ActCLOUD DR Storageとは
BCP対策向けのファイルサーバです。オンライン上にデータを保存することで、自然災害などによって万が一重要な情報が失われても、バックアップを基に復元できます。単に保管できるだけでなく、エクスプローラー感覚でファイルを操作できるほか、セキュリティ機能も充実しているため快適かつ安全に使用できます。
ActCLOUD DR Storageの強み
【社外ともファイルの受け渡しが可能】
個人や社内のグループ単位でファイルを共有できるのはもちろん、取引先や協力企業など社外ともセキュアにファイルを受け渡しする機能を備えています。画像や動画などの大容量ファイルも転送可能なため、脱PPAPに有効です。また、バージョン管理機能も備えているため、変更箇所を共有しなければならない図面データの共有にも適しています。
【ドラッグアンドドロップによる簡単操作】
ファイルのアップロードは簡単操作で行えます。ブラウザー上からシステムにアクセスし、指定の場所にファイルをドラッグアンドドロップするだけです。シンプルな画面で、迷うことなく利用できます。
【エクスプローラーから操作】
ActCLOUD DR StorageはWindowsのエクスプローラー機能と連携できます。エクスプローラーから直接アクセスし、クラウドストレージであることを意識することなくファイルを扱えます。
【データと通信の暗号化】
HTTPSで通信路を暗号化し、第三者による盗聴を防ぎます。グループやユーザー単位でドメインやIPアドレスに基づいたアクセス制限を設けることで、外部からのアクセスを遮断することも可能です。そのほか、VPNやクライアント証明書を用いたデバイス制限機能もオプションで提供されています。
【スマートフォンでも快適な操作】
クラウドサービスはスマートフォンから使えるのが一般的ですが、小さい画面での操作が難しい製品も少なくありません。しかし、ActCLOUD DR Storageはスマートフォンに特化した専用画面が用意され、快適に操作できるようになっています。iPhoneやiPadはブラウザからのアップロードに対応していませんが、メールに添付してActCLOUD DR Storageへ送ることでアップロード可能です。また、iPhone・iPadには専用のアプリも用意されています。
ActCLOUD DR Storageで解決できる課題
【データを分散して有事の際に備えたい】
データを1か所にのみ保存していると、そのデータが失われた際に復元できなくなります。データセンターに預ける場合も同様で、有事の際にサーバが損傷を受けるなどすれば、大切なデータが永久に失われかねません。そこで、ActCLOUD DR Storageなら同じデータが日本東西の2拠点で保存され、片方が損傷を受けてももう片方からデータを復元できるようになっています。
【ファイルに潜むウイルスを検出・駆除したい】
知らず知らずのうちにファイルにウイルスが感染し、被害が拡大することがあります。膨大なデータの中に少しでもウイルスが紛れ込んでいれば、それが時間の経過とともにすべてのデータに損害を与えかねません。ActCLOUD DR Storageでは、オプションでウイルス検査機能が提供されています。大切なデータをクリーンな状態で保管できるようになります。