ArcSight Enterprise Security Managerとは
ArcSight Enterprise Security Managerは、高度なデータエンリッチメント機能を備えた、
リアルタイムの脅威検出、分析、ワークフロー、およびコンプライアンス管理を行う包括的なプラットフォームです。
ArcSight Enterprise Security Managerの強み
■協力なリアルタイム相関処理
ArcSight ESMはイベントやアラートの相関処理を行い、環境内の優先度の高い脅威を検出します。
ESMの強力な相関処理エンジンでは、データを収集してイベントをリアルタイムで相関処理することで、
プラットフォーム内のルールに違反する脅威を正確にエスカレーションできます。
■カテゴライゼーションと正規化
カテゴライゼーションと正規化を行うことで、収集した元のログをSIEM製品内で使用するための汎用フォーマットに変換します。
CEFを採用しており、これは、セキュリティおよびネットワークテクノロジーの30種類のカテゴリを対象に、
10年間に300以上のコネクターを作成してきたノウハウに基づいて、Micro Focusが開発した業界のデファクトスタンダードです。
データのカテゴライゼーションと正規化を行うことで、調査や即座の対応が必要な状況をすばやく見つけ出し、緊急度の高いハイリスクな脅威に集中することができます。
■ワークフローの自動化
ArcSight Enterprise Security Managerを利用すると、SOCチームはリアルタイムのトリアージチャネルと内蔵されたケース管理システムを通じて、
検出されたアラートの効率的かつ効果的なトリアージを容易に実現できます。
■マルチテナント
ArcSight ESMでは、複数の分散したビジネスユニットで1つのシンプルなSecOpsビューを利用できます
ArcSight Enterprise Security Managerでできること
ArcSight Enterprise Security Managerで提供されている機能の主な特徴を紹介します。
■高可用性
複数のESMシステムによる最適化されたパフォーマンス環境を提供します。
メインのシステムに通信や運用上の問題が発生した場合、自動的にフェイルオーバーできます。
■レピュテーションセキュリティモニター
クラウドベースの標準準拠の共有プラットフォームからの即時利用可能な脅威分析とレピュテーションインテリジェンスに基づいて、
脅威に対応します。脅威データを自動的に取り込み、相関イベントで使用して、既知の不良イベントとの一致やセキュリティ侵害の兆候を探し出します。
■コンプライアンスパッケージ—コンプライアンスの自動化とレポート作成
さまざまな規制準拠要件に容易に対応できます。また、クリティカルな問題を発見するコストと手間を軽減することで、
リスクの回避、監査の準備、および生産性と運用効率の向上を行うことができます。