- プロジェクト着地見込みをタイムリーに把握し利益体質の組織へ
- 外注費・労務費など全てをプロジェクトに紐づけ原価計算を省力化
- スケジューラー、ガントチャートと連動した工数管理を実現
プロジェクト型ビジネスに特化したクラウドERP。プロジェクト別の損益管理を販売・勤怠・経費管理、ワークフロー、管理会計などの機能により実現するパッケージシステム。段階導入も可能。
2024年10月01日 最終更新
製品概要
対象従業員規模 | 10名以上 5,000名未満 | 対象売上規模 | 全ての規模に対応 |
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提供形態 | クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP | ||
参考価格 | 別途お問い合わせ | ||
参考価格補足 | 価格例 初期費用10万円〜(条件あり) 月額費用16万円〜(データ保守料含む) 費用はご利用いただくライセンスによって増減いたします。 |
製品詳細
プロジェクト別原価計算を効率化するシステム設計
売上と原価を「1:n」で管理して、正確なプロジェクト損益を把握
▼売上と原価を「1:n」で管理
1つのプロジェクトの売上に対して、仕入だけではなく、外注費や仕入費、労務費、経費などの関連コストをすべて紐づけ。プロジェクト別損益管理を実現します。
▼プロジェクト損益の予実対比を実現
ZACは、受注前の見込の段階から案件・プロジェクトの管理ができます。実行予算を立てて「当初予定」と、進捗中の「着地見込」、終了後の「最終結果」をモニタリングすることにより、プロジェクト損益の改善が期待できます。
プロジェクト別の工数・労務費集計、間接費の配賦を自動化
ZACは、案件別・プロジェクト別の労務費集計・労務費配賦を効率化する工数管理機能を搭載しています。
▼工数・労務費集計
日報で、プロジェクト別・作業工程別の作業工数(作業時間)を入力することで、「どのプロジェクトの」「どの工程に」「誰が」「何時間」関わったかという工数集計(作業時間集計)を行うことができます。また、各社員の労務単価を設定しておくことで、日報で入力された工数(時間)データは労務費の情報に変換され、各案件別・プロジェクト別の直接労務費として原価計算されます。
▼間接費の配賦を自動化
ZACは配賦計算エンジンを搭載しており、間接労務費についても配賦基準に応じて計算され、各案件・プロジェクトの原価として集計されます。そのため原価計算基準に準拠した単価設定や間接費の配賦を実現し、管理会計の面からも適切なプロジェクト管理の体制を構築することができます。従来煩雑だった工数の管理、労務費集計、労務費の配賦などの原価管理を効率化します。
プロジェクト原価のアウトプット機能
ZACは、プロジェクト原価の情報を集計・分析するための、様々なアウトプット機能を搭載しています。
▼セグメント別の原価データ出力
部門、事業部単位、サービス別など、セグメント単位で原価を集計・計算した帳票を出力することができます。月末仕掛品原価や当月投入原価等の原価の情報を、材料費、外注費、経費、労務費、販管費等の明細単位で分析することができます。原価部門や種別を選択するだけで、簡単に原価管理帳票が出力され、これまで面倒だった部門別計算や総合原価計算の業務が大幅に効率化されます。またプロジェクト原価の情報は複数の集計軸でクロス集計することができるため、プロジェクト別×担当者別、クライアント別×月別など、様々な視点から原価管理を行うことができます。
▼プロジェクト別の原価データ出力
各案件、プロジェクトにおいて発生した原価の情報を詳細に確認できるアウトプット帳票です。原価明細ごとに、支払先、品名、勘定科目、伝票No.、金額などが一覧できますので、集計の手間もなく原価情報を確認いただけます。
案件、プロジェクトごとに多数の原価明細が発生する業種・業態における原価管理に適しています。
▼予定労務費・実績労務費のデータ出力
各案件、プロジェクトにアサインされた担当者の労務費の予実対比ができるアウトプット帳票です。予定・実績労務費の情報以外にも、予定作業時間と実績作業時間、予定に対する実績の進捗率などを表示することができます。案件、プロジェクトに投入される労務費管理が重要となる業種・業態における原価管理に適しています。
仕様・動作環境
機能・仕様 |
