「InfoCage SiteShel」とは
脆弱性を抱えるWebアプリケーションの保護のために、NECが提供するソフトウェア型のWAFサービスが「InfoCage SiteShel」です。
NEC独自のセキュリティに関するインテリジェンスやソフトウェア型の特徴を活かして多くの攻撃からアプリケーションを守ります。
「InfoCage SiteShel」でできること
▶︎アプリケーションレイヤでの防御
従来のファイアウォール、IDS・IPSでは防ぎきれない以下のようなWebアプリケーションへの攻撃にも「InfoCage SiteShel」は対応します。
・バッファオーバフロー
・SQLインジェクション
・セッションハイジャック、リプレイ
・強制ブラウズ
・OSコマンドインジェクション
・パスワードリスト攻撃
・クロスサイトスクリプティング、リクエストフォージェリ
・パラメータの改ざん
・パストラバーサル
・エラーコード
▶︎NEC独自のセキュリティインテリジェンスを適用した防御
NECの持つ更新サービスセンターにて、
・公的機関
・ハッカーサイト、セキュリティコミュニティ
・NEC独自調査網
・脆弱性情報企業
など、さまざまな情報源から収集・分析された最新のセキュリティに関する知見を、脆弱性対策のパッケージ(ブラックリスト)として「InfoCage SiteShel」に提供します。これを
・既知の攻撃元IPのブラックリスト
・ユーザーが個別に設定したルール
と組み合わせることで、正常なトラフィック以外の不正な通信を漏れなく防ぐことが可能です。
「InfoCage SiteShel」の強み
▶︎ソフトウェア型のWAF
「InfoCage SiteShel」は、Webサーバーにインストールして利用する、ソフトウェア型のWAFです。
アプライアンス型のサービスと異なり、導入に際してネットワーク構成を見直す必要がなく、1〜2週間と短い期間での導入が可能です。
▶︎コスト低減
年間ライセンスは1サーバー600,000円〜とリーズナブルなのも特徴的。小さな組織でも利用が可能です。
また、アプリケーションの修正をセキュリティによって減らすことができるので、コストの削減にもつながります。
▶︎柔軟な導入形態
クライアントの環境・ニーズに合わせて以下のように導入形態を選ぶこともできます。
・Webサーバーに直接インストールする「ホスト型」
・Webサーバー前段に設置した専用サーバーにインストールする「ネットワーク型」
・スイッチのミラーポートに接続した専用サーバーにインストールする「スニファ型」
▶︎高いセキュリティ基準をクリア
クレジットカード大手5社によって策定された国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS」が必要とするWAFの基準をクリア。安心して利用できます。
▶︎Webサーバ監視/Web改ざん防止オプション
Webコンテンツが改ざんされたことを検知して、管理者への通知、自動復旧などを行うことのできるオプションです。
本来あるべきデータを記録し、常に整合性のを担保することができます。