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アステラスビジネスサービス株式会社
企画部設備担当部長 エグゼクティブマイスター 有場 宗人 様
株式会社ネットレックス 鈴木 洋行、清水 秀樹
「先端•信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げ、研究開発型のグローバル製薬企業として積極的に事業展開するアステラス製薬。アステラスグループ全国の拠点、工場、研究施設で管理対象となる固定資産は9万点以上も抱えていました。グループ全体の人事・ 総務•購買•設備・研究支援などの実務を支える「アステラスビジネスサービス」の企画部設備担当部長・有場氏に「Convi.BASE」導入のお話を伺いました。
―システム導入の背景
有場氏「弊社で管理すべき資産は建物からはじまり什器、 研究設備や植栽まで多岐に亘ります。これらの資産は監査レベルに沿った管理を維持するために、第三者立会いの棚卸しを義務付けてきました。本来であれば、私たち「アステラスビジネスサービス(以下ABS)」が全て立会う事ができればいいのですが、 棚卸期間が1ヶ月ほどしかなく、ABSだけのマンパワーでは対応できない為、第三者となりうる研究員の方々に立会いをお願いしていました。そのため、1事業所あたり数千時間の人的、 時間的コストを費やして毎年棚卸しをしてきたわけです。各事業所の現場担当者(主に研究員)は立会い前に事前チェックをしますから実際には二度手間になっていました。ABS事務局もまた管理対象となる約9万件分の台隈のページをめくって確認しますが、どうしても追求しきれない不明点や見落としが残ります。この改善を目指して「Convi.BASE」を導入、運用を開始しました。」