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主な機能 | ■情報共有(グループウェア) ・スケジュール管理(Googleカレンダー連携) ・商談管理 ・顧客管理 ・ワークフロー ■基幹業務 ・販売管理 ・購買管理 ・勤怠・工数管理 ・経費管理 ・在庫管理 ・工程管理 ■管理会計 ・セグメント別PL ・予実差異分析 ・フォーキャスト分析 ・BIツール ■内部統制 ・電子承認/申請 ・監査証跡/ログ管理 ・アクセス権限設定 ■外部システム連携 ・財務会計システム連携 ・給与システム連携 ・オンラインバンク連携 |
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価格・料金プラン
導入効果
個別原価計算の自動化
プロジェクト別・作業別の工数集計から、仕掛原価/売上の計算、完成時の自動振替仕訳の作成など、原価計算とそれにともなう業務処理をサポートする各種原価計算機能を備えています。
▼プロジェクト別の労務費配賦
集計の難しいプロジェクト別の人件費が把握できます。配賦基準に応じて、実際給与データをプロジェクトに配分し、人的コストを可視化します。
▼間接費配賦・仕掛自動計算
プロジェクトに直接結びつかない間接コストをプロジェクトに配賦し、見えないコストを含めた損益把握が可能になります。仕掛計算を大幅に省力化します。
▼完成時の自動振替仕訳
会計を意識した操作・入力をしなくても、プロジェクトの進捗に対応する会計データを自動作成。プロジェクト完成時の完成時の自動振替仕訳 自動振替仕訳にも対応しています。
プロジェクト損益の可視化
案件・プロジェクトの売上・仕入・外注費・労務費・経費など、各種コストを同一システム上で一元管理。予算計画立案から差異分析まで、強力なプロジェクト管理機能で利益向上を支援します。
▼プロジェクト損益管理
売上・仕入・外注費・労務費(工数)・経費を全て集約し、プロジェクトの利益を一目でスピーディに把握することができます。
▼プロジェクト実行予算
受注前にプロジェクト登録を行い、売上・コスト・利益見込など、プロジェクト実行予算の立案と事前申請をすることができます。実行予算の変更は全てログ保存されるため、プロジェクト計画の変遷がチェックできます。
▼プロジェクト着地見込・差異分析
プロジェクト進捗中の現時点の損益と、予定通り進捗した場合の利益見込、最終実績の全てを一画面においてチェックすることができます。差異分析により利益向上に役立てることができます。
企業情報
会社名 | 株式会社オロ |
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住所 | 153-0063 東京都目黒区目黒3-9-1 目黒須田ビル |
URL | https://www.oro.com/zac/ |
設立年月 | 1999年1月 |
従業員数 | 単体288名/連結507名(2023年12月31日現在) |
資本金 | 1,193百万円 |
事業内容 | 【クラウドソリューション事業】 ・クラウド ERP「ZAC」の開発・提供 ・クラウド PSA「Reforma PSA」の開発・提供 ・企業向けシステムソリューションの提供 ・企業向けITインフラソリューションの提供 ・ビジネスプロセスアウトソーシング 他 【マーケティングコミュニケーション事業】 ・企業と各ステークホルダーとのコミュニケーション戦略立案 ・CM、雑誌、新聞等各種広告制作 ・Webサイト戦略立案、企画・構築・運用 ・各種プロモーション、イベント企画・実施 ・市場調査、分析、効果測定 他 |
代表者名 | 川田 篤 |
SMEマーク | 株式会社オロは、中小企業の生産性を高めるためのITツールを提供するITベンダーとして中小企業庁より認定された情報処理支援機関です。 |
原価管理システム
原価管理システムとは?
製品・サービスの原価を効率的に管理するためのシステムです。標準原価と実際原価といった、負担の大きな原価計算を素早く行うことができ、スピーディーな経営判断に役立てることができます。原価管理システムを使って原価を計算し、分析することで、経営上の課題を明らかにしてコスト削減に繋げましょう。パッケージソフトだけではなく、ASPやクラウド型といった様々な提供形態の製品があるため、自社の状況に合わせた製品導入ができます。
比較表つきの解説記事はこちら原価管理システム・ソフト16製品を比較!タイプ・選び方も解説
『クラウドERP ZAC』とよく比較されている原価管理システム
IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。こちらのページは、株式会社オロの 『【IT・広告・コンサル業特化】プロジェクト損益を見える化クラウドERP ZAC』(原価管理システム)に関する詳細ページです。製品の概要、特徴、詳細な仕様や動作環境、提供元企業などの情報をまとめています。気になる製品は無料で資料請求できます。