原価管理システムとは
原価管理システムとは、複雑な原価計算や予算と実績の比較ができる差異分析、収益性を判断できる損益分析が行えるシステムです。原価計算システムと呼ばれることもあります。
原価計算には、原価にまつわるさまざまなデータが必要です。そのため原価管理システムは販売管理や生産管理、在庫管理、会計などの基幹システムと連携して利用することが大半で、ERP(統合基幹業務システム)の機能の一部としても利用できます。差異分析や損益分析だけでなく、原価データを利用したシミュレーションも行えるので、経営判断にも役立てられます。
なお、原価計算の方法についてあらためて把握したい方には、以下の記事がおすすめです。
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原価管理システムの基本的な機能
多くの原価管理システムが保有する基本的な7つの機能を理解することで、自社へのシステム導入の判断がしやすくなります。
- ■原価計算
- 調達費や製造費、固定費や労務費など多くの費目に対して、標準原価や実際原価などさまざまな切り口で原価を算出する機能。原価を正確につかめると、コスト削減に向けてどの費目に対策を講じればよいかの判断がつきやすくなる。
- ■原価差異分析
- 目標原価に対して、実際原価との差を分析する機能。差異があった費目に対し要素単位による分析を行うことで、差異金額の明細が一目でわかる。
- ■損益計算
- 製品や部門別、月次や四半期での損益を計算する機能。損益計算書の作成も容易に行える。製品ごとのプロダクトライフサイクルコストを把握し、限界利益や収益性を判断できる。
- ■配賦計算
- 配賦対象となる費用に対して、あらかじめ配賦パターンを定義する機能。部門間配賦や製品配賦などにおいて、合理的な判断にもとづいた配賦が可能になる。
- ■原価シミュレーション
- 原価変動を予測し、原価・収益に与える影響度を分析する機能。蓄積した原価データをもとに、中長期の経営シミュレーションや経営戦略が立てられる。
- ■システム連携
- 販売管理や在庫管理、会計など、原価管理に必要な各種システムと連携するための機能。システム間のデータを一元管理することで業務効率化が図れる。
- ■セキュリティ対策
- アクセスコントロールやパスワード認証、部門別・業務レベル別のアクセス管理など、システムセキュリティを強化する機能。外部出力設定や操作履歴・データ更新履歴、データ改ざん防止など、内部統制に有効な機能も備えている。
原価管理システムの機能をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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原価管理システム導入がおすすめの企業
原価管理システムは、原価計算や差異分析など原価管理業務を効率化できるシステムです。以下のような課題に直面している企業は、原価管理システム導入が特におすすめです。
- ■課題:原価計算の複雑化による業務負担が大きい
- 原価管理システムでは、必要な項目を入力するだけで原価が自動計算されるため、実務担当者の負担が大幅に軽減する。
- ■課題:原価情報が分散しリアルタイムで情報共有できていない
- 原価管理システムをほかの基幹システムと連携すれば、原価情報を自社保有のシステム全体に反映できる。原価に影響を及ぼすさまざまな変動要素をリアルタイムに取り入れることで、経営判断のさらなる迅速化につながる。
- ■課題:原価計算の精度が低い
- 独自の配賦基準・配賦方法をもとに原価を算出できるため、システムの活用によって原価計算の精度が格段に向上する。正確な原価把握によって、コスト改善のための経営判断が容易になる。
- ■課題:原価変動に対するシミュレーションができていない
- 原価管理システムを活用すれば、原料費の高騰や為替の急変動などに備えたさまざまなシミュレーションが行える。原価変動が自社に与える影響を把握することで、経営の利益確保やリスク管理が可能になる。
以下の記事では、原価管理システム導入により解決できる課題について詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
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原価管理システムのタイプ
原価管理システムは、主に以下の3つのタイプに分けられます。
それぞれのタイプについて、詳しく解説します。
業界特化型
製造業や建設業、広告や開発など特定の業界に特化した原価管理システムです。各業界の業務工程にあわせた原価管理が可能なため、自社の業態に最適なシステムを導入したい企業におすすめです。例えば、建設業界に特化した原価管理システムでは、工事進捗や資材管理、作業出来高など建設業特有の管理項目を一元管理できます。
▼【製造業向け】原価管理システムの紹介へジャンプ!
▼【建設業向け】原価管理システムの紹介へジャンプ!
