Querierとは
エンジニアはデータのアップロードのような雑多な作業に追われ、メインのプロダクト制作に集中できないことがあります。特に、リソースが限られているスタートアップ企業にとって、雑務は大きな足かせとなります。少しでも効率化するには管理画面が必要になりますが、その場その場で構築するのは大変です。
そこで、作りたい管理画面を即座に作れる開発ツールのQuerierが誕生しました。社内向け管理画面に必要な要素を備え、ローコードで開発できるようにすることで、エンジニアが本当に必要なことに集中できる環境を構築します。
Querierでできること
【簡単操作で管理画面を構築】
ドラッグアンドドロップによって、UIパーツを組み合わせることにより簡単に管理画面を開発できます。フロントエンドの開発を行うことなく、裏側の処理を書き換えるのみで、管理画面を開発・アップデートできます。基本的には以下の3ステップで利用できます。
1.データ連携
MySQLやFirebaseといったデータベースや、GraphQL、Rest APIと連携できます。Firebaseであれば、CredentialsJSONとProjectIDの入力だけで接続が完了します。
2.コンポーネントの配置
ドラッグアンドドロップにより、ボタンやテーブルなどのUIコンポーネントを並べられます。
3.コンポーネントとクエリの連携
クエリを配置したコンポーネントと接続します。複数のクエリの組み合わせや、JavaScriptによるデータの整形にも対応しています。
【ニーズに応じた拡張】
Querierはローコード開発ツールであり、ノンコード開発ツールではありません。コーディングできる余地を少し残していることにより、拡張性を保持しています。JavaScriptなどによってバッチ処理やデータの整形を行えば、必要に応じて機能を拡張できます。
【データベースと連携】
既存のデータベースやAPIと繋げば、複数のデータベースと連携できます。Querierに改めてデータを入力する手間は発生しません。
Querierで解決できる課題
【会員情報の管理】
オンラインサロンやファンクラブなど、会員制のサービスを提供する場合、会員情報を整理する管理画面が必要になります。Querierを使えば、会員情報の確認や投稿の管理など、一般的な会員管理に求められる機能を備えた管理画面を構築できます。
【学習塾や習い事教室における生徒管理】
上記のサロンやクラブと同様に、学習塾や習い事教室の生徒情報を管理する画面も構築できます。レッスンを一覧化し、どのレッスンに誰が参加するのか、一目で把握できる管理画面を構築可能です。
【ブログ記事の管理】
ブログを運営している場合、記事を管理する画面が必要になります。記事の執筆から公開、公開済み記事の編集などをまとめて行う画面を作れます。
【タスク管理】
対外的な情報管理だけでなく、社内におけるチームのタスク管理などにも応用できます。担当者や期日、業務内容などをセットで表示することで、現状を速やかに確認できるようになります。
【生産レーンの資材管理】
製造業では、資材の在庫量を適切に管理する必要があります。Querierを使えば発注先やステータスなどを一覧化する管理画面を構築できます。
【ECサイト管理】
複数のECサイトで商品を販売している場合、受注状況や在庫管理が大変になります。QuerierであればあらゆるECサイトやオフライン上の在庫管理システムの情報を一元的に管理できます。