ADAudit Plusとは
アクティブディレクトリのログを可視化し、監査レポートの発行、アラートでの通知が行えるシステムです。不正のない社内環境とコンプライアンスの維持に活用されます。
ADAudit Plusでできること
【ドメイン認証におけるログオンおよび失敗履歴のレポート化】
ユーザーのドメイン認証によるログオン活動の履歴を詳細に記録します。成功・失敗を分かりやすく表示し、不正がないか簡単にチェック可能です。
【勤怠管理としてのログ活用】
ログオン・ログオフ履歴やその他の付随する情報から、社員がPC等を操作していた活動時間を正確に算出し、勤怠管理として活用できます。
【ユーザー管理活動の追跡・レポート化】
ユーザーアカウントの作成・削除変更の情報や、パスワード変更やアカウントロック者の情報、ユーザーの有効化・無効化情報などを記録しレポート化できます。ユーザーが行った活動を、グラフで視覚的に確認可能です。
【ポリシー変更履歴の監査】
セキュリティに大きく影響するグループポリシーに対する変更をリアルタイムに監査します。監査レポートは特定ユーザーへのメール通知が可能です。誰がいつ何をどこで行ったかを記録し、管理者またはその他のユーザーによる悪質な変更により、会社のセキュリティを損なうことを防止できます。
【アラート機能を用いたセキュリティの強化】
ユーザーやしきい値をもとに、発生したイベントに対し「重要」「障害」「注意」の3段階のアラートを設定できます。アラートが生成された際、特定の管理者や複数のユーザーにメールで通知が可能です。同じイベントが異常な数または異常に長い時間発生している場合にもアラートを行う振る舞い検知も可能で、いち早く不正に気付けるような運用もできます。
ADAudit Plusで解決する課題
【社員の欠勤・出勤状況をチェックしたい】
ユーザーのサーバーやワークステーションへのログオン・ログオフの履歴やシャットダウン時間、活動時間をチェックできるので、勤怠管理として活用し欠勤・出勤状況をチェックできます。退勤時にシャットダウンをしない社員がいる場合でも、スクリーンセーバーや画面ロックの動作情報などをチェックできるため、実際の勤務時間の特定が可能です。
【ドメインコントローラーへの不正なアクセスを防ぎたい】
重要なドメインコントローラへのアクセスは、通常管理者や特権ユーザーに限定されるべきです。本システムではログオンしているユーザーのクライアント名やログオンの成功・失敗履歴をチェックできます。他のユーザーがログオン施行をした場合には、施行者の情報を管理者に通知し対策が可能です。
【ワークステーションに最後にログオンした人を特定し、問題発生時の対策に使いたい】
本システムでは、ワークステーションへの最終ログオン履歴をチェックできます。問題発生時には速やかに確認し、原因の特定が可能です。
【コンプライアンス維持のためのログ管理を行いたい】
本システムではあらゆるログオン・ログオフ履歴の保管やレポートの発行、不正行為へのアラート通知などが容易に行えます。不正のない社内環境の構築が可能です。