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社員向けICT研修とは?目的、実施方法まで一挙解説!

2023年02月17日 最終更新

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社員向けICT研修とは?目的、実施方法まで一挙解説!

ICT機器は正しい知識を基に活用しないとさまざまなリスクの増加につながります。 そのため、社員研修を考えている企業は多いでしょう。しかし、ICT研修を実施したいがその概要や実施方法がわからず困っていませんか。

そこで、この記事では社員向けICT研修の目的や実施方法を解説します。ICT研修を実施する際、参考にしてください。

社員向けICT研修とは

社員向けICT研修は、ICT機器の活用スキルや知識の向上が目的です。具体的な研修内容を紹介します。

ICT機器の利用に関するマナーやリスクを学ぶ研修

ICT研修は以下の4つの研修で構成されています。

■ビジネスメールのマナー
ビジネスパーソンとして必要なビジネスメールのマナー習得が目的です。「書き出し」や「結び」に活用する定型文、「件名」の記入法を学習します。
■SNSの使い方
SNSのもつ伝播力の脅威を理解し、リスクを学習します。従業員の知識不足や「うっかり」によるミスで企業に与える損害などの知識を深めます。SNSを利用する際の意識づけと組織のルールを伝えることが目的です。
■ITリテラシー教育
IT機器に関する知識や操作スキルの向上が目的です。アプリケーション・マウス操作もITリテラシーの1つ。ITリテラシーの向上は業務効率化やセキュリティリスクの低減が期待できます。
■ICT活用方法
近年では様々なモノやコトがネットに繋がっています。それらをうまくかつ安全に活用する為の、利用方法や活用方法を紹介しています。

ICT機器利用によるリスクが低減

ICT研修を行うことで、機器活用によるリテラシーが向上し、「不適切な内容のメール送付」や「メール誤送信」といったマナー欠如によるリスクの低減が可能です。また、SNS上での不適切な発言や書き込みなどで企業の損害防止に繋がるのです。

さらに、ICT機器を使いこなせないことに起因する業務効率低下の防止が可能な為、ICT研修では機器を使うスキルの向上だけでなく、セキュリティに対する意識付けも行えます。

社員向けICT研修の目的

社員向けICT研修には「業務効率化」と「セキュリティ対策」の、2つの目的があります。それぞれ見ていきましょう。

1 業務効率を上げるため

ICT研修では、パソコンやネットワーク、アプリケーションツールなどの基本操作を学習します。そのため、操作スキルの向上やICT機器についての知識の形成が可能です。これにより、短時間で資料作成やデータ検索ができるため、業務効率化につながります。

さらにICT研修には、WordやExcel、PowerPointなどのOAスキル習得を目指す研修もあります。OAスキル研修は、資料作成やデータ活用などOfficeツールの基本操作習得が可能な為、業務の最適化が実現します。

2 情報セキュリティの重要性を伝えるため

ICT研修では、セキュリティ意識の欠如によるリスクやその対応方法などを学びます。具体的に学習できるリスクは、以下のとおりです。

  • ■フリーソフトのインストールによるウイルス感染
  • ■メール誤送信による情報漏えい

ICT研修では、情報管理の重要性を学べるため、コンプライアンス遵守への貢献が可能です。SNSなどによる情報漏えいのリスクも、ICT研修で情報管理の重要性や企業への影響を学ぶことで、回避できるでしょう。

関連記事 社員研修の目的とは?目標の設定方法、企画の進め方も解説!

3 今後発展するICT化社会に対応するため

近年AIや5Gなど次々に新たなイノベーションが起こっています。またシステムでもオンプレミスのようなハードウェアを新たに利用する企業も少なく、ほとんどがネットワークを活用したソウフトウェアです。

このように日々変化する世界にしっかり対応するためにも、常に新たな技術を学び続ける必要があるのです。

社員向けICT研修の実施方法

社員向けのICT研修の実施方法は2種類です。それぞれ解説します。

カリキュラムを参考に自社で行う

自社でICT研修を実施すると、講師などの人的コストが不要です。知識やスキルを有する従業員が講師を務めるため、自社内のノウハウやスキルの継承が可能。また講師を務める従業員自身も、知識の再構築につながるでしょう。

一方、すべて自社内の情報やスキルに基づくため、新しい知識の形成が難しいです。また同じ従業員が講師を務めることが多く、新鮮味に欠けた研修になりやすいでしょう。そして他部署や経営層が企画した研修は、「参加させられている」という意識が働きがちです。モチベーションが上がらず、研修が無意味なものになりかねません。

外部のプロに委託する

ICT研修を委託すると、研修に係る工数の削減が可能です。担当者の業務負担を軽減でき、ほかの業務に支障をきたしません。またプロが実施するため、わかりやすく質の高い講義が受けられます。

外部からの新しい知識に触れることで社員も良い刺激となるでしょう。また、自社に研修ノウハウがない場合、委託先に教えてもらうことで、ノウハウやスキルの形成につながります。

一方、研修の内容やプログラムは研修会社が設定するため、研修内容の擦り合せが難しく場所や時間の設定など、調整がしにくいデメリットがあります。また大規模な研修を依頼する場合、料金も高額になる為、自社の状況を踏まえ、適切な研修を実施してください。以下の表は研修の特徴をまとめています。

研修の特徴社内研修外部委託研修
コスト安い高い
業務内容多い少ない
低い高い
社風とマッチ度高い低い
社員の満足度低い高い
スケジュール管理大変簡単
関連記事 社員研修の外部委託のメリットは?内製との差と選定ポイントも解説!

ICT研修を取り入れて社員育成に役立てよう

ICT研修は機器を使用するときの必要なマナーやリスクなど、リテラシー向上を図ります。これにより、情報セキュリティ意識の向上・業務効率化につながります。研修の実施方法は、「自社」と「外部委託」の2種類です。

受講者に刺激を与え、意識を変えることができるのは社外研修です。普段とは異なる価値観や環境の中では、多くの学びが得られますので、研修を実施する際には、まず社外研修を行うことをおすすめします。

関連記事 社内研修・社外研修、それぞれのメリット・デメリットとは?サービスも紹介!
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