AIテキストマイニングとは
2015年に公開されたクラウド型テキストマイニングサービス「UserLocalテキストマイニング」が、新たにビジネス向けの機能を搭載した製品です。セキュリティや社内での情報共有に役立つ機能を搭載し、実際の業務で活用しやすいテキストマイニングサービスとなりました。
使い方は非常に簡単で、テキストをフォームに入力したり、テキストデータをアップロードしたりするだけで分析できます。基本的な機能は無料で公開されているサービスでも使えるため、そちらで体験してから導入することも可能です。
AIテキストマイニングでできること
AIテキストマイニングの基本的な機能を見ていきましょう。
【言葉の出現頻度分析】
入力した文章に登場する言葉の出現頻度を調べ、スコア化して表示。名詞や動詞など、品詞別に確認できます。
【ワードクラウド】
ワードクラウドとは、文章の中で出現頻度が高い単語を大きく、小さい単語を小さく表示することで、出現頻度を図示する機能です。視覚的に単語の出現頻度を確認できる方法として用いられます。AIテキストマイニングにもこの機能が搭載されています。
【共起ネットワーク】
これは、単語同士のつながりを円と線によって図示したものを指します。どの単語とどの単語が同時に使われやすいのかを視覚的に把握可能です。
AIテキストマイニングの強み
ビジネス向けに登場した有料版AIテキストマイニングは以下の強みを持ちます。
【人工知能を用いた高度なテキストマイニング】
AIテキストマイニングは感情分析に対応しています。これは、文章に込められた人の感情を分析する機能です。ディープラーニングによって感情と文章の関係性を明らかにし、それに基づいてテキストを分析します。
また、自動要約機能も搭載されています。文章の中から重要な単語や文章を探し出し、それによって文章の大意を掴む機能です。
さらには、音声入力にも対応しています。パソコンのマイクに音声を入力するだけなど、簡単な操作で文章を音声認識させ、内容を分析できます。
【WebAPI連携機能によるデータ活用の促進】
WebAPI連携機能により、外部のシステムから文章を取り込めます。社内情報システムや自社Webサイトなどからテキストを読み取り、分析すれば、マーケティングや経営判断などに速やかに活用可能です。
【文書データを保護するセキュリティ機能】
通信データを暗号化するのはもちろん、データベースに保管されているデータにも暗号化を施します。大量のテキストデータを安心して分析できるでしょう。