J-MDMとは
『J-MDM』は、複数あるシステムの中に散在しているマスターデータを一元管理でき、
不必要なシステム間の連携削除やマスタメンテナンスの業務効率化を実現し、
高品質で低コスト、柔軟でスピーディに変化へ対応できるマスタ統合管理&システム連携基盤です。
「intra-mart」をベースに、優れた柔軟性や拡張性のあるWebシステム開発ができ、
実行基盤上へ構築することが可能なため、高い保守運用性や、
柔軟なビジネス環境変化への対応力を備えているシステム基盤の構築が可能です。
J-MDMで解決できる課題
◆データ管理がM&Aで煩雑になった・・・
積極的に業務拡大のためのM&Aが行われているが、組織のマスタ構造は複数の会社組織を
想定されていなかったので、グループ会社の保持ができない。
グループ会社はやむなく部門扱いというマスタ定義にしたが、会社毎の分析やレポーティングが実施できない。
◆営業データの管理がバラバラ・・・
営業段階から取引先データを蓄積させ、全社共有の資産として次の営業活動にもデータ活用がしたい。
契約実績のある取引先の限られたデータしかマスタ管理されておらず、顧客データを網羅的に分析できない。
保持データも社名の変更や統廃合等を反映できていないので、データの陳腐化がおきている。
◆何のデータを誰が持っているかわからない・・・
自社製品に関するデータをすべて集約管理し、必要な時にデータを活用できるようにしたいが、
手持ちのExcelにしかないデータや、一部の業務部門・担当者にデータが散在したりしている。
個人や一部の業務部門でしかデータのない状態は廃し、全社で必要なデータを一元管理する必要がある。
将来的にはBIによってデータの分析や活用ができるように考えている。
J-MDMでできること
【マスタ統合】
■マスタ業務のきめ細やかな機能
◎多数のマスタ統合プロジェクトで培われたシステム化要件をすべて集約・体系化しているソリューション
◎登録や検索、一括登録や更新、変更履歴照会、コード採番管理、一時保存、多言語対応 など
【業務プロセス】
■日本の商慣習にあわせた高機能ワークフロー
◎「intra-mart」ワークフロー機能でマスタ申請が可能
◎申請から追記、承認までの業務フローを一括で管理
【データガバナンス】
■部門別で画面項目を制御
◎部門別で画面項目の入力を制限・制御でき、項目単位での参照可否設定が可能
◎マスキング設定で細かい制御機能を実装可能
【内部統制】
■マスタ業務一括管理と内部統制サポート
◎マスターデータ有効期間や履歴を一括で管理
◎データ修正前・後の履歴や更新日・申請者を保持し、内部統制に対応
【ローコード開発】
■情報システム部門で内製化促進
◎ノンコーディングでマスタ登録や検索画面の開発が可能
◎レイアウトや項目名称の変更、項目単位のバリデーションにも対応