uCosminexus Enterprise Searchとは
uCosminexus Enterprise Searchは、自社が持つファイルサーバやWebサーバなどに散在している情報から、目的のものを瞬時に検索する統合検索製品です。
現在、ビジネスはIT化が進み、企業は多くのITシステムを導入するようになりました。しかし、データが各システムごとに分断された状態で保存され、その活用性が損なわれていることがあります。そこで、uCosminexus Enterprise Searchはユーザーが瞬時に漏れなく必要な情報へたどり着くための検索機能を提供します。
uCosminexus Enterprise Searchの強み
uCosminexus Enterprise Searchは以下の強みを持ちます。
◇幅広い検索先やファイル形式に対応
ファイルサーバやWebサーバ、リレーショナルデータベース、Lotus Notes/Dominoデータベースなどさまざまな検索先に対応しています。もちろん、それぞれの種類で複数の検索先を設定できるため、1つのシステムで社内の全システムを網羅できます。
さらに、検索対象にできる文書ファイルも多種多様。WordやExcelといったOfficeのファイル形式はもちろん、一太郎やPDFなどビジネスシーンで使われる形式を広くカバーしています。
◇使いやすいインターフェース
検索窓にキーワードを入力して検索ボタンを押下するだけという、非常にシンプルな操作で情報を検索できます。また、条件を絞り込むことで検索精度を高める詳細検索画面も用意されており、直感的に扱えます。
◇アクセス権限の設定
エンタープライズサーチは、社内のさまざまな情報に瞬時にアクセスするためのシステムです。有効活用すれば業務を大幅に効率化できるでしょう。しかし、アクセスをある程度制限しなければ、不適切な情報の取得や悪用を助長しかねません。
そこで、uCosminexus Enterprise Searchはアクセス権限の設定機能を搭載。内部統制に役立ちます。
◇開発用API
uCosminexus Enterprise Searchは開発用APIを提供しています。そのため、検索やその結果の取得をJavaプログラムから実行可能。業務に合わせて検索機能をカスタマイズできます。
◇簡易版も利用可能
小規模の利用を前提とした、100GB程度のデータ向けの簡易版も提供されています。機能が少ない分、少ないリソースで運用できます。
uCosminexus Enterprise Searchで解決できる課題
uCosminexus Enterprise Searchを導入すれば、以下のような課題を解決できます。
【すべての部署のWebサイトから情報を収集したい】
部署ごとに異なるWebサイトを設けている場合、そこに保存されている情報は分断されてしまいます。せっかくWebサイト上に蓄積されているデータが、部署の資産にとどまり、企業全体の資産になっていないのです。
uCosminexus Enterprise Searchならば、複数のWebサイトを情報検索先として指定できます。一度のキーワード検索で、自社が所有するすべてのWebサイトを対象にして情報検索できるため、取得できるデータに漏れがありません。
【内部統制を強化したい】
社内のデータが社外に流出すると、金銭的被害だけでなく、社会的信頼を大きく損なうことがあります。そして、そのような事件の多くは、社員による誤操作や不正行為に起因すると言われています。
そこで、uCosminexus Enterprise Searchには詳細なアクセス権限設定機能を搭載。正確にアクセス権を判定し、権限のない人には対象の情報を検索結果に表示しないことで、内部統制を支援します。