CS-Cartとは？価格や機能・使い方を解説

CS-Cartは、株式会社メクマが提供するEコマースプラットフォームです。マーケットプレイス、モール型ECサイトの構築にも対応しており、世界的に使われている製品です。
元々は海外で開発された製品ですが、株式会社メクマが運営するCS-Cart.jpで日本国内向けにローカライズしたCS-Cartが提供されています。

CS-Cartは買い切りのパッケージ版とCS-CartライセンスとSSL証明書付きレンタルサーバーがセットとなるサーバープランの2つの導入方法から選択できます。

【買い切り型のパッケージ版】
パッケージ版は、自身で用意した自前のサーバーやレンタルサーバーなどにCS-Cartをインストールして利用するタイプの製品です。
最大90日間のテクニカルサポートと1年間のアップデート権が付いてきます。
「スタンダード」「マーケットプレイス」「モール」の3プランが用意されており、小さなネットショップから大規模マーケットプレイス、モール型サイトまで、用途に合わせた利用ができるようになっています。

【サーバー保守作業が不要のサーバープラン】
メクマが用意したCS-Cart用にカスタマイズされているサーバー上でショップを運用できるプランです。
サーバーを運用するには、日々のバックアップやサーバー監視などの保守作業が必要ですが、そうした作業やCS-Cartに脆弱性が発見された場合のパッチ適用などを委託できます。
セットアップ作業を自身で行う必要ないので最短でCS-Cartを利用できるというのもメリットと言えます。
サーバープランでは「スタンダード」「プレミアム」 「マーケットプレイス」「モール」の4プランが提供れており、こちらも用途に合わせた利用ができるようになっています。

【マルチデバイスに対応したECサイト構築】
今はインターネットを利用するユーザーはパソコンやスマートフォン、タブレットなど様々なデバイスを使用しています。
それらユーザーが使用するデバイスの画面サイズに応じて表示を最適化するレスポンシブデザインに対応しており、どの端末からでも見やすく操作しやすいECサイトの構築が可能です。

【デザインの幅を広げるレイアウトマネージャー】
ECサイトの各商品ページレイアウトを簡単な操作で思いのままに変更できる機能が搭載されています。この機能により、ECサイトをオリジナリティの高い独自のデザインとすることもできます。

【画面を確認しながら編集できる商品ビューワー】
各商品ページについて、簡単かつ画面を確認しつつ編集することができる機能が搭載されており、利用者の目線からサイト上の言い回しや訴求表現を変更できます。

その他、販売管理、商品管理などのECサイト運営に必須の機能はもちろん、各種SNS連携や購入金額に応じた会員ランクの作成、ECサイトで必要となる機能やあったら便利な機能が多数搭載されており、機能に困ることはまずないと言えるでしょう。

ECサイト構築製品はたくさんありますが、CS-Cartはオールインワン・パッケージであり、機能の数は他製品を圧倒しています。
また、リリースされて13年以上経つ製品であり、導入実績も申し分ありません。豊富な機能と高い拡張性により、自由でオリジナル性の高いECサイト構築を実現する、CS-Cartはそんな製品と言えます。