PREGARE Orarioとは
PREGARE Orarioとは、企業レベルでのプロジェクト管理を支援するITシステムです。研究開発や製造・生産部門など、社内での幅広い部署・部門における様々な計画の日程管理、予算・コスト・進捗管理、要員・設備の負荷管理、計画の実績・バージョン管理等にご利用頂けます。
PREGARE Orarioの強み
PREGARE Orarioには次の特長があります。
◇統合的なリソース管理
企業が一体となってビジネスを営むには、社内のさまざまなプロジェクトを統合的に管理し、俯瞰的な視点でビジネスを見渡せる必要があります。社内の経営資源を有効に割り当て、効率的に利益を上げることでビジネスを加速することが大切です。
そこで、PREGARE Orarioは会社全体の資源の可視化を行います。各プロジェクトで資源が割り当てられている工程情報を統合化することにより、プロジェクトを跨いだ資源の調整や工程の見直しを行うことができます。
◇会社全体のコスト管理
どれほど円滑にプロジェクトが進行しているように見えても、不当に多くのコストが発生しているようではいけません。常にコストの状況を監視し、適正な値にとどめる必要があります。
PREGARE Orarioは、常にリソースやプロセスから実績値を算出し、管理者に提示。さらにレポート機能などにより、進捗会議や予算会議の精度向上を支援します。
◇リスク管理
プロジェクト管理に限らず、どのような場面でもリスクの発見は早いほど望ましいとされています。各プロジェクトで抱える様々な問題やリスクのある箇所を早期に発見することで、事前に対策を検討し、被害を最小限にとどめることが可能になります。
PREGARE Orarioでは、プロジェクト情報を多角的に分析することができるため、プロジェクトの問題点やリスクの早期発見に導くことができます。また、多様なサポートが提供され、企業の戦略立案や教育により堅実なプロジェクト進行を支援します。
PREGARE Orarioでできること
続いて、PREGARE Orarioの代表的な機能をいくつか見ていきましょう。
◇プロジェクトの統括管理
PREGARE Orarioは全社的なプロジェクト管理を支援するシステムです。そこで、社内の複数のプロジェクトを統括的に管理する機能として、「プログラム」という階層を利用できます。
1つのプログラムは関連し合う複数のプロジェクトから構成され、ドリルダウン・ロールアップ的に相互の関係性を管理可能。有機的なつながりを踏まえてプロジェクトを評価することで、そのプロジェクトの成否を多角的に判断できるようになります。
◇工程管理との連携
PREGARE Orarioの1つの特長として、同ベンダーから提供される工程表作成ツール「工程’s」との連携があります。このツールで作成した工程計画を、PREGARE Orarioに反映できるのです。工程表を各プロジェクトと紐づけて登録・共有でき、結果として細かい粒度によるプロジェクトの進捗管理が実現します。
◇プロジェクト管理会計
PREGARE Orarioはプロジェクトの予算管理から原価管理、コスト管理、出来高管理、採算管理まで幅広い管理会計機能を備えています。締め処理のあとで記録を改ざんできないよう、ロック機能も備わっています。
◇レポート
プロジェクトの適切な管理において、種々のレポートによる評価は重要なプロセスです。だからといって、分析にばかり時間をかけてプロジェクトの円滑な進捗が滞るのでは、本末転倒と言えます。
そこで、PREGARE Orarioはプログラムやプロジェクト、予算、実績などに関するさまざまなレポートに対応。また、ユーザー独自のレポート作成にも対応しており、システム開発の必要なくオリジナルのレポートを用意できます。