D'Amoとは?
D'Amo(ディアモ)は、セキュリティ専門企業として数多くの特許技術を駆使したデータ暗号化プラットフォームの総称です。2004年リリース以来、11,500以上のユーザー様に導入されています。さまざまなシステム環境に対応できるよう、複数のモジュールを用意しています。クラウド化に伴って求められる情報を保護する方法として、強力なセキュリティを提供します。
「D'Amo DP」の仕組み
D’Amo DPは、商用データベースの Oracle および Microsoft SQL Server を対象に、既設のデータベースに後付けでセキュリティエージェント (Security Agent SA) をインストールすることで暗号化・復号を行う仕組みです。稼動中のシステムに対し、暗号化要件が付加された際に、アプリケーションの改修を最小限にし、透過的に暗号化を実現できます。
「D'Amo DP」の特長
■アプリケーションからの独立性
D’Amo DPは、稼働中の「既存データベースシステム」への暗号化モジュールの「Add-On方式」で導入が可能であり、アプリケーション側SQLクエリーを変更せずに暗号化を実現できます。また、暗号化カラムのSQLをチューニングすることで、暗号化処理性能を最大化することができます。
■「選択的」カラム単位の暗号化
D’Amo DPは、データベースに格納されているデータに対し、機密性を求められている部分のみを選択的に暗号化できます。カラム単位の暗号化を実現し、暗号化前後のパフォーマンスの影響を最小限に制御できます。
■DBAとセキュリティ管理者の職務分掌
D’Amo DPは、データベース管理者(DBA)とセキュリティ管理者の職務を明瞭に分離し、役割に応じた権限を実現できます。DBAによる不要なデータ参照を制限し、スーパーアドミンのアカウントを利用する不正に対応できます。
■暗号化カラムに対する暗号化・復号権限の制限
D’Amo DPは、暗号化カラムに対し、DBMSユーザー単位で暗号化・復号の権限を指定することで、データにおけるアクセスを制御することができます。
■多様なアクセスコントロール機能
D’Amo DPは、DBMS対し、OSアカウント/IPアドレス/MACアドレス/アプリケーション名/時間等を基準にしたDBシステムへのログイン制御や暗号化カラムのアクセスを制御することができ、データの暗号化に加え、DBMSのアクセス制御を実現できます。
■暗号化カラムのアクセス監査
D’Amo DPは、暗号化カラムのアクセスログを監査することで、不正なアクセス履歴やデータ漏洩の有無の証跡管理を行うことができます。
■ 統合セキュリティ管理ツール
D’Amo DPは、GUI(Graphical User Interface)基盤の管理コンソールを提供し、わかりやすくシンプルな管理・運用を支援します。