Thunder® ADCとは
ロードバランシング機能により、アプリケーションの配信を最適化するアプライアンス製品です。アプリケーションのレスポンス・可用性を改善するとともに、強固なセキュリティも確保します。
A10ネットワークス製品を利用されたことのない企業様向けに、基本的な設定を試すことができる無料トライアルや、ハンズオンセミナーが提供されています。また、A10 Thunderシリーズを利用してアプリケーションサービスを構築・運用する知識を習得できるトレーニングコースなども充実しています。
Thunder® ADCの強み
【アプリケーションの可用性を高める】
クラウドやデータセンターにおけるアプリケーションを一元的に管理し、高速かつ高い信頼性で配信を行えるようになります。通信の遅延とダウンタイムを抑え、ユーザーが快適にアプリケーションを利用できる環境を構築します。
【セキュリティ性を向上させる】
シングルサインオンやDDoS攻撃対策、SSL/TLSオフロード、WAFなどのセキュリティ機能を備えています。単にロードバランシングによって負荷を分散するだけでなく、アプリケーションの安全性を高めることもできます。
【アプリケーション単位で状況を可視化】
Harmony Controllerと連携することで、アプリケーションごとに提供状況を可視化できるようになります。オンプレミス・パブリッククラウドを含むマルチクラウド環境を包括的に一元管理でき、制御性を高められます。
Thunder® ADCでできること
【ロードバランシング機能】
ロードバランシングにより負荷を分散します。標準サポートしているグローバルサーバロードバランシングによって、ユーザーにもっとも近いサーバからコンテンツを配信することで、応答をスムーズにします。
また、トラフィック制御や、カスタマイズもできるサーバヘルスチェックにも対応。通信は最新の方式をサポートしたSSL/TLS高速化を採用し、安全性と高速性を両立しています。
【フレキシブルな構成】
1台のアプライアンスを、1,000を超えるパーティションで論理的に分割し、サービスを提供します。ハードウェアアプライアンスのほか、ベアメタル、仮想アプライアンス、コンテナ、パブリッククラウド上におけるインスタンスなど、多様な構成に対応可能です。
FlexPoolサブスクリプションを利用すれば、帯域ライセンスをプールして複数インスタンスを共有できます。自由に帯域を割り当てることで、柔軟な容量設計が実現します。
【アプリケーション高速化】
SSL/TLSは安全性に優れるものの負荷が高い傾向にあります。これを専用のハードウェアで処理することで、パフォーマンスを大幅に高めることが可能。コンテンツキャッシュやTCP最適化、圧縮機能と合わせることで、高速なコンテンツ配信を実現します。
【セキュリティ機能】
DDoS攻撃対策やWAFなどのセキュリティ機能を、追加ライセンスなしで利用できます。シングルサインオンも利用可能です。さらにオプションを利用すると、悪意あるトラフィックを阻止する脅威インテリジェントサービスも使えます。
【アナリティクス・管理】
Harmony Controllerを使うと、ユーザーの体験を改善するための分析も可能になります。アクセス状況やサーバの応答状況を可視化することで問題を速やかに見つけ、サービス品質を高められます。