この製品のいい点
SaaSサービスなので、簡単にサービスを始めることができます。ファイアーウォールに攻撃遮断くんサーバーとの通信経路を確保して、サイト側にエージェントをインストールすれば完了です。
ポータルで、リアルタイムに攻撃状況を把握できるので、どういう対応をしなければならないかも一目瞭然です。
セキュリティ関連商品は上位者へのレポートが必須の場合が多いですが、ポータル画面を使えばレポート作成も簡単。LOGのようなわけのわからない文言の羅列したレポートで上司に怒られている人ならば、グラフィック満載のレポートで名誉挽回間違いなし。
攻撃遮断くんの改善してほしい点
攻撃遮断くんには、2つのモードがあります。遮断モードと通知モードです。遮断モードにすると、不正と思われるアクセスが発生すると15分間そのIPアドレスからの通信を遮断してくれます。が、正規の利用者だったりする場合が実際にはあります。接続が悪くて何度もURLを叩いたりされると攻撃と判定する場合などです。こういう場合は15分間待ってもらえば接続できるのですが、『直ちに接続できないと困る』という方もいらっしゃるわけで、その場合にはホワイトリストという機能があります。しかし残念ながら設定依頼をしてから1営業日かかってしまいます。
この設定がリアルタイムでできると(例えばポータルからの設定ができるなど)ほんとに便利なんですけど。
システムの不具合がありましたか?
トラブル時や設定などでわからない場合の対応は早く特に問題はありません。
攻撃遮断くん導入で得られた効果・メリット
Webサイトには思っている以上に不正アクセスが届きます。その殆どはサイト内部まで届くことなくリジェクトされますが、大事なことは『これだけの不正アクセスが常時届いている』ということを、認識することだと思います。特に導入を決済する上位者がそういう認識を持ってくれないと、継続的な対策を取る費用を捻出できないことになります。
攻撃遮断くんの良いところはそのポータル画面のわかりやすさにあると思います。週間や日次などのレポートをポータル画面のキャプチャとコピペで行うことでレポート作成の工数も減りますし、ログを羅列したわかりにくいレポートを見ていた上司からも喜ばれ、且つ、状況とキチンと把握してもらえることができ、継続的なセキュリティ対策が行えることになります。
検討者にオススメするポイント
まずはWAFを何も入れていない方にお勧めします。高価格の商品は色々とありますが、セキュリティはコストという認識があるので、まずは低コストで導入できるこの製品をお勧めします。
サービス利用状況
この製品、サービスの利用期間をお選びください
3年以上
他製品・サービスからの乗り換えですか?
新規導入(追加導入も含む)
導入形態
クラウド
製品の購入から導入開始までに要する期間
2日 〜 1ヵ月未満
初期費用
※ユーザーが導入した当時の参考価格です
50万円 ~ 99万円
年間費用
※ユーザーが導入した当時の参考価格です
50万円 ~ 99万円
積極的に利用しているユーザーの割合
71% ~ 99%