Solaファイルサーバーサービス(SFS)とは
オープンソースのオンラインストレージであるNextCloudを利用した、企業向けのオンラインストレージサービスです。クラウドサービスではありますが、ユーザー専用のクラウド環境が用意されるプライベートクラウド型であり、自社のファイルサーバのように自由に利用できます。複数のプランが用意されており、自社の利用規模に応じて柔軟に選べます。
Solaファイルサーバーサービス(SFS)の強み
【国内のサーバを使用】
クラウドサービスを使う際に気になる点の1つが、サーバーがどこにあるかという点です。サーバが海外にある場合はトラブルが生じた際などに対処が大変になりがちです。その点、Solaファイルサーバーサービスは日本国内のサーバを使用しています。情報保管場所について不安を抱く必要はありません。
【充実したサポート対応】
サポートは日本語で提供されています。電話やメールで問い合わせられます。Enterpriseプランでは、SEによるメールサポートや電話での技術サポートのほか、プラグインの導入サポートも提供されます。
【大規模利用に対応】
サーバ構成は冗長化され、何らかの問題が起きた際にも利用を継続できるようになっています。大規模なビジネスにも安心して導入できます。Enterpriseプランではディスク容量は無制限で、ユーザー数に応じた課金形態となっているため、利用規模に応じて柔軟に拡張できます。
Solaファイルサーバーサービス(SFS)でできること
【データ共有】
社内のユーザーとシームレスにファイルを共有できます。ユーザー/グループ間で柔軟な共有設定が可能です。また、外部のユーザーにファイルを転送する機能が備わっています。Solaファイルサーバーサービス上でURLを発行し、それを外部のユーザーに渡してアクセスしてもらうことで、ファイルをダウンロードしてもらえます。URLにはパスワードや公開期限を設定できるため、安全なファイル共有が可能です。脱PPAPの推進にも役立ちます。
【マルチデバイス対応】
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからもストレージにアクセスできます。外出先や出張先、在宅ワークなど、社外でストレージを利用したい場合も安心です。
【オフライン利用】
オンラインストレージではありますが、オフライン環境でも利用できます。ストレージ上の最新データを常に同期し、ファイルをローカル環境に保存するためです。インターネットにつながらない場所でもファイルを取り出せます。
【セキュリティ】
データへのアクセス権限を設定できます。これにより、本当に必要な人だけが対象のデータにアクセスできるようになるため、データの不正な持ち出し防止を実現できます。また、アクセスに利用しているデバイスの管理や、二要素認証の設定も可能です。
【その他サービス】
Solaファイルサーバーサービスはオンプレミス環境におけるNextCloudサーバー構築サービスも提供しています。また、プラグインやアプリの追加も可能です。NextCloudがサポートする数百ものプラグインを対象とし、Webメールやオンラインミーティングなどの機能を追加できます。自社の利用スタイルに最適な環境を構築できます。