GMICSのポイント
GMICSは、成形業で必要な基幹業務の全てを一元管理します。
基本コンセプトは、「全社業務を見える化」し、「業務改革を推進」するところにあります。
特に“見える化”は、上流の業務管理だけでなく、製造現場の成形機一台ごとの稼働状況を
リアルタイムに見せることで、問題発生の早期察知、原因追究、対策実施を可能にし、
成形品の品質向上とともに稼働率向上に貢献します。
〇全社の計画・進捗の見える化
上流の営業・製造管理・資材・経理から製造現場、物流まで一元管理し、全社業務の見える化が可能。
〇成形品の品質向上・成形機の稼働率向上
成形機稼働状況と詳細実績を自動で監視し、トラブルの早期察知・原因究明・対策実施が可能。
〇業績の把握・KPIの把握(作成支援)
会社業務を一元管理することで、リアルタイムな業務把握が可能に。
それらの情報を利活用することで、経営管理指標(KPI)の作成を支援。
〇業務ルールの統一・個人依存の排除・業務効率の向上
担当者ごとに異なる業務手順や台帳管理、表計算などを標準化。
個人依存から脱却するとともに、業務の重複・課題が見え、対策が打てます。
〇品質管理レベル向上・データ保証
個々の成形品の検査基準・検査記録・クレーム情報・対策経緯など、全てデータで管理。
品質担保のための根拠(バックアップデータ)が明確になり、目標値を持った品質向上の取組みが可能。
〇出荷検品レベル向上・誤品出荷の撲滅
出荷検品時の出荷指示と現品票(現物)の2点照合のための機器と仕組みをサポート。
誤品出荷の撲滅に向けた取組が可能。
〇納期制度の向上・製品在庫削減
需要変動に対して適切な手配と調達管理ができ、納期管理精度が向上。
また、在庫指標を管理することで過剰在庫の圧縮、滞留品の処分などが進められます。
GMICSの主な機能
〇多段階の部品構成管理
部品構成情報(成形品と樹脂・補材の関係、組立品と成形品の関係)を登録。
〇受注登録
顧客情報と受注明細(品目、数量、受注単価)を入力して、受注情報を登録。
〇内示受注
内示・受注データを使用し、最終製品の必要タイミングが見て分かります。
〇MRP-標準品手配決定
MRPを実行し、各品目の必要数、不足数、ロットでまとめた手配予定数を表示。
〇後工程の作業指示
後工程のある場合は、成形工程も含めた製造指示の管理を実行。
〇生産計画
製造オーダから作成される工程計画で負荷を積上げ、
能力に応じた製造指示のスケジューリングが可能。
〇稼働監視
現場端末機とのオンライン通信により、稼働状況・稼働実績をリアルタイムに監視。
〇成形機の稼働分析
〇MRP/製番 ハイブリッド方式
製番品と量産品が混在した部品表管理、手配・納入管理、在庫管理が可能。
〇簡易ドキュメント管理
〇多言語・他通貨対応
〇内外をまたがった工程管理
〇成形業の必要項目を網羅したマスタ情報
〇充実した在庫管理
〇製品の追跡と製品体系の管理
〇主要データの変更履歴管理
ほぼ全てのマスタ情報と主要な変動データについて、更新者と登録、変更履歴がわかります。
〇材料価格変動時の単価一括変更
〇ユーザ自身による画面表示項目、Excel表示項目の変更
〇現場端末機との通信で成形機情報をトータルに管理
成形機ごとに設置した現場端末機LIT(リット)とのオンライン通信により
●成形予定●成形機の稼働状況●生産実績情報
などをトータルに管理可能。
〇全ての成形機に対応
メーカー・機種問わず、どんな成形機にも取付可能。
〇オンラインによるリアルタイムな作業指示
〇生産状況をリアルタイムに把握
〇正確なデータの自動収集