プロジェクト管理型
プロジェクト管理型の原価管理システムは、プロジェクト単位で労務費や外注費などを把握できる点が特徴です。これにより、プロジェクトごとにメンバーの生産性や採算性などを分析可能です。顧客向けのプロジェクト以外にも、社内プロジェクトのコスト把握や案件管理、収支管理への活用も期待できます。
▼【プロジェクト管理型】原価管理システムの紹介へジャンプ!
多用途型
多用途型の原価管理システムは、さまざまな業界や業務形態に対応できるタイプです。汎用性が高いため、複雑な業務工程や配賦設定を必要としない場合におすすめです。また、現行のExcel業務をそのままシステム化し運用支援する製品もあるので、業界や業務工程にとらわれず自社にあわせた活用ができるでしょう。
▼【多用途型】原価管理システムの紹介へジャンプ!
原価管理システムの比較ポイント
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
自社の業種やシステム環境に適しているか
自社にあう原価管理システムを選ぶためには、前述した製品タイプからシステムを絞り込むとスムーズです。このとき、過去の導入事例や導入実績もあわせて確認することで、業種だけでなく、自社の企業規模や社員数、抱えている課題にマッチした製品を見つけやすいでしょう。
導入事例や導入実績は、製品の公式サイトで紹介されているケースが多いので確認してみてください。公式サイトにない場合も、ベンダーに問い合わせたり資料請求して取り寄せたりできるので、比較材料の一つとしてぜひ活用しましょう。
また原価管理システム以外に、ERPやプロジェクト管理システムなどでも原価管理や原価計算が行えます。これから企業全体のシステム化を進めようと考えている企業は、業務全体の効率化に役立つERPの導入を検討するのもよいでしょう。
既存システムと連携して業務効率を高められるか
原価計算を正確に行うためには、会計データや在庫情報、生産管理などの製造工程に関わる多くの情報が必要です。そのため、原価管理システムは単一で活用するのではなく、ERPや基幹業務システムと連携させて活用する場合が多いでしょう。販売管理システム・購買管理システム・在庫管理システム・見積管理システムなどと連携することで、業務効率アップが期待できます。
システム連携ができないと、原価計算に必要なデータを手動で共有する必要があり、かえって工数が増える場合もあります。原価管理システムを選ぶときは、既存システムとの連携可否を事前に確認しましょう。
カスタマイズやアドオン開発が必要か
原価計算方法をはじめ、システムに求める機能や運用環境は企業ごとに異なるため、製品のカスタマイズ性は確認すべきポイントです。
自社の運用環境にあわせてカスタマイズしたり、不足している機能をアドオン開発で補ったりすることで、運用が効率化します。カスタマイズやアドオン開発の必要性を検討したうえで、システムの拡張性にも目を向けましょう。
社内を横断してデータ統合しやすいか
原価計算では正確なデータが必要になるため、全社・全部署のデータを一元管理できる機能が必要です。クラウド型のシステムなら、各拠点で管理しているデータを統合しやすいでしょう。
データを一元管理できないと、集計だけで多くの時間を要します。また、原価計算に必要なデータは日々更新されるため、集計に時間がかかるほど正確性が低下するでしょう。
原価の配賦方法が自社にあわせられるか
実際の原価との差異をなくすために、原価の配賦をあわせる必要があります。どのような配賦基準・配賦ルールに対応可能かを確認し、自社にあった配賦方法が設定できるシステムを導入しましょう。また、配賦を細かく設定していく作業は手間がかかるため、自動配賦機能を搭載しているシステムの導入もおすすめです。
原価管理の配賦方法について理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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「配賦」とは?原価管理での計算方法や配賦基準設定のコツを解説
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自社に必要な原価シミュレーションができるか
原価シミュレーションにはさまざまな方法があり、どのくらい細かい精度で分析・予測できるかは、製品によって大きく異なります。例えば、製造原価をできるだけ詳細に把握したい場合は、原料要素別や構成品目別、工程別や指図別など、より多くの原価シミュレーションに対応したシステムが便利でしょう。また、利益目標を重視した原価シミュレーションや、原料単価変動にともない高速にシミュレーションできるシステムもあります。
原価管理システムを導入する際は、どのような項目や方法で原価シミュレーションを行いたいのかを明確にしましょう。自社の求める原価シミュレーションが可能になれば、原価管理業務の効率化、経営判断への迅速な活用などが実現します。
【比較表】おすすめの原価管理システム
ITトレンド編集部おすすめの原価管理システムやソフトを一覧にまとめました。各製品の機能やポイント、レビュー評価などを比較してみましょう。
どのような製品が注目されているのか、人気傾向を把握したい方は以下のページも参考にしてください。問い合わせが多い製品をランキングで紹介しています。
【製造業向け】原価管理システム
製造業の業務形態や生産形態に適した機能をもつ原価管理システムを紹介します。
