通話・ビデオ通話・チャットなどの通信機能を、自社サービスへ柔軟に組み込めるクラウドサービスです。導入時は、SMS・認証特化型や音声・IVR特化型、ビデオ通話API型、オムニチャネル統合型など、自社の用途に合うタイプを見極めましょう。

    あわせて、対応チャネルやAPIの使いやすさ、国内キャリアへの到達率、セキュリティ、サポート体制、料金体系を比較することが重要です。この記事で紹介した製品や選び方を参考に、自社に適したCPaaSを検討してみてください。

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