e文書ソリューションとは?
e文書ソリューションとは、社内の文書電子化を進める施策のことです。総勘定元帳や仕訳帳などを電子化することで、照会業務の効率化が実現できます。
またe文書ソリューションは、以下に挙げる税務関係書類の電子化も可能です。
- ・領収書
- ・申込書
- ・納品書
- ・注文書
- ・見積書
- ・請求書
- ・契約書
ほかにもスキャン防止機能など、文書におけるセキュリティに優れているのがe文書ソリューションの特徴です。
おすすめのe-文書法対応ソリューション比較表
ここでは、ITトレンドで掲載されているおすすめのe-文書法対応ソリューションを表にまとめて比較しています。自社に適したe-文書法対応ソリューションを導入する際は、こちらを参考にしてください。
人気のe-文書法対応ソリューション3選
e-文書法や電子帳簿保存法に対応した製品を3つ紹介します。
《invoiceAgent》のPOINT
- 電子帳簿保存法への対応ができる
- 文書管理と記録管理による内部統制・セキュリティ担保を実現
- 5つのAI OCRを活用し、書類のデータ化を効率化
SPAは、オンプレミス・クラウド・パッケージソフト型のソリューションです。原本は移動させず、仮想PDFを振り分けられるなど、利便性の高い管理機能を備えています。また、アクセス制御やログ管理、タイムスタンプ付与など、セキュリティ機能も豊富です。
《EdiGate/POST》のPOINT
- 購買業務に関わる手間・コストを大幅削減!!
- Web画面で納期の回答・照会、データの二次活用も可能!
- 操作がシンプルで簡単に電子化をスタートできる!
EdiGate/POSTは、オンプレミス・クラウド・パッケージソフト型のソリューションです。帳票データを自動送信する機能や暗号化による通信など、仕入先との通信を円滑化する機能が豊富です。また、インターフェースは直感的に操作できます。
《@Tovas》のPOINT
- 帳票配信の業務効率化とコスト削減を同時に実現!
- 簡単かつシンプルな仕組みと自動配信で運用もらくらく!
- 重要な情報である帳票データも安心・安全に送受信可能
@Tovasは、企業間取引における電子帳票の送受信を効率化するクラウドサービスです。データは暗号化による環境で送信され、相手がデータを無事受け取れたか確認できます。また、操作ログを第三者的に証明できる「情報トレーサビリティ」が提供されているのも特徴です。
e文書ソリューションの保存要件
e文書が正式な文書だと認められるには、e文書法で定められた以下の要件を満たす必要があります。
- ■見読性
- 文書がはっきり読める
- ■完全性
- 改ざんや劣化を防ぐ
- ■検索性
- 目的のデータをすぐに見つけ出せる
- ■機密性
- 権利者以外にはアクセスさせない
適切なe文書ソリューションを導入することで、上記の要件を満たしながら利便性の高い環境を構築できます。ぜひ、自社に合ったソリューションを導入してください。
e文書ソリューションの基本機能
e文書に対応した製品の基本機能は、以下の通りです。
- ■スキャナ保存
- ■タイムスタンプ
- ・日時・日付・時刻情報を付与する文字列(文書の偽造防止に役立つ)
- ■検索機能
- ■権限の管理
e文書ソリューションのさらなる活用
e文書ソリューションに対応した製品の中には、請求書・契約書・注文書などをインターネット上でデータを送受信できるものもあります。顧客とのFAXや郵送などのやり取りをなくすことで、配送費用・用紙代・インク代などのコストを削減できます。また最近では、セキュリティを確保したまま電子データを送受信できる機能e文書ソリューションも流通しています。ぜひ自社に合った製品を比較し、検討してください。