《J-CCOREs》のPOINT
- 業種を問わず製造実態を反映できる「ころがし計算」
- Excelとの連携機能を標準装備しており、快適な操作性を実現
- 周辺システムには左右されない、独立した原価管理システム
JFEシステムズ株式会社が提供する「J-CCOREs」は、製造業の管理会計を全面的に支援する原価計算・採算管理パッケージです。Excelとの連携機能を標準装備しており、ユーザー自身で帳票開発が可能です。業種問わず製造実態を反映できるころがし計算など、幅広いニーズに応えた標準機能を搭載しています。
原価や損益の計算に加え、新製品原価や原価単位変動など、さまざまな視点での分析にも対応しています。
対象企業規模 |
従業員100名以上 売上100億円以上 |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《ProSee》のPOINT
- 原価計算や管理会計の専門家が在籍!基礎が分からなくてもOK!
- 原価の削減よりも利益のポテンシャルの向上が可能!
- 顧客に合った導入形態・活用方法のコンサルが受けられる!
「ProSee」は、中小企業工場の生産性を向上へと導く原価管理システムです。原価管理や管理会計を専門とするソートウェア株式会社が提供しており、原価管理に関する教育や活用方法のコンサルティングなども可能です。
加えて、現場における生産回転率を上げるために、工場経営の改善指標を毎日簡単に集計する原価管理機能を有しています。原価と在庫金額、キャッシュフローの3要素を見える化し、経営改善へつながる業績管理が実現するでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
オンプレミス |
参考価格 |
ー※無料プランあり |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
原価管理システムは、大企業だけでなく中小企業でも導入されています。以下の記事では、中小企業における原価管理の必要性について解説しているため、該当する企業は一読ください。
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中小企業における原価管理の必要性は?課題や進め方について解説!
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【建設業向け】原価管理システム
工事進捗や資材管理など、建設業特有の項目を管理できる原価管理システムを紹介します。
《Sitrom-CC》のPOINT
- 建設業における経営分析や原価管理に必要な情報を一元管理できる
- クラウド型工事管理・管理会計システム3部門で高評価獲得
- 専門家による改革・改善の提案で御社の業務に完全にフィット
フォロス株式会社が提供する「Sitrom-CC」は、工事管理や会計管理を必要としている建設業向けのシステムです。工事ごとの原価管理が可能で建設業特有の管理項目を一元管理できるため、効率のよい業務運用が見込めるでしょう。
工事原価や勤怠管理、資材稼働などの社内情報が仕訳として登録され財務会計と連携するため、現場と管理部門の差が生じません。スマートフォンから勤怠の登録も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
ー※デモあり |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
2,200,000円~ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
建設 |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
Sitrom-CCのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
工事情報や勤怠、資材、仕訳も行うことができるシステムは他にはあまりなく、これ一つで全てできるところに魅力を感じて導入を決めました。それまではいくつかのソフトを組み合わて使用していて連携しづらいところに不便さを感じていたのですが、一気に解消されて喜んでいます。ネットにさえ繋げれば、全社員どこからでも利用することができるのも魅力的です。
|
Sitrom-CCの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
管理機能として実装されている各種帳票類に関する説明分やサンプル帳票が画面上でわかるとよい。
システムから出力してみたら探しているものと異なる事があり、2度、3度と繰り返してしまうことがある。
|
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レッツ原価管理Go2
株式会社レッツが提供する「レッツ原価管理Go2」は、誰でも利用しやすい構成が特徴の原価管理システムです。一度入力したデータはあらゆる帳票へリレー式に展開でき、オリジナル帳票の出力も自在です。動画や電話を介したサポート体制も万全で、安心して導入できるでしょう。あらゆる建設業のほか、個別原価管理が必要な業種や広告、ソフトウェア業におすすめです。
e2-movE
