「Nextcloud」とは
Nextcloudはowncloudの創始者であるフランク・カーリチェックによって開発されたドイツ発の完全クラウド型のオンラインストレージサービスです。無料かつオープンソースのソフトウェアであるため、自前のサーバにインストールして利用いただくことも可能です。
「Nextcloud」でできること
【完全無料で利用可能】
フリーソフトウェアであるためあらゆる機能を無料で利用することができます。他のオープンソース製品(ONLYOFFICE等)と組み合わせることで、ファイルをオンライン上から編集することもできるようになります。
【いつでもどこでも利用可能】
デスクトップPCだけでなくスマホ(iOS/Android)向けのNextcloudアプリを提供しているため、いつでもどこでもファイル管理が可能です。マルチデバイスでフォルダやファイルを簡単にアップロードができます。
【自前のサーバ上でファイル管理】
Nextcloudはオープンソースのソフトウェアであるため、自前で保有するサーバをホストサーバとして運用することが可能です。自前のサーバをホストサーバとすることで、社内にファイルを保管することが可能であるため、社外に重要なファイルを保管したくないといった要望に応えることができます。
「Nextcloud」の強み
【安全なファイル共有】
取引先やフリーランスの方と容量の大きいファイルを共有しながら作業をする場合、メール添付では対応できないことも多いでしょう。そのため、無料のファイル転送サービスや、オンラインストレージサービスを使う場面も多くなり万が一のセキュリティ事故がおきる可能性も高くなります。そんな場合に、Nextcloudを自社環境として構築すれば重要なファイルは自社のストレージ内で保管でき、管理もしやすく、アカウントを持たない相手とでもファイル共有も安全に行うことが可能です。
【GDPR(欧州個人情報保護法)等への対策】
Nextcloudはドイツ発のクラウドサービスであることから、GDPRに配慮した「Nextcloud Compliance Kit」というパッケージを用意しています。ドキュメントの整備からGDPRに遵守するための機能を提供しています。アメリカのHIPAA法に対応したプランもあります。
【充実した監査機能】
だれがいつファイルにアクセスしたかを把握するためのアクセス管理機能や特定のユーザ対して特定の機能を実行させるか否かの権限コントロールも可能です。
【プラグイン式の機能拡張】
Nextcloudはモジュール式ですので、プラグインによって機能を拡張することができます。カレンダー、アドレス帳などといったグループウェアからチャットなどのコミュニケーションツールまで様々な機能を提供しています。
【充実のサポート】
オープンソースでありながら、Nextcloudの利用方法やトラブル時の問い合わせ等のサポート対応があります。StandardとPremiumの2種類が用意されており、Premiumサポートでは年1回、導入後バージョンアップにも対応しています。