e・パーセル電子宅配便とは
e・パーセル電子宅配便は大容量データや機密情報を安全かつ確実に送受信するサービスです。インストールして使うソフトウェア版とWebブラウザ版が用意されています。
e・パーセル電子宅配便の強み
e・パーセル電子宅配便は他のファイル転送サービスと比較し、どのような強みを持つのでしょうか。
◇高度なセキュリティ
サーバ・クライアント間の通信経路がSSL/TLS化によって保護されるのはもちろん、配送データ自体も公開鍵暗号方式(AES 256bit)によって暗号化された状態でやり取りされます。
さらに、クライアントの認証はX.509準拠のクライアント電子証明書によって行われ、ユーザ認証をオプションで付与可能。認証されたクライアントはサーバによってロックされるため、なりすましを防げます。その他、ネットワーク環境が悪い地域とのやり取りでもレジューム機能とデータリカバリ機能によって確実にデータを送受信できるなど、安全性を確保する仕組みが豊富に備わっています。
◇高い信頼性
ベンダーは1996年に創業してから、ファイル転送サービスのみを専門的に営んでいます。豊富な実績に裏付けられている他、 ISO/IEC 27001:2005 (JIS Q 27001:2006) 認証取得のデータセンターで設備が管理されるなど、高い信頼性を魅力とします。
◇グローバルな高速配送ネットワーク
ファイル転送において、海外拠点と円滑にやり取りできるかどうかは非常に重要な要素です。そこで、e・パーセル電子宅配便は海外のISPと連携し、世界各地にデータは移送サーバを設置。特に日系企業の多い地域では、十倍以上もの高速通信を実現しています。
◇アカウント管理
アカウントの設定は通常ベンダーによって行われますが、管理者権限を付与することでユーザー自身がアカウント設定を行えます。具体的には、送信履歴の管理やアクセス制限などを利用可能です。
◇大手企業での導入実績
e・パーセル電子宅配便は、安価なインターネット経由で利用でき、なおかつ商用利用に耐える高度なセキュリティを持つことから、世界中で大手企業によって導入されています。全世界で5千を超える企業で利用されています。
◇豊富なリプレイス経験
多くの企業に導入してきただけでなく、リプレイスに関しても豊富な実績を持ちます。メディアの物理配送から電子上でのファイル転送へ切り替える例や、FAXからリプレイするケースなど、さまざまな局面での経験を持ちます。
e・パーセル電子宅配便でできること
続いて、ソフトウェア版のe-Parcel VCN-CommCenterの機能を紹介します。
◇ステータス確認
送信したデータについて「配送済み」「開封済み」など、詳細なステータスを確認できます。
◇キャンセル
送信したデータが「開封済み」になる前であれば、配送済みであってもキャンセルできます。
◇断続配信機能・自動再開機能
これらは通信回線事情が不安定な場合に役立つ機能です。通信状況に応じて中断と自動再開を行い、確実にデータを届けます。
◇並行送受信機能
複数の配送を、同時に送受信処理する機能です。一度に多くの取引先とやり取りする場合に役立ちます。
◇HMAC
これは、ハッシュ関数を用いて配送データに破損がないかチェックする機能です。特定のアルゴリズムに基づいてデータから生み出されるハッシュ値を比較することで、データの正当性を確認します。
◇多言語対応
日本語・英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語に対応しています。