「Firebase」とは
Google社が提供する、スマートフォンアプリやWebアプリケーションを短納期、低コストで効率的に作成することができるプラットフォームです。mBaaS(Mobile Backend as a Service)と呼ばれる、主にWebアプリケーションのバックエンド開発環境を提供するサービスのひとつです。
「Firebase」でできること
【アプリケーションのバックエンド開発】
ブラウザからアプリケーションの開発を可能とする「Cloud Firestone」と呼ばれる機能を提供します。クラウドサービスでの提供であるため、複数端末間で開発データを同期することができます。そのためいつでもどこでも開発が可能です。
【リリース/監視】
「Crashlytics」という機能を利用することで、リリース前にバグをリアルタイムで検出することができます。
また「Performance Monitoring」機能によりアプリケーションの性能評価・分析が可能です。
「Firebase」で解決できる課題
【新機能を特定の利用者にのみ公開したい】
少人数の利用者に対してにのみ新機能をリリースし動作確認をしていただき、特に問題なければ全ての利用者に展開するというやり方が理想的なリリース方法です。Firebaseでは特定のユーザに対してのみ新機能を公開するといったことが可能です。
【複数デバイスでアプリを利用している方を把握】
近年は1人のユーザがスマホ、タブレット、PCなどの複数種類のデバイスを利用することが一般的になっています。基本的な分析手法ですとデバイスが異なると利用者が異なると判断されてしまいますが、Firebase 向け Google アナリティクスでは1人のユーザだと認識して利用者の利用状況を把握することができます。
【アプリ内にチャット機能を入れたい】
利用者とのエンゲージメントを高めるためにチャット機能を用いることが多いですが、アプリにチャット機能を実装することは容易ではありません。Firebaseでは比較的簡単にチャットを実装することができます。