Unity Reflectとは
BIMデータを取り扱うための建築・建設業界向けアプリケーションです。3Dデータを取り込み、社内での情報共有や建物のライフサイクル管理を支援します。リアルタイムに社内外の関係者と3Dデータを共有することにより迅速な意思決定を実現します。
設計レビューをサポートするUnity Reflect Reviewや、オリジナルのアプリケーションを作成するUnity Reflect Develop、一時的にしか利用しない人のためのUnity Reflect Developなど、目的・用途にあわせて複数のソリューションが提供されています。
30日間の無料トライアルが提供されています。また、有料版は年払いと月払いから支払方法を選ぶことができます。
Unity Reflectでできること
【Unity Reflect Review】
設計のミスによる手戻りのリスクを減らすために欠かせない重要なプロセスです。建築プロジェクトにおいても、ライフサイクル全体を通じて重要な工程として位置づけられます。そして、設計レビューを行うには、レビューアーが情報をスムーズに共有できる環境が必要です。設計レビューが円滑でなければ、意思決定に余計な時間や労力が注がれ、他のプロセスに支障が生じかねません。
Unity Reflect Reviewを使えば、AR/VRデータを設計モデルへ取り込むことができます。リアルタイムに情報を共有しながら、双方向的・建設的な設計レビューを行うことが可能です。サードパーティシステムからデータを取得し、さまざまなデバイスで閲覧できるようになります。
【Unity Reflect Develop】
建築や建設、工学のソリューションは数多く存在しますが、企業が抱えるニーズはさまざまです。既存のソリューションだけでは対応しきれないこともあります。Unity Reflect Developを使えば、オリジナルのアプリケーションを作成することが可能です。デジタルツインの作成や建設の順序付け、安全訓練といった、建築物・インフラの管理を包括的に支援します。ゼロからアプリケーションを作成するのは大変ですが、Unity Reflect Developには開発を支援するさまざまな機能が用意されています。
Unity Reflectの強み
【Unity Reflect Review】
◇ミスの早期発見
複数モデルとメタデータを一元化し、関係者同士で効率的に情報を共有できる体制を構築します。円滑なレビューを支援することでミスの早期発見を実現し、手戻りリスクを低減させます。
◇シームレスなコラボレーション
ネットワーク内外のユーザーとシームレスに共同作業を行えます。また、パソコンやスマートフォン、VR/ARといったマルチデバイスに対応しています。
【Unity Reflect Develop】
◇大サイズのモデルをインポート
優先順位に沿って段階的なストリーミングを行うことで、サイズの大きいモデルを画面のサイズに合わせ、インポート・ロードできます。
◇開発を高速化する機能を多数搭載
幅広いAPIやサンプルなどが用意されています。ゼロから構築するより、はるかに少ない負担でアプリを作成可能です。作成したアプリはプロジェクト横断的に利用できます。