三谷商事株式会社提供の「e2-movE」は、建設・工事・建材の販売業に特化したERPパッケージです。販売管理と工事管理を一体化するだけでなく、支払管理や建設会計も統合的に運用できます。さらに、必要な機能を組みあわせて柔軟にカスタマイズできる拡張性の高さも特徴の一つでしょう。建材販売、卸業や、総合工事業をはじめとしたあらゆる工事業に適しています。
建設原価ビルダー5
「建設原価ビルダー5」は、コベック株式会社が提供する建設業向けの工事台帳管理システムです。専門知識がなくても簡単なデータ入力だけで原価実績を把握できるため、原価削減や管理コスト削減に結びつくでしょう。またオプションで、仕訳データのレイアウトを既存の会計ソフトにあわせることも可能です。原価管理機能だけでなく、戦略サポートツールとして利益向上にも役立てたい建設業の方に適しています。
PROCES.S
株式会社内田洋行ITソリューションズ提供の「PROCES.S」は、建設工事業向けWeb型ERPシステムです。原価管理機能のほかに、建設業や工事業で必要な財務・人事・発注・販売管理などを総合的にカバーしているため、システム一つで社内のデータを一元管理できるでしょう。総合建設業や専門工事業、設備工事業、販売会社などあらゆる建設業に適しています。
建設業向けの原価管理システムについてさらに理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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【プロジェクト管理型】原価管理システム
プロジェクト管理も並行して行いたい企業向けに、工数管理やワークフロー機能を備えた原価管理システムを紹介します。
《クラウドERP ZAC》のPOINT
- プロジェクト着地見込みをタイムリーに把握し利益体質の組織へ
- 外注費・労務費など全てをプロジェクトに紐づけ原価計算を省力化
- スケジューラー、ガントチャートと連動した工数管理を実現
株式会社オロが提供する「クラウドERP ZAC」は、プロジェクト別の原価計算に対応し、予実対比が実現するクラウドERPです。仕入の費用だけでなく、外注や労務などに関する経費をすべて紐づけて管理できます。
主に、顧客管理・ワークフロー・購買管理・勤怠管理・工程管理など、あらゆる機能を搭載しているのが強みでしょう。特にシステム開発などのIT業や広告業、コンサル業に適しています。
対象企業規模 |
10名以上5,000名未満 |
無料トライアル |
ー※デモあり |
提供形態 |
クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP |
参考価格 |
初期費用3,000,000円 月額100,000円 利用ライセンスにより変動 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
自動車、輸送機器 |
従業員規模 |
50名以上 100名未満 |
クラウドERP ZACのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
案件に対して売上と原価を紐づけるなど案件別に詳細な損益管理が出来るようになり、案件ごとの利益率や要因分析がしやすくなりました。現場スタッフの損益管理への意識の高まりなどが実感できますね。
|
業種 |
その他製造 |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
クラウドERP ZACの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3
|
一般的な業務だけだったら問題ないと思うのですが、少しでも特殊だとカスタマイズ対応になってしまうのが価格的に痛いです。導入前にどの業務がZACに対応していないのかきちんと考えないといけません。
|
《CrowdLog》のPOINT
- 常識を覆す!1日1分、半自動でカンタン工数入力
- 脱Excel!リアルタイムで予実を管理し、集計作業の手間を95%削除
- 急成長企業から大手まで、750社以上が導入
株式会社クラウドワークスが提供する「クラウドログ 」は、工数管理と原価管理を得意とするプロジェクト管理ツールです。プロジェクトにメンバーをアサインし、工数予算を入力すると原価が割り出されます。プロジェクトや業務ごとの損益管理ができるほか、ソフトウェア資産計上や収支管理にも活用可能です。
カレンダーアプリとの同期やドラッグ&ドロップでの直感的な操作により、入力業務を効率化できる点も強みの一つです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
◯(1週間) |
提供形態 |
クラウド/ SaaS / ASP |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
CrowdLogのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
まず直観的に入力が可能であり、システム操作に関して不明点はほとんどない点が良い。また、OutlookカレンダーやGoogleカレンダーとの連携があり、定期的な会議等の入力の手間が省略でき入力者負担が少ないことが良かった。
|
業種 |
放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 |
50名以上 100名未満 |
CrowdLogの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3
