効率的に各工場の原価管理システムを統一し、工場間の製品原価の分析精度が向上
【積水化学工業株式会社様】
◆原価計算業務範囲
・実際原価制度を採用
・月次、計画、見通の運用
・差異分析の実施(実績vs計画、当期計画vs前期計画など)
◆導入前課題
・旧システムでの運用、計算に時間が掛かっている
・原価計算の精度に課題があり、原価分析が上手くできていない
・工場毎で原価管理の仕組みがバラバラ、属人性が強い
☆導入のポイント
◆各工場の原価管理システムの統一
・工場間の製品原価の分析業務共通化と精度向上を実現
・属人化の排除、計算結果の可視化を実現
◆経理業務の運用負荷軽減
・マスタや諸元データの一括登録で、運用負荷の大幅な軽減を実現
・原価計算に特化しており、基幹システム等既存のインプットシステムを変えることなく導入が可能
◆効率的な横展開、拡張性
・3期に分けた段階的な横展開で効率的な導入に成功
・連結原価や収益分析の拡張性、将来性
お客様からいただいた声(導入の効果)
●経理業務の運用負荷軽減・作業効率化
・運用業務の削減目標1.7倍を達成
・予算作成の業務時間が従来の1/3に短縮
・年間1,500万円相当の工数を削減
・月次決算に要する期間が1/4に短縮
●システム投資額の削減・保守費用の削減
・複数工場で統一した仕組みを利用できるようになり、保守費用削減
・年間保守費用を従来より50%削減
・旧システムのバージョンアップと比較して、導入コスト50%削減
●計算結果の見える化
・原因がわからない原価差額が大幅に縮小
・費用の内訳を正確に把握できるようになった
・計算エラーが発生した場合も原因を容易に見つけられる
●計算精度の向上、データ活用
・工程別・製品別の原価把握により、結果の正確性・信頼性が向上
・細分化した原価管理で精緻な分析結果を経営層に提出できるようになった
・来期予測や損益分析の精度が高まり適切な対策が取れるようになった
・品種間や工場間での比較(原価率、利益率)が可能になった
・工場にリクエストせずとも、必要な時に必要な原価情報が取得できる