A社 製造業(社員数約1,000名)
経営ビジョンに基づく新たな人材マネジメントの基盤として人事制度全体を刷新・整備
制度の設計・導入支援からその後の運用結果の検証および定着化施策、更には階層別研修までをトータルでサポート
事例のポイント
1.フレームワーク
求める役割に応じた等級とコア人材となる職種を設定し、社員一人ひとりに求める役割を明確化
2.評価制度
成果評価には役割に応じて目標管理による達成度評価と業務遂行度評価を設定、目標管理にはバランススコアカードを取り入れ役割に応じた目標設定項目を体系化
プロセスも重視しコンピテンシー評価を導入、等級・職種に応じた行動着眼点を設け具体的行動の発揮度合を評価
3.賃金制度
役割に応じた賃金とするために賃金体系を刷新
評価結果に基づく給与改定・賞与の計算ルールを明確化
勤続年数、等級、評価に応じたポイント制退職金制度へ移行
4.処遇制度
評価結果や階層別研修の受講等を要件に昇降格のルールを設定
成果・行動それぞれの評価結果から役職の交代ルールについても整備
5.教育研修
役割に基づく階層別研修体系を整備し、研修を企画・実施
人事制度運用スキル研修も階層別に展開
上司・部下のコミュニケーションが促進され人材マネジメントサイクルが定着化
・重点的に取り組んだ点を評価してもらいモチベーションアップにつながった
・フィードバックがわかりやすく、下期に重点を置くポイントが明確になったので良かった、進捗状況確認も毎月実施されとても良い
・目標以上に成果を上げればそれ以上に評価してもらえると実感した
・行動だけでなく成果もついてくるようになったので下期も努力していきたい
・減点評価があったが、内容をフィードバック・指摘され自分の役割・責任を認識した
・自分の役割を明確に整理できた、上司のアドバイスでモチベーションが上がった
・上司の自分に対する評価と自己評価のすり合わせができた
・自己評価に対して厳しい評価もあったがフィードバックを受けて納得できた
・毎月進捗管理シートを使いしっかり反省することができた
・今期等級が変わり、自分に求められていること、今後の方針などを確認できました