プリントクリエイターとは
kintoneのデータを活用して帳票を作るツールです。kintoneだけでは顧客管理はできても、帳票作成はできません。帳票作成をする場合は、従来はエクセルなどにデータを移して行う必要がありました。しかし、プリントクリエイターを使えばkintone上のデータをシームレスに活用し、簡単な操作で見積書・請求書などを作成できます。
プリントクリエイターでできること
【PDF出力】
kintone上に「出力」というボタンが表示されるので、これをクリックします。すると、kintone上のデータが記入された状態で見積書のデータが生成され、ダウンロード・印刷できます。一件ずつ出力することもできますが、kintone上で条件ごとに絞り込んだデータを一括出力することも可能です。
【レイアウト】
出力ボタンの横に表示されているプルダウンから、見積書や発注書、請求書といった帳票を選択できます。1つのデータからワンクリックで複数の帳票を作成でき、手間を削減できます。
【多様な用紙サイズでの出力】
一般的なA4やB5、はがきサイズといったサイズでの出力はもちろん、1ミリ単位でサイズを柔軟に変更することもできます。
【QRコード出力】
kintoneに登録されているメールアドレスやURLを、QRコードとして出力できます。受け取った人はこのコードを読み取るだけでURLやアドレスを利用可能。アンケートやイベントへの招待に役立ちます。
【バーコード出力】
kintone上のデータをバーコードとして出力できます。JANコードやNW-7などに対応しています。
【画像読み取り】
kintoneに保存されている画像データを、見積書などに掲載する機能です。グラフを挿入して月報を作成したり、見積書に商品画像を掲載したりできます。
【入力フォームの自動反映】
問い合わせ欄のような入力フォームに入力されたデータを、そのまま帳票に反映できます。見積依頼受付フォームで入力された内容をそのまま見積書に転記するといった使い方が可能です。
【ログ管理】
帳票をPDF出力した履歴を確認する機能です。いつだれが何を出力したのかをすべて記録でき、内部統制に役立ちます。
プリントクリエイターの強み
【複数社の請求書・月報などを一括出力できる】
kintone上に登録されている複数のデータをまとめて書類として出力する機能が備わっています。そのため、取引先が多数ある場合も手間を大幅に削減できます。
【年賀状の宛名印刷にも使える】
ラベル印刷機能が備わっており、これはさまざまなサイズに対応しています。取引先への年賀状送付の際の宛名ラベル印刷にも使えます。
【項目数に応じた自動枚数調節】
商品の数など、項目の数に応じて印刷枚数が自動的に変更されます。いくつものページからなる帳票の印刷も安心です。