トラフィック監視ツールとは
トラフィック監視ツールとは、ネットワーク上に流れるデータを監視して、設定値以上のトラフィックが流れるとアラートをだすツールのことです。データ量・平均値・ピーク値などを監視して、トラブルの前兆を検知します。ネットワークが持つ帯域幅以上のトラフィックが流れてしまうと、PCとサーバ間の通信が遅くなるなどの問題が発生するので監視が必要です。
ITトレンド編集部厳選!トラフィック監視ツールを比較
まずはITトレンド編集部おすすめの2選を紹介します。ツールごとに搭載機能や提供形態などが異なります。具体的に把握しましょう。
InterMapper
- グラフィカルでリアルタイムなネットワーク監視
- 機器自動検出によるネットワーク検索
- Flowsアナライザー対応
株式会社アンフェイクが提供する「InterMapper」は、リアルタイムでネットワークを監視し、評価に至るまで幅広い用途を持つ製品です。グラフィカルな画面で状況を把握できるため、どこで何が起きているかを一目でつかめます。機器の自動検出によるネットワーク検索に対応し、構成の把握にかかる手間を抑えられます。Flowsアナライザーにも対応しており、トラフィック解析、アラート通知、ネットワークマッピング、レポート生成、履歴データ記録、アニメーション表示といった機能を備えています。パッケージソフトおよびアプライアンスの形態で提供されます。
InterMapperを利用したユーザーの口コミ
実はまだ複数のネットワーク管理ソフトウェアを利用しており、運用操作や画面が一本化できていないため、可能であればMOMとして、メジャーな管理ソフト・プロトコルを一元管理できると、段階的移行もしやすいと期待しています。
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Cubro Vitrum (Cubro Network Visibility)
- ネットワーク構成を可視化し問題特定を容易にする機能
- 統合管理や自動更新機能でデバイスの運用を簡素化
- 状況をリアルタイム監視し、迅速な意思決定を促進。
GlassWire (Domotz Inc.)
- 通信状況をグラフで可視化、ネットワークの動きを把握
- 新規通信や異常を検知し、アラートで通知機能を搭載
- アプリ単位で通信制御可能なファイアウォール機能
Squeezer (株式会社テクノカルチャー)
- ネットワークデータの収集・可視化・解析
- 通信端末やトラフィックをリアルタイムで監視。
- 障害原因や通信不具合の調査を支援。
WiSAS (株式会社スプライン・ネットワーク)
- センサーでWi-Fi状況を可視化・診断するツール
- 24時間365日の常時監視で脅威をリアルタイムに検知・遮断
- 庁舎外通信を遮断し、自宅PCの遠隔操作を防止。
Cybereason MDR SERVICE (サイバーリーズン合同会社)
- 専門家が24時間365日体制で環境を監視・解析
- 脅威の詳細解析と適切な対応策を報告・提示します
- 緊急性が高い脅威への抑止制御と対処を支援。
CUBROクローズドネットワーク監視プラットフォーム
Cubro Japan合同会社が提供する「CUBROクローズドネットワーク監視プラットフォーム」は、ネットワークトラフィックを安全に監視・分析するためのプラットフォームです。一方向通信の仕組みを活用し、監視対象のネットワークへの外部からのアクセスを抑えながら、通信データを監視環境へ転送できます。さまざまなベンダーのネットワーク監視装置やセキュリティ監視装置と組み合わせて利用できます。
トラフィック監視ツールのメリット
続いて、トラフィック監視ツールのメリットを3つ紹介します。
異常や障害を予測できる
トラフィック量を監視すれば、ネットワーク障害の原因を明らかにし、問題を未然に防止できます。問題が発生したとしても迅速な対応が行えます。トラフィックの懸念箇所やメンテナンスが必要な箇所、および障害の原因を迅速に特定可能です。トラフィック監視することで、帯域幅が肥大する原因を特定して、ネットワーク使用量を最適化することもできます。
監視工数を削減できる
24時間365日、トラフィック監視ツールが自動で監視することで、管理者が常時見張る必要がなくなります。監視工数を削減できるので、従業員の残業時間抑制や休日の確保が可能になるでしょう。働き方改革の観点からも、適切な労働時間で従業員が働けるようになります。会社側の観点から見ても、夜間・休日出社が減少すれば残業代や休日出勤手当だけでなく、会社の光熱費も削減可能です。
ネットワーク設備の見直しにも有効
トラフィックを監視することで、すべての帯域幅が有効活用できているかの把握が可能です。それにより、ネットワーク設備を増強すべきか、縮小してもよいのかの見直しができます。異常の原因や障害発生の予測ができるようになり、計画的にネットワーク分割・機器の増強・アップグレードが実施可能です。
トラフィック監視ツールのデメリット
トラフィック監視ツールの導入にはデメリットもあります。特徴的な2つを紹介します。
専門知識が必要
トラフィック監視ツールを導入するには、ネットワークの知識があり、ツールを扱えるスキルを持ったエンジニアが必要です。監視ツールは外国産の場合が多く、監視結果のデータも専門的な内容になるので、ネットワークの専門知識を持っている必要があります。運用上も障害の原因や異常な量のトラフィックを検知した際に、管理者は概要を把握できるスキルが必要です。
コストがかかる
トラフィック監視ツールの導入には、導入コストだけでなく、管理者の教育費用や人件費がかかります。ツールによっては監視範囲が広がった際に、ライセンスの追加やフォーマットの拡張で追加料金も発生します。導入時点では基本機能のみで低価格に抑えられているツールもあるので、将来的な拡張にかかるコストも検討が必要です。
トラフィック監視ツールを選ぶポイント
導入を検討する際は、どんなことを重視したらよいのでしょうか。ツールを選ぶポイントを2つ紹介します。
導入・運用のしやすさ
トラフィック監視ツールにはオンプレミス型とクラウド型があり、クラウド型の方が導入しやすく、運用しやすいです。クラウド型は設定するだけで利用可能なので、初期費用をおさえられます。オンプレミス型は設定や設計を自社で行う必要があり、導入にコストがかかります。運用に関しても同じです。クラウド型は誰でも使いやすく、効果的に運用しやすいとされています。オンプレミス型は柔軟な設定ができますが、管理者に専門知識や経験が必要です。
アラートの通知方法
アラート通知の方法はツールによってさまざまあり、自社に適した通知方法ができるかもポイントです。アラート通知がメールだけだと、ネットワーク障害があった際に気づかず対応が遅れてしまいます。チャットツールや自動音声による電話通知、SMS配信など、確実に気づける通知方法に対応しているか確認しましょう。
トラフィック監視ツールを比較して導入を検討しよう!
トラフィック監視ツールとは、ネットワーク上に流れるデータを監視して、異常があればアラート通知するツールです。メリットは下記のとおりです。
- ・異常や障害を予測できる
- ・監視工数を削減できる
- ・ネットワーク設備の見直しにも有効
デメリットは下記のとおりです。
- ・専門知識が必要
- ・コストがかかる
選ぶ際のポイントは下記のとおりです。
- ・導入・運用のしやすさ
- ・アラートの通知方法
上記をもとにトラフィック監視ツールを比較して導入しましょう。


導入後はあわせて更新した機器との組み合わせにより、構成や状態が可視化でき、運用対応の迅速化につながっています。
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