PrizmDocとは
Office文書、PDF、CAD画像、医療用DICOMなど多彩な種類のファイルをサーバー上で変換し、
Webブラウザで表示させるビューイングエンジン(開発キット)です。
閲覧にはWebブラウザ以外は必要なく、専用クライアントなどのインストールも要りません。
閲覧画像はSVG形式で高精細に変換され、ビューイング機能の他にも注釈ツールや墨消しツール、
検索機能が充実しています。
【特長】
・300種類以上のファイルをブラウザで表示
・サムネイル表示と新たなビューアー
・65ヶ国以上の言語に対応
・検索・セキュリティ機能を提供
・任意の言語で、他のアプリケーションと統合
【マルチプラットフォームに対応】
PrizmDoc v11 より、Linux 環境にも対応。そのため、Linux OS 上で構築困難なドキュメントビューアーの
Webアプリケーションに簡単に実装することができます。
プラットフォームを問わず、RESTfulAPIを利用した任意のプログラミング言語によるシステムを構築します。
PrizmDoc 活用事例
【サービス業】
○課題
・営業がお客様先でサービス提案を行う際に、お客様データや提案データを使用してサービスの説明する
必要があるが、各自の営業端末にお客様のデータや、提案データを持つことは情報安全上許可されていない
○解決
・PrizmDocを使用して、データをWEBブラウザでビューイングすることで、生データをそのまま
閲覧することなく顧客に見せることができ、各自の営業端末にデータが残ることもありません。
【製造業】
○課題
・業務委託業者や作業現場にこれらの図面データを共有する必要があるが、各業者や現場で使用されている
アプリケーションが異なるため、都度、図面データをPDFやTIFFに変換して共有するなど、データ共有に
ムダな作業・管理工数がかかってしまう
○解決
・Prizm Content Connectを使用して、データをWEBブラウザでビューイングすることで、
データ変換をすることなく図面データのシェアができる
【医療】
○課題
・遠隔医療における医用画像を使用した現場での処置対応について、医療現場の端末には医用画像を
閲覧するための専用アプリケーションなどの設備が整っておらず、適切な対応に不安
○解決
・PrizmDocを使用すれば、遠隔医療において、医用画像のみならず、多彩なデータを安全に
シェアすることができる。医療現場が求めている情報は、DICOM画像だけではありません。
PrizmDoc ビジネスイメージ
PrizmDoc は「開発ツール」として、 Webアプリケーション上に構築するビューイングエンジンです。
ソフト開発会社は、「Developer(開発)ライセンス」を購入することで、PrizmDoc を用いてビューイングWebアプリケーションを作成できます。
作成したWebアプリケーションを使用する際は、「Basic Server ライセンス」を購入することで、50CALが付属している為、同時接続 50 クライアントまでの本番環境で運用することができます。※50クライアント以上で利用される場合は追加CALを購入いただけます。
さらに、RESTfulAPIを利用して任意のプログラミング言語によるシステムへ実装が可能となっており、既存のサービスやアプリケーションへの新機能としての追加導入も可能です。
ソフト開発会社が PrizmDoc を利用することは、Webアプリケーションを低コストで効率的に作成することになるため、開発作業を実施する上で、有利にビジネスを進める賢い選択となります。