NECのデータセンターとは
NECのデータセンターは、全国に展開したデータセンターでユーザーの設備を守るサービスです。安全な立地や十全な電力供給、セキュリティ体制により、サーバの安定的な稼働を支援します。
NECのデータセンターの強み
NECのデータセンターには次の強みがあります。
■安全・安心
設備が安全であることに加え、豊富な実績に裏付けられたノウハウがユーザーの設備をさまざまな危険から守ります。
◇災害リスク対策
自然災害はいつ降りかかるか分かりません。NECのデータセンターは地理的に自然災害の被害を受けにくい環境に立地し、大規模災害のリスクを低減できる建物・設備構成を整えています。
◇充実したファシリティ
無停電電源装置や非常用自家発電装置を完備。いざという時に電力供給の断絶からユーザーの設備を守ります。
◇徹底した防犯体制
多段階のセキュリティチェックや各種認証、NEC独自の顔認証などにより強固なセキュリティ体制が構築されています。不正入館や不正入室を徹底的に防止できます。
◇不正行為防止
行動検知システムを用いて、不審な行動の検知を自動化。現場で怪しい動きが見られたら迅速に対処できます。
◇セキュリティ標準の準拠
セキュリティに関するさまざまな公的認証を取得しています。第三者機関に認められる強固なセキュリティが常に確保されています。
■効率
どれほど安全でも、必要以上にコストがかかるようではいけません。そこで、NECのデータセンターでは独自の冷却技術や自然エネルギーの利用によりローコストでの運用が実現しています。
◇独自の空調
独自冷却技術「相変化冷却ユニット」によりローコストで優れた空調設備を実現しています。
◇自然エネルギーの効率的利用
太陽光発電や地下冷気、蓄電システムなどを利用し、自然エネルギーを最大限に活用しています。
◇統合運用管理機能
ポータル画面から、ユーザー自身がデータセンター内のICT機器やオンプレミス・クラウド環境を監視・運用できます。
■ハイブリッド
NECのデータセンターで提供されているのはハウジングサービスだけではありません。オンプレミスやクラウドなど、ニーズに応じてサービスを組み合わせ、さまざまな環境を構築できます。
◇クラウドとハウジングの一体運用
データセンター間ネットワークでデータセンター間の高速通信を実現。BC/DR対策としてデータセンターを使えます。
◇運用サービス
NECの専門要員が運用を担当します。運用を任せることでユーザー側での管理負担を軽減できます。
◇クラウドサービスとの連携
NECが提供する「NEC Cloud IaaS」「NEC Cloud PaaS」を利用すれば、新たなビジネスチャンスを創出できます。
NECのデータセンターで解決できる課題
NECのデータセンターを導入すると、どのような課題を解決できるのでしょうか。NECのデータセンターならではの課題解決を1つ紹介します。
【適材適所なハイブリッド方式】
オンプレミスやクラウド、ハウジングなど、サーバの保守運用方法にはさまざまな形態があります。それぞれ適不適があるため、どれを選ぶのがもっとも良いのか一概には決められません。
そこで必要になるのが、サーバの特性に応じて形態を使い分けることです。NECのデータセンターならばハイブリッドな環境を構築できます。たとえば、安定稼働が欠かせない基幹システムはハウジングである「NECのデータセンター」、Webアプリのような拡張性や柔軟性が肝要なサービスはクラウドサービス「NEC Cloud IaaS」上に構築するといった形式が可能。多様なシステム要件に対応できます。