|
初期設定として重要なガントチャートの作成に手間がかかります。とりわけインポート/エクスポート機能が使いにくく感じます。
ドラッグ&ドロップなど、より直感的な操作が可能になればいいと思います。
|
製品・サービスのPOINT
- 従業員へ負荷をかけずに工数データを収集可能
- データの連携でプロジェクト関連の全費用を効率的に迅速収集
- 煩雑な間接費配賦も、自社運用に合った配賦基準設定で自動化可能
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド個別原価」は、IT開発・プロジェクト型ビジネスのための個別原価管理システムです。個別の原価計算のほか、プロジェクトの申請から工数入力、資産の振替やレポート作成といった一連業務をワンストップでサポートします。
プロジェクトの最新原価を月別や科目別、推移表などで確認できるため、最適な経営判断に役立つでしょう。
対象企業規模 |
50名以上 |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
ー※利用ユーザー数により変動 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)
製品・サービスのPOINT
- 利益がすぐ見える!プロジェクト原価をタイムリーに自動計算
- 工数を自動集計!作業時間から案件別工数/労務費を自動集計
- 導入企業300社以上!初めてのERPに!初期コスト“0” 月額3万円~
「Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)」は、株式会社オロが提供するクラウド型ERPです。Webや広告、開発、コンサル業に適しており、50名未満の企業に対応しています。
原価管理だけでなく、販売・購買・勤怠・経費管理もあわせて管理できるため、情報の分散や二重入力の防止になるでしょう。また、必要な管理機能をユーザー数に応じて必要な分だけ利用できるのが強みで、無駄な機能やコストを排除します。
対象企業規模 |
50名未満 売上10億円未満 |
無料トライアル |
◯(1か月) |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
初期費用無料 販売ライセンス:月額6,000円/人、購買ライセンス:月額2,000円/人 勤怠ライセンス:月額300円/人、経費ライセンス:月額300円/人 セキュリティオプション:月額300円/人 月額費用:最低30,000円~ |
業種 |
放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 |
10名以上 50名未満 |
Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
定量的な数値目標に基づいた従業員採用プランを立てることが出来るようになりました。以前は楽観的な予測や属人的な経験則による採用が主でしたが、しっかりとした売上・利益予測に基づいて決定が出来るようになりましたね。
|
業種 |
通信サービス |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
見積もり作成時、利益計画のタブを選択すると作成データが消えてしまうこと。利益計画の数字入力のデフォルトを半角数字に設定してほしい。
|
《MA-EYES》のPOINT
- プロジェクト中心の豊富な機能とセミオーダーによる機能追加
- 「一括導入版」と「SaaS版」を選択することが可能
- 快適な操作性や状況に合わせた機能拡張により、高いROIを実現
株式会社ビーブレイクシステムズが提供する「MA-EYES」は、プロジェクト管理と原価管理を並行して実施できるクラウドERPです。大きく分けて、プロジェクト型企業向けのシステムと広告業界向けパッケージの2つがあります。セミオーダー型のシステムでカスタマイズ性が高く、自社の用途にあわせた機能を自由に取り込めます。
また、プロジェクトごとの売上や原価管理ができ、収支や予実を正確に把握可能です。既存システムとの連携性が高いのもポイントでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
〇(30日間) |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
MA-EYESのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
案件から見積、プロジェクトと一連の流れで業務に沿ってシステムが進んでいく点がとてもよい。また、今までアナログだった契約書類(見積、注文書)が業務の流れで出力、さらには上長承認が無いと進まない点もコンプライアンスを写真が意識できる良いシステム。
|
MA-EYESの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
作成した人以外の人も操作できるようにしてほしい。突然休職に入った人の代わりに続きを行なうことが難しいのでそこだけ出来るようになると嬉しいです。
|
《プロカン》のPOINT
- 月ごと、案件ごと、担当ごとの収支状況がリアルタイムにわかる!
- 「見やすく」「使いやすい」UIで誰でも操作がカンタン!
- シンプルな料金プランで、リーズナブルに導入ができる!
