ホームページ制作の市場規模は?
ホームページ制作のカテゴリには、企業のWebサイトを作るためのツールや、制作を請け負うサービスが並びます。ホームページ制作に限った市場規模は、公開されている統計や調査会社の発表では確認できません。そこで、ITトレンドの掲載状況から市場の広がりを見ると、48製品が掲載され、提供企業も43社と、多くの企業が参入しています。製品は、制作を任せる制作会社のサービスと、自社で作るホームページ作成ツールが中心です。
そのうちITトレンドから資料請求できるのは2製品で、残る46製品は情報のみの掲載です。依頼前の準備や比較のポイントについては、中小企業向けホームページ制作サービスの選び方とは?依頼前の準備や比較ポイントも解説をご覧ください。
ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、ホームページ制作の動きを見ていきます。
ITトレンドに掲載されている主なホームページ制作
まずは、ITトレンドに掲載されているホームページ制作の製品を紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のホームページ制作は制作から運用までを任せる制作サービスが48製品中20製品を占めます。資料請求ランキングの1位はノーコードで作れるStudio、2位は戦略立案から運用まで支援するTOPPANクロレのWebサイト制作です。自社で作るツールも18製品と拮抗し、作り方の選択肢が広い点が特徴です。
次の図は、掲載されている製品のうち主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。
| 製品名 | 提供企業 | 資料請求 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| Studio | Studio株式会社 | できる(1位) | コーディングなしでWebサイトを制作・公開・運用できるノーコードの制作基盤。 |
| TOPPANクロレのWebサイト制作 | TOPPANクロレ株式会社 | できる(2位) | Webサイトの戦略立案から設計・制作、公開後の運用まで一括して支援する。 |
| Googleサイト | グーグル合同会社 | 情報のみ掲載 | 社内での情報共有を支援するサイト作成ツール。ノンコーディングで構築できる。 |
| Wix | Wix.com Japan株式会社 | 情報のみ掲載 | テンプレートとドラッグアンドドロップで作成でき、集客支援の機能も備える。 |
| ペライチ | 株式会社ペライチ | 情報のみ掲載 | オンライン決済付きのECサイトなどを、低価格で簡単に作成できる。 |
| ジンドゥー | 株式会社 KDDI ウェブコミュニケーションズ | 情報のみ掲載 | 質問に答えるとAIがデザインを作成。解析機能やSEO対策も備える。 |
| ホムペ35 | AllHomePage株式会社 | 情報のみ掲載 | 要望にあわせてパーツを選んで構築するホームページパック。スマホにも対応。 |
| TENSENのホームページ制作 | 株式会社TENSEN | 情報のみ掲載 | 中小・ローカルビジネス向けに、戦略設計から運用・コンサルまで一貫して行う。 |
| RyukiDesign | 株式会社RyukiDesign | 情報のみ掲載 | 楽天市場の店舗デザインに特化し、トップページや商品ページなどを制作する。 |
| JCreativeWorks | 株式会社Jクリエイティブワークス | 情報のみ掲載 | Webサイトの制作・運用に加え、サーバーの保守・運用や動画プレイヤー開発も提供。 |
※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっているホームページ制作の製品は、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年のホームページ制作市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている48製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.制作を任せるサービスと自社で作るツールがほぼ半々
掲載48製品のうち20製品は制作会社のサービス、18製品は自社で作るホームページ作成ツールです。サービスには、TOPPANクロレのWebサイト制作のように企画から運用まで担うものがあります。楽天市場のデザインに特化したRyukiDesignのように、業種や販路を絞ったサービスもあります。予算や社内の体制にあわせて、作り方から選べる市場といえます。
2.作成ツールはノーコードやテンプレートで手軽に
作成ツールは、専門知識なしで作れることを掲げる製品が中心です。Studioはノーコードで制作から運用まで完結し、Wixはテンプレートとドラッグアンドドロップで作成できます。ジンドゥーのように、質問に答えるとAIがデザインを作る製品もあります。社内で手軽にサイトを持ちたい企業向けの選択肢が厚くなっています。
3.アクセシビリティの点検ツールも並ぶ
このカテゴリには、Webアクセシビリティの点検や対応を支えるツールも掲載されています。製品ページでアクセシビリティを掲げる製品は7製品です。ユニウェブはJIS・WCAG規格への対応を支援し、Lighthouseはパフォーマンスやアクセシビリティを診断します。作るだけでなく、誰もが使いやすいサイトに整える工程にも製品が広がっています。
どれを選ぶべき?目的別のおすすめ
- ■企画から制作、公開後の運用までまとめて任せたい企業
- TOPPANクロレのWebサイト制作 / TENSENのホームページ制作 / JCreativeWorks
- ■コーディングなしで、自社でホームページを作って運用したい企業
- Studio / Wix / ジンドゥー
- ■社内の情報共有用のサイトを手軽に作りたい企業
- Googleサイト
同じホームページ制作でも、制作を任せるサービスと自社で作るツールでは、社内で担う作業が大きく違います。そのため、社内で更新や運用を担う人がいるかを先に確かめておくと比べやすくなります。
掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点
- ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
- ●レビューはGoogleサイトやWixなど情報のみ掲載のツールに集まり、資料請求できる2製品にはまだない
- ●制作サービスと作成ツール、点検ツールは役割が違うため、同じ基準で単純に比べない
掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、サイトの目的と、公開後の更新を誰が担うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うホームページ制作を比較検討しよう
この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、ホームページ制作の市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求して一覧で比較し、自社の目的に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、ホームページ制作サービスを比較し、それぞれの特徴も紹介しています。あわせてご覧ください。

