製品比較表を使って比較
ここでは、この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介しています。各製品の詳細情報は後ほど紹介しているので、気になる製品はチェックしてみてください。
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製品名 |
提供形態 |
参考価格 |
無料トライアル |
レビュー評価 |
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Cariot |
クラウド / SaaS |
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docoですcar |
クラウド / ハードウェア / SaaS / ASP |
3,400円 ~ |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
おすすめ運行管理システム比較
比較表で紹介した運行管理システムをはじめ、おすすめシステムの製品情報を詳しく紹介します。
《Cariot》のPOINT
- 位置情報の確認がログイン不要でできる!さらに外部に共有も!
- 取得したデータを活用することで、日報作成・管理が簡単に!
- 通知機能で危険運転や遅延を検知、安全運転指導に活用できる!
車両位置情報をリアルタイムで確認できる車両動態管理システムです。電話による確認を削減できるため、ドライバーがスムーズに業務を進められます。また、車両管理台帳のデジタル化も可能です。ドライバーごとの走行時間・距離をグラフ化するダッシュボードの機能も備えています。システムの導入工事は不要。車載デバイスやスマートフォンアプリで手軽に始められます。提供元は株式会社フレクトです。
《docoですcar》のPOINT
- いつでも、どこでも運行状況を確認
- 初期費用・利用頻度で選ぶ料金プラン
- 工事・ソフト・メンテナンスが不要
運行管理業務を総合的に支援する、クラウド型のサービスです。トラックや営業車だけでなく、消防車などへの導入実績もあります。幅広い業種への実績から、高品質で安心できるサポートの提供が可能です。支援内容は、動態管理・IT点呼・バスの運行管理などがあります。提供元はドコモ・システムズ株式会社です。
トラッキング
車両配車管理や配車状況がリアルタイムで把握できるクラウド型トラック運行管理システムです。社外でもインターネット上で簡単に確認することが可能です。予実管理・実績集計・売上管理の機能もあります。また、監督官庁へ提出する書類の出力にも対応しています。提供元は株式会社キャブステーションです。
SmartDrive Fleet
クラウド型運行管理システムです。シガーソケットに挿すタイプや、ドライブレコーダーを介して車両管理ができるものなど、さまざまな方法が用意されています。PCやスマートフォンから簡単に操作できるため、ITに関する知識がない方でもすぐに慣れるでしょう。また、他社のツールやシステムとも連携が可能です。提供元は株式会社スマートドライブです。
運びま専科
全国3,200社に導入した実績がある運行管理システムです。運転日報の作成はもちろん、請求書や支払書の作成にも対応しており、事務作業の合理化が可能です。さらに、経費管理や経営戦略のサポートもあります。このようなサービスにより、コストカットや業務効率化を目指します。提供元はキャルシステムソリューション株式会社です。
KITARO
導入デバイスの形態を幅広く選択できる運行管理システムです。アダプター・デジタルタコグラフ・ドライブレコーダーなどが用意されています。車両だけでなくバイクでも利用できます。無料トライアルも実施しており、操作性を試してから導入することが可能です。提供元は株式会社アクシスです。
ロジこんぱすLite
OBDⅡコネクターを使用するタイプとシガーソケットに挿し込むタイプから、シーンにあった製品を選択できるクラウド型サービスです。主な機能は、走行ルートの見える化・位置情報の取得・安全運転管理・レポート出力があります。初期費用なしで手軽に始められるレンタルプランも用意されています。提供元は株式会社システックです。
運行管理システムTacMan
デジタルタコグラフ・アプリケーションにて自由なカスタマイズができる運行管理システムです。デジタルタコグラフでは、画面の表示方法からボタン・音声警告の内容まで設定が可能です。アプリケーションでは、基幹システムとの連携や帳票作成ができます。提供元は株式会社大塚商会です。
光英システム株式会社の運行管理システム
安全運転指導に活用できるなど、安全・安心な運転を目指せる運行管理システムです。まず、リアルタイムの運行情報をもとに車両と管理者をつなぎます。そして、危険運転や遅延が発生した場合は即座に管理者へ知らされます。データセンターに蓄積された運行履歴は、分析され、配送計画へ役立てることが可能です。提供元は光英システム株式会社です。
Trustar
スマートフォンやタブレットでの操作に特化した運行管理アプリです。日報作成・位置情報の確認・荷積みや荷卸しの時間共有といった機能があります。また、拡張機能としてデジタルタコグラフとの連携も可能です。株式会社東計電算と矢崎エナジーシステム株式会社の共同開発です。
ビジネスナビタイム動態管理ソリューション
移動の最適化を目指せるクラウド型動態管理システムです。VICSと独自のプローブ交通情報をもとに、正確な到着予想時刻を把握できます。複数の条件に対応した配車計画の作成や、スムーズに配送するためのナビゲーションも可能です。他のシステムと連携する際はサポートを受けられます。提供元は株式会社ナビタイムジャパンです。
運行管理システムの比較ポイント
運行管理システムを選ぶときのポイントを紹介します。
運転の最適化につながる機能が用意されているか
運行管理システムに、社用車の運行を効率化するための機能が搭載されているか確認しましょう。
例えば、燃費状況や走行履歴から最適なルート・配車計画を提案する運転分析機能が挙げられます。これを活用することで、業務の削減が期待できます。また、事故の防止やガソリン代の削減にもつながります。
製品タイプが自社に適しているか
運行管理システムで用いられるデバイスは、以下の5種類です。
- デジタルタコグラフ
- デジタコとも呼ばれるデジタル式運行記録計です。幅広いデータに対応し、メモリーカードを利用して記録します。
- シガーソケット
- シガーソケットへ挿入して使います。接続方法が簡単なため利用しやすいのが特徴です。
- OBDⅡポート
- 差し込みポートに設置して使用します。位置情報などの情報をすぐに確認できます。
- アプリケーション
- スマートフォンなどの端末にインストールして使います。導入費用を抑えられるうえ利便性が高いため、幅広い業種のドライバーに利用されています。
- ドライブレコーダー
- 映像記録と運行管理が可能なデバイスです。万が一のトラブル発生に備えて導入されています。
上記の製品タイプを参考に、自社に適しているかを見極めましょう。
運転手がストレスを感じずに使用できるか
運行管理システムは、ドライバー目線の仕様か確認しましょう。
具体例として、ドライバーと運行管理者などとの連携のしやすさが挙げられます。直感的な画面操作でメッセージの送信ができるような設計なら、忙しくても連絡を取りやすいでしょう。
ドライバーに負担をかけないシステムかどうかも重要です。渋滞の回避や、自動での日報作成が可能な運行管理システムであれば便利です。
コストパフォーマンスは優れているか
運行管理システムで導入するデバイスの料金体系は、レンタルと購入に大別されます。レンタルはデバイスを借りる形式のため、初期費用がかからないケースもあります。一方、デバイスを購入する場合は初期費用が必要となるものの、運用コストを抑えることが可能です。
上記に加えて運行管理システムそのものの利用料金が毎月かかります。企業ごとに料金体系が異なるため、自社にとってコストパフォーマンスに優れている運行管理システムを選ぶようにしましょう。
運行管理システムを比較して自社にあう製品を導入しよう!
運行管理システムの比較ポイントは以下の通りです。
- 運転の最適化につながる機能が用意されているか
- 製品タイプが自社に適しているか
- ドライバーがストレスを感じずに使用できるか
- コストパフォーマンスは優れているか
以上を参考に運行管理システムを比較して、自社に最適な製品を導入しましょう。