既存システムとの連携を視野に配送業務を効率化する事例
1.導入前の課題
-セールスパーソンはどのようなルートで配送しているのだろうか?
全国に約90の事業所を構え、約700名のセールスパーソンが在籍しています。
課題は、一人ひとりの営業活動の細かな“見える化”ができていないことでした。
そこで、生産性を高めていくためには大きなウエイトを占める配送業務をまずは見える化し、どこに非効率な要素があるのかを見つけたいと考えていました。
2.導入の決め手
-ビジネスに良いインパクトを与えてくれるパートナーとしての期待
単純な配送業務の見える化だけでなく、配送に関するデータをどのように活用して我々のビジネスに良いインパクトを与えられるのか。その点において、フレクトさんの視点からもアドバイスやサポートをいただけるという点がCariotの導入を後押しする大きなポイントとなりました。
3.成果
-配送業務の実態が浮き彫りに。業務の効率化を約20%実現
これまでは支店の責任者がなんとなくの肌感でしか自支店の配送ルートを把握していませんでした。しかし、Cariotの導入によって、本社部門の物流企画チームも全国一律の基準で可視化することができるようになり、地方ごとに配送課題の特性が浮き彫りになりました。
明確な課題であった配送業務の見える化ができるようになり、配送効率を20%ほど改善できる見込みがあります。
4.今後の展望
-既存の営業支援システムとの連携を視野に業務の効率化を目指す
物流企画チームとしては、配送ルートの見直しによって業務の効率化の検証が既にできているので、Cariotの導入を全社に拡大していきながら、物流コストの削減を本格的に進めていきます。
今後は既に導入している営業支援システム・ツールとCariotとの連携を期待しています。営業支援システムとCariotをシームレスに統合して、営業担当が負荷なく日々の業務を推進できる環境を整えることが我々の目指すべきかたち。フレクトさんはそれを実現するためのパートナーでもありますので、今後も前向きなディスカッションを重ねていければと思います。