Convi.BASE （コンビベース）の導入事例【双日株式会社様】

合併と移転を機に什器備品の管理を「Convi.BASE」で一元化

導入企業

双日株式会社様

業種

各種商品卸売業　

従業員規模

　

事業内容

導入前の課題: 本社移転に伴い、約1万2000点の什器備品の統合管理を目指す

導入後の結果: 会計システムとの連携や現物照合率100％など、高い満足度を獲得

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Convi.BASE （コンビベース）導入前の課題

本社移転に伴い、約1万2000点の什器備品の統合管理を目指す

右から双日人事総務部総務課課長補佐井元正典氏<br />
双日総合管理 PM事業本部 FS事業部担当部長堀川隆夫氏<br />
双日総合管理 PM事業本部 FS事業部主任高橋博行氏

右から双日人事総務部総務課課長補佐井元正典氏
双日総合管理 PM事業本部 FS事業部担当部長堀川隆夫氏
双日総合管理 PM事業本部 FS事業部主任高橋博行氏

双日株式会社は旧ニチメンと旧日商岩井が2004年4月に合併して誕生した会社です。その歴史的な経緯もあり、合併後もそれぞれの什器備品はそれぞれで管理していましたが、2012年に現在のオフィスに本社を移転した際、そうした什器備品を一新したことを契機として、現物照合も効率的に管理することとし、総務課が管理する約1万2000点の什器備品管理のため照合システムを検討することになりました。

Convi.BASE （コンビベース）選定ポイント

システムの機能だけでなく、オプションサービスも視野に入れて選定

照合システム導入のため、物品管理のシステムを調べていたところ、たまたま展示会でネットレックスのデモを見たことがはじまりでした。その後、数社にデモを見せていただきましたが、やはり「Convi.BASE」の特徴である、バーコードで什器備品を管理できる点に魅力を感じました。
また、「Convi.BASE」は管理項目を自由に設定できるので、弊社の会計システムとも連携できる点、そして何より資産物品管理システムとしての導入実績が断トツであったことも安心感につながりました。システムだけでなく、実際に現物照合作業が実施できるよう作業手順の整理から、作業員の手配までワンストップで対応可能だったことも大きな要因です。なお、今回はクラウド版を導入しました。それに伴い、事前に弊社の情報企画部にクラウド製品の安全性を確認してもらいましたが、まったく問題ないという判断がでたので、クラウド版「Convi.BASE」を導入することになりました。

追加で、導入時のコンサルティングサービスや、ラベル貼りや棚卸し業務のアウトソーシングサービスも、東京・大阪合わせて1万2000点の什器備品を管理しなければならない我々にとっては魅力的でしたので、ぜひ活用しようと考えました。

Convi.BASE （コンビベース）導入後の結果

会計システムとの連携や現物照合率100％など、高い満足度を獲得

まず導入前のコンサルティングサービスでは、現物照合作業手順のフローチャート作成や項目設定、ラベルの名前の付け方、さらには弊社の固定資産システムとのマッチングなどを考慮して適切な導入計画を立てていただけました。打ち合わせを重ねるうちに、お互いが納得できるところで計画を立てられたと思います。約1万2000点の導入時のラベル貼りも、3日で完了しました。実作業は約2.5日で残りはチェックです。あらかじめ物品によってラベルを貼る位置を決めたり、チームごとに作業を分担してすすめたりするなど、非常に効率的だったと思います。もしも我々だけで作業していたら、とても3日では終わらなかったでしょう。

もうひとつ、棚卸し業務のアウトソーシングですが、これまで、すでに3回、期末ごとに棚卸しを実施しています。今のところ、すべて現物との照合率100％を達成しており、1つでも照合できないと追跡して調べる必要がありますから非常に助かっています。なお、弊社ではフロア図に什器備品を書き込んだ図面を作って管理しています。棚卸し作業では、この図面を参照しながら物品のバーコードを読み取る作業をしますので、ネットレックスさんには弊社で管理している図面との食い違いも確認していただき、図面のアップデートにも貢献していただいています。

肝心のシステムについてですが、双日においては、サーバ上の会計システムで固定資産管理を行っています。会社の決算情報のベースになるため、非常に重要なデータなのですが、「Convi.BASE」は、この会計システムの固定資産データを手軽に取り込める柔軟性を持っています。会計システムから必要な情報を簡単にインポートできるので、両方のシステムを手入力で更新しなければならないというような二重管理も防げます。また、サポート面もとても満足しています。サポートの電話はすぐにつながりますし専門知識を持った担当の方がしっかり対応してくれます。以前、ラベルプリンタの設定がわからなくて電話で問い合わせたのですが、その際も丁寧に対応してもらえたので助かりました。

今後は当社の社宅・寮の備品などの管理対象の拡大だけでなく、現物照合に近い業務フローへの展開など、システムの機能を幅広く利用できないかを検討したいです。