Quickスキャン V6とは
複合機に機能を追加するアプリケーションです。複合機のスキャナー機能を用い、紙文書を電子化します。単なるデータの電子化から、クラウドサービスとの連携、文書管理、タイムスタンプまで、文書の電子化保存に役立つ機能を豊富に搭載しています。
Quickスキャン V6の強み
【使いやすい】
複合機のパネル側から多くの操作を行えます。PC側から行う必要がなく、気軽に利用できます。
【拡張性】
さまざまなツールとの連携機能を備えています。たとえば、Dropboxと連携すればオンラインストレージ上にファイルを保存し、社内で共有できます。
【導入が容易】
基本機能だけであればローコストで導入可能です。必要に応じてオプション機能やシステム連携を利用し、利用規模を拡大できます。
Quickスキャン V6でできること
【スキャン機能】
◇複合機のパネル操作で保存先を指定
Quickスキャンをインストールした複合機で書類をスキャンした際、電子化したデータをPC上に保存できます。このとき複合機に備わっているパネルから保存先のフォルダーを指定可能です。後から保存用のフォルダーに仕分ける手間は発生しません。
◇ファイル名の簡単登録
紙の書類を電子化して作成したPDFなどのファイルを、複合機のパネル操作で命名できます。複合機に登録された単語帳から必要な単語を選ぶだけで命名可能です。
◇ファイル形式を指定
スキャンされた電子化書類は、PDFはもちろん、JPEGやTIFFなどのファイル形式で保存されます。OCRオプションを利用すれば、テキスト付きのファイルで保存することも可能です。
【ICカード連携】
パネル操作によって保存先を決めるとき、誤って重要な情報を他者のフォルダーに保存してしまうかもしれません。そこで、ICカードで本人認証を行い、自分が使う保存先のみを表示させる機能を搭載しています。
【Liteスキャン】
Liteスキャン機能とは、PC側からファイル形式や読み取り条件を指定する機能です。スキャン宛先を複合機へ登録する必要はなく、管理者の負担が軽減します。宛先に関する情報を複合機内に残すこともなく、セキュリティの観点からも安心です。
【プルプリント機能】
◇パネル操作でファイルを指定
PCなどと連携させれば、複合機パネルの操作でファイルを指定して印刷できます。PC側の操作をするためにわざわざ複合機から離れる必要はなく、別件のついでに印刷するなど気軽に利用できます。
◇印刷条件の保存
「両面印刷」「フルカラー」といった印刷条件を複合機に記録できます。従来はPC側から指定するものでしたが、複合機のパネル操作で指定可能です。
◇リピート印刷
頻繁に利用する文書とその印刷条件を『お気に入り』に登録できます。一度登録すれば、必要に応じてすぐに呼び出して利用できます。
【ファクス受信連携】
◇ファイルの形式とフォルダー名を自動変換
ファクスの受信時に、ファイルを自動的に変換する機能です。PDFなどに変換できます。ファイル名は、命名条件を指定すれば自動的に名前が付けられるため、毎回手動で名前を記入する必要はありません。
◇メール通知
ファクス受信時に通知メールを受け取れます。エラー発生時もメールや複合機に記録されたログで確認でき、見逃さずに済みます。