【比較表】セキュリティシステム一覧
この記事で紹介している製品について、初期費用や月額料金、プランなどを一覧表にまとめました。また、各製品の詳細情報については、後ほど紹介してるので、気になる製品をチェックしてみてください。
セキュリティシステムを比較
ITトレンド編集部が厳選するセキュリティシステムを含め、定番の製品を紹介します。
《eKYC》のPOINT
- 最短1週間で導入可能!開発不要でタグを設置するだけ
- ブラウザで完結!アプリや別サイトの立ち上げが不要!
- 不正侵入・改ざん検知、DDos対策等の強固なセキュリティで安心
提供元は株式会社ショーケース提供の「eKYC」は、システム開発が不要で導入後すぐに利用可能な、オンライン本人確認ツールです。顔認証による生体情報と、本人確認書類を使用した所持情報を取り入れています。スマホのカメラから簡単に本人確認が可能です。オンラインによる認証を実施することで、導入のための手間や工数を大幅に削減でき、最短1週間で導入できます。また、犯罪収益移転防止法に対応した厳格な本人確認を行っており、なりすまし防止にも活用できます。
DigitalPersona AD
生体認証や二要素認証・多要素認証により、なりすましを排除できるPC認証強化システムです。ネットワーク環境やユーザーの利用状況から、適切な認証手段を設定できます。オンラインとオフラインで認証方式を自動で変更する、認証ポリシーの一括設定も可能です。
ニーズにあわせて、生体認証・ICカード認証・スマートフォン認証の3種類から選択して使用できます。導入実績が豊富で、国内外で2億人以上のユーザーが利用しています。提供元は株式会社ヒューマンテクノロジーズです。
ESET PROTECTソリューション
中小企業向けのセキュリティ対策サービスです。クライアント端末(エンドポイント)のセキュリティを包括的に対策します。ウイルスやスパイウェアなどのマルウェア対策・ネットワーク保護・情報漏えいなどの各種対策をパッケージ化しています。
クラウド型とオンプレミス型で、それぞれ複数のパッケージが用意されているので、企業にあった形態を選択可能です。提供元はキヤノンマーケティングジャパン株式会社です。
m-FILTER Ver.5
安全な業務環境を実現するメールセキュリティ製品です。送信元を偽ったメールや、ウイルスが潜んだ添付ファイル・URLの送付など、外部からのメールにはさまざまなウイルスが仕組まれている可能性があります。
m-FILTER Ver.5のメールセキュリティは、そのような攻撃メールから企業を守り、安全なメールのみを受信可能です。ほかにも、悪意のあるメールの無害化、誤送信対策、スパムメール対策などのセキュリティ機能をもちます。提供元はデジタルアーツ株式会社です。
秘文
情報漏えいや内部不正を防止し、企業を守るサービスです。オンプレミス版とサービス版の2つの形態から選択できます。
オンプレミス版では、ハードディスクや機密ファイルの暗号化による情報漏えいの防止、ネットワーク利用制御による不正持ち出しの防止などに対応可能です。サービス版では、オンプレミス版の機能に加えて、IT資産やスマートデバイスの管理機能が統合されました。提供元は株式会社日立ソリューションズです。
セキュリティシステムの選び方は?
自社にあったセキュリティシステムの選び方を説明します。
目的にあった機能を備えているか
セキュリティシステムの対策には、いくつかの種類があり、守れる攻撃の範囲が異なります。目的を一つに絞ってシステムを導入しても、複数の攻撃をカバーしきれずにぜい弱性を見破られ、情報漏えいにつながるおそれもあります。各製品のもつ特徴や対応範囲を理解しましょう。目的が多岐にわたる場合は、うまく製品を併用すると、まんべんなくセキュリティを向上できるかもしれません。
例として、Webサイトからの情報漏えいを防ぎたいという目的があるとします。そのような場合には、Webサイトと閲覧者との通信を暗号化するSSLという仕組みをもつシステムがいいでしょう。それに加えて、ファイアウォールを併用すると、第三者が内部のネットワークへ不正アクセスした際の遮断が可能です。さらに、ウイルスを予知するウイルス対策ソフトを活用すれば、セキュリティレベルが格段に高まります。
費用はどれくらいか
セキュリティシステムにかける費用は、企業によってさまざまです。大企業であれば、セキュリティ担当者の教育費用なども含め、1,000万円以上をかける企業もあります。中小企業では、50万円前後の場合が多いでしょう。
ソフトの種類別でみた場合、セキュリティソフトはパソコン1台あたり年間で1万円前後から導入が可能です。ただし、Webサイトのための改ざん防止ツールや、マルウェア検知のウイルス対策ソフトなどは、月間で1、2万円前後に費用が膨らむこともあります。加えて、サイバー保険などに加入すると、月額で30〜50万円の費用がかかる場合もあるでしょう。
目的と予算にあったセキュリティシステムを導入しよう
セキュリティシステムとは、コンピュータの安全性を高めるための、企業の信頼にも関わる重要なシステムです。セキュリティシステムの選び方は、以下のとおりです。
- ・目的にあった機能を備えているか
- ・費用はどれくらいか
目的に応じた機能をもち、予算に見合ったシステムを導入して、自社のセキュリティを向上させましょう。