ヒューマンかるてESRとは
デジタルとアナログの長所を活かしあう電子カルテ製品。
一般的な電子カルテは紙での運用を完全に電子化するものですが、ヒューマンかるてESRは紙カルテの運用はそのままに、デジタルならではの検索性の高さや書類の整理を実現します。
完全デジタル化に対して抵抗感がある場合におすすめです。
ヒューマンかるてESRの強み
【データの整理】
紙のカルテの大きな弱点の1つが、整理が難しいことです。どれほど整頓した状態で棚に保管しても、ふとした拍子に所在が分からなくなることがあります。しかし、ヒューマンかるてESRを使えば過去のカルテもすべてデータ化。紙のカルテが見つからなくても、電子データの方を検索すればすぐに目的の情報にたどり着けます。
【簡単なスキャン】
スキャナはヒューマンかるてESRと連動し、簡単な操作で紙のカルテをスキャン可能。連続スキャン機能を使えば、過去のカルテをまとめてデータ化できます。また、ヒューマンかるてESRはe-文書法に対応しているため、電子文書を原本として保存することもできます。医師資格証を用いた電子署名や、タイムスタンプ機能によってデータの完全性を確保します。
【ストレスフリーな閲覧画面】
電子データは紙と異なり、デバイスの画面で見る必要があります。紙を手に持って閲覧するのとは勝手が異なり、この点に抵抗感を感じる人も少なくありません。そこで、ヒューマンかるてESRはカルテを見開き2ページで表示できる仕様になっており、紙のカルテを閲覧するのとあまり差がないようになっています。カルテをめくる速さにも優れ、ストレスなく閲覧できます。
【モバイルパソコンからも使用可能】
往診時に紙のカルテあるいは大きなパソコンを持ち出さなくて済むよう、小型のモバイルパソコンに対応しています。VPNサービスを導入すれば、遠隔地でもカルテのデータを取り出せます。
ヒューマンかるてESRでできること
【紙カルテのスキャン】
スキャンしたい紙のカルテをスキャナにセットし、ソフト側で「両面」あるいは「片面」と指示すれば、自動的にスキャンが開始されます。スキャン終了時には、読み取ったデータが一覧形式で表示されるため、患者番号を始めとした必要事項を登録しましょう。これだけで紙のデータを電子化できます。また、バーコード付きカルテであればスキャン時に自動的に患者番号などが登録されます。今使っている紙のカルテを、ヒューマンかるてESRから発行できるバーコード付きカルテに置き換えれば、電子化の手間を大幅に削減可能です。
【電子署名による保護】
医師資格証を用いた電子署名システムを持ちます。カードリーダーで資格証を読み取り、その情報に基づいて電子署名を行うことで、本人確認やデータの改ざん防止を実現します。
【高度な検索機能】
患者名や患者ID、日付、キーワードなどさまざまな観点から情報を探し出す検索機能を搭載しています。キーワードは自由に付与できるため、たとえば特定の処置を行った患者のカルテに対してその旨を記載しておけば、後から探し出すのが容易になります。また、〇や△といった記号による付箋機能も搭載。クリック一つでカルテを分類できます。