Audit Oneとは
機密情報の意図的な持ち出しや、不注意による情報漏えいなど、インシデントから企業や社員を守るために、
早期発見を目的とした定期的な予防監査が必要です。
「Audit One」は、日本でも多くの企業に利用されている「Microsoft 365」の
メールを監査するための、監査に特化したクラウドサービスです。
「Microsoft 365」から取り出したメールを、AIを使って企業リスクの疑いがあるメールだけに絞り込みを行います。
絞り込まれたメールは監査担当者が内容を確認・判定し、提出用としてレポートを出⼒することができます。
ニューノーマルな働き方により、膨大な量となったメールを
「Audit One」のAIが人に代わってチェックするソリューションです。
Audit Oneの強み
●インストールや構築が不要
「Audit One」はクラウドサービスのため、インストールや構築などの煩わしい作業が不要になります。
Webブラウザ経由でどこからでも利用することができます。
●AIで平時の予防監査業務を軽減
大量のメールから、AIが会計不正や情報漏えいなどの疑いがあるメールだけを抽出いたします。
監査担当者は、疑わしいメールだけを確認すればよいため、業務負担の少ない予防監査を行うことができます。
●高精度なAI検知
AI判定を難しくする類似語や敬語、慣用句など、日本語固有の表現や文章も判別できる技術を、
「Audit One」に搭載しているため、高精度なAI検知を実現しています。
●使いやすい監査フローを提供
監査者が疑いのあるメールを確認しやすいように、AI検知理由などを見やすく表示しております。
また、確認後のコメント記入欄やレポート出力機能も備えた監査フローを提供いたします。
Audit Oneでできること
■独立した権限設定
「Audit One」で独立した監査管理者・監査者を、自由に設定することができます。
権限を期間限定で付与したり、監査者を一括インポートすることも可能です。
■「Audit One」が提供する監査ワークフロー
「Audit One」で監査したいメールを「Microsoft 365」のコンプライアンスセンターやOutlook からエクスポート。
「Audit One」の監査フィルターやAI監査を使って、疑いのあるメールだけに自動的に絞り込みを行います。
そして、管理者は監査セットを使って監査担当者を割り当てます。
監査担当者はAIによって「問題あり」となったメールを確認・再判定したり、コメントの記入が行えます。
■気づきを与えるAI監査
メールは「Microsoft 365」のコンプライアンスセンターで生成したPSTファイルを「Audit One」にアップロード。
予め設定しておいた監査フィルター、キーワードおよびAIによって問題があると判断されたメールを、
テーマごとに自動で判別します。
■監査レポートの出力
ワークフローで「問題あり」と判定されたメールはレポートとして出力が可能です。
レポートには、「問題あり」のメールの一覧が記載されたPDFファイルとPSTファイルが含まれるため、
監査証拠として提出する際にも便利です。