「プロカン」は、株式会社シービーティーが提供する案件収支管理システムです。社内・社外を問わず複数の原価があるプロジェクトの収支管理に適しています。案件の提案から受注後の原価管理、入金・支払管理までを一気通貫で支援します。
視認性のよいダッシュボードで、月や案件別のほか、担当者ごとの収支を可視化するため、的確な経営判断や従業員のモチベーション維持に役立つでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
〇 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
初期費用25,000円~ スタンダード:月額4,000円~/5人~ プロ:月額4,500円~/5人~ |
業種 |
通信サービス |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
プロカンのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
操作が簡単で大量のデータを高速かつ正確に処理することができます。また、操作が簡単で直感的であるため、初心者でも扱いやすいです。
|
業種 |
通信サービス |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
プロカンの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
データの可視化機能の強化を行ってほしい。データを可視化する機能が強化されると、データ分析の質が向上することが期待されるため。
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《楽楽販売》のPOINT
- 累計導入社数3,500社突破!複数の原価情報を一元管理!
- 原価見込みを自動算出し、原価計算の手間とミスを削減!
- 原価を案件に紐づけ、原価率が悪化している案件をいち早く察知!
株式会社ラクスが提供する「楽楽販売」は、原価管理の属人化を脱し、クラウドシステムによる一元管理で事業全体の収益を見える化します。案件ごとに売上と原価を紐づけて管理できるほか、受発注管理や請求管理などのルーチンワークの自動化やリアルタイムな情報共有にも対応します。
さらに、原価率が一定水準を下回ったらアラートメールが届くため、原価率の悪化を未然に察知可能です。システムは自社仕様にカスタマイズでき、導入後の拡張にも対応しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
無料トライアル |
〇 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額70,000円 〜 |
業種 |
放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 |
250名以上 500名未満 |
楽楽販売のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
|
基本的にはExcelやAccessのウェブ版といった側面もあるのですが、ユーザー別の権限管理や、メール送信機能などがあり、申請・承認フローを比較的に容易に設定することもできます。「販売」とは付いていますが、社内稟議や資産管理など幅広く使えます。帳票類に使用するExcelのテンプレートファイルには関数を使うこともできるので、かなり柔軟なファイル作成が実現できます。
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業種 |
自動車、輸送機器 |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
楽楽販売の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
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便利なソフトではあるが慣れるまで時間がかかった、ワード検索にも出てこないのは説明書に問題があるように思う、
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プロジェクト管理型の原価管理システムを含め、できるだけ多くの製品情報を手間なく入手したい方には、一括資料請求(無料)がおすすめです。機能や特徴、価格などの比較表も作成できるので、ぜひご利用ください。
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【多用途型】原価管理システム
さまざまな業種で活用しやすい、汎用性のある原価管理システムを紹介します。
《アラジンオフィス》のPOINT
- 基本パッケージにカスタマイズ可能なイージーオーダーパッケージ
- 案件No.をキーにすべての状況が確認可能
- 案件単位で収支が出せ、会社の事業全体が見渡せる
株式会社アイルが提供する「アラジンオフィス」は、関東・関西・東海地方の企業が対象の原価管理システムです。原価・仕掛管理、案件管理、収支管理など原価管理に必要な機能が揃っており、必要に応じて機能のカスタマイズも可能です。
プロジェクトごとに原価計算を行えるので、明確な利益率の算出にも役立つでしょう。施工管理と販売管理を同時に行っている企業や、個別受注生産管理を行う企業におすすめです。
対象企業規模 |
従業員1,000名未満 |
無料トライアル |
ー |
提供形態 |
パッケージソフト |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
その他製造 |
従業員規模 |
10名以上 50名未満 |
アラジンオフィスのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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導入前に要望などを聞いてその会社に合ったサービスを提案・提供してくれるところは良いと思います。提供後のサポート体制も手厚いです。ですので、こういったシステムを始めて導入する会社でも安心して使うことができるのではないかと思います。
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アラジンオフィスの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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削除をしてしまうとログも残らず復元が不可能になってしまう点。
間違えて削除してしまうとどうしようもできなくなってしまうのでログを残してもらいたい。
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原価管理システムを活用し、迅速かつ的確な経営判断を実現
原価管理システムの導入により、原価計算や分析、管理の業務効率化、経営判断へのデータ活用など多くのメリットが得られます。自社の経営状態を把握し、他社との競争力を高めていくためにも、原価管理システムの導入がおすすめです。
原価管理システムは無料トライアルやデモを行っている製品も多く、自社との親和性を試してから導入できます。各製品の詳細情報をまとめて入手可能な一括資料請求も活用し、自社に適した原価管理システムの比較検討を進めましょう。