プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、コストやスケジュール、メンバーなどのプロジェクトにかかるリソースを管理するツールです。プロジェクト管理ソフトウェア、プロジェクト管理システムとも呼ばれます。各プロジェクトの進捗を可視化し、情報を一元管理するため、メンバー間の情報共有をスムーズにしたり、業務効率化に貢献したりします。プロジェクトマネジメント業務の負担削減にも有効です。
プロジェクト管理ツールの必要性
プロジェクト管理者(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクトの進行状況を正確に把握し納期遵守に導かなければなりません。しかしアナログなプロジェクト管理では、以下のような問題が発生しがちです。
- ●コミュニケーションが不十分
- ●トラブル箇所が見えにくい
- ●進捗報告が実績と乖離している
リアルタイムで正確なプロジェクト管理を行うには、ツールの導入が求められるでしょう。プロジェクト管理を見える化すれば、プロジェクト管理者だけではなく、プロジェクトメンバーも効率的に作業を行うよう意識の向上が期待できます。結果的に、生産性や業績アップにつながるでしょう。
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールには、主に「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「時間」を管理する機能があります。主な機能情報を以下の表にまとめました。すべてのプロジェクト管理ツールに搭載されているわけではありませんが、比較検討を進める際の参考にしてください。
項目 |
機能 |
「ヒト」を管理する機能 |
タスク管理 グループウェア 課題管理 リソース管理 日報管理 |
「モノ」を管理する機能 |
在庫管理 物品管理 プロセス管理 |
「カネ」を管理する機能 |
実行予算策定 予算実績対比 原価計算 経費管理 購買管理 |
「情報」を管理する機能 |
案件管理 アクセスログ管理 リスク管理 顧客管理 ワークフロー |
「時間」を管理する機能 |
スケジュール管理 ガントチャート 工数管理 時間報告 |
以下の記事では、プロジェクト管理ツールの機能について詳しく解説しています。基礎知識を押さえてから、プロジェクト管理ツール選びを本格化させたい方は、ぜひ参考にしてください。
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プロジェクト管理ツールのメリット
Excelなどの従来の管理方法と比較した場合、プロジェクト管理ツールにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下、3つの導入メリットについて詳しく解説します。
- ●進捗の把握がしやすい
- ●リアルタイムな情報共有
- ●管理作業の効率化
進捗の把握がしやすい
プロジェクト管理ツールを導入すると、作業の進捗状況が即時反映されるため、問題が発生しても迅速に対応可能です。作業工数やコスト、スケジュールの一括管理や、同時進行中の複数プロジェクトを横断的に把握できる点もメリットでしょう。
また、スケジュールやタスク管理をシステム上で可視化し、プロジェクトチーム内で共有することで、不明瞭になりがちな作業の優先度もわかりやすくなります。結果的に、「抜け」「漏れ」などのミス防止にもつながるでしょう。
リアルタイムな情報共有
プロジェクト管理ツールは、チャット機能やコメント機能を活用してのコミュニケーションも図れるため、情報共有が効率化します。
Excelの場合、メールやサーバを介して最新のファイルを共有するため、タイムラグが生じて変更やトラブル対応が遅れる可能性もあります。共同編集がしにくく情報更新にも時間を要するため、作業進度や納期遵守に影響を及ぼすケースもあるでしょう。
管理作業の効率化
プロジェクト管理ツールは、プロジェクト全体を一元管理できるため管理作業の効率化が可能です。例えばプロジェクトマネジャーは通常、チームメンバーの作業報告書(日報や週報など)をもとに進捗状況を記録しますが、システム上に情報が集約され更新も簡単に行えるため工数を大幅削減できます。
また、Wiki機能や掲示板機能を搭載したプロジェクト管理ツールであれば、プロジェクトごとのルールやノウハウを必要に応じてすぐ手に入れられるため、引継ぎが最小限ですむなどのメリットも享受できるでしょう。
さらに生産・在庫・原価管理や顧客情報など、外部のシステムと連携可能な製品を選択すれば、一つのシステム上でコミュニケーションがとれます。業務効率化に加え、コミュニケーションコスト削減にもつながるでしょう。
【比較表】プロジェクト管理ツールおすすめ一覧
多くの製品からどれを選べばよいのかわからないという方に向けて、おすすめのプロジェクト管理ツールを比較表にまとめました。
|
製品名 |
利用目的 |
対象企業規模 |
提供形態 |
対応機能 |
レビュー評価 |
|
Backlog |
タスク管理の効率化に強い |
すべての規模に対応 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
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クラウドログ |
そのほかの特徴をもつ |
すべての規模に対応 |
クラウド / SaaS / ASP |
ー |
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Trello |
タスク管理の効率化に強い |
従業員50名以上 |
クラウド |
進捗管理/コミュニケーション |
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MA-EYES |
コスト管理にも活用できる |
すべての規模に対応 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
進捗管理/原価管理/要員管理/コミュニケーション |
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freee工数管理 |
コスト管理にも活用できる |
すべての規模に対応 |
SaaS |
原価管理/要員管理 |
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Jira Software |
タスク管理の効率化に強い |
従業員10名以上 |
オンプレミス / クラウド |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
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Seiryu(セイリュウ) |
そのほかの特徴をもつ |
従業員10名以上250名未満 売上1億円以上50億円未満 |
パッケージソフト |
ー |
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Hi-PerBT KIT3 |
そのほかの特徴をもつ |
従業員50名以上 売上50億円以上 |
オンプレミス |
ー |
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Lychee Redmine |
タスク管理の効率化に強い |
すべての規模に対応 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
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AtoZ portal |
そのほかの特徴をもつ |
すべての規模に対応 |
クラウド / SaaS |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
|
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
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プロジェクト管理ツールのタイプ【用途別】
プロジェクト管理ツールは製品によってさまざまな特徴があり、大きくわけて以下の3つのタイプに分類できます。
- ●タスク管理効率化に強いタイプ
- ●コスト管理にも活用できるタイプ
- ●そのほかの特徴をもつタイプ
自社の課題や導入目的にあったタイプのプロジェクト管理ツールを導入することで、より多くのメリットや業務改善効果が得られるでしょう。それぞれのタイプの特徴について詳しく解説します。
タスク管理効率化に強いタイプ
プロジェクト管理ツールのなかでも、主にタスク管理・工数管理に活用しやすいタイプです。Googleカレンダーと連携したスケジュール管理機能や、ボードに付箋を貼るようにしてタスク管理をするカンバンボード機能、タスクを洗い出すWBSに活用できる機能などに特徴があります。シンプルな機能で使いやすく、タスク管理・スケジュール管理に問題を感じている企業におすすめです。また、多くの機能は求めておらずコストを抑えて導入したい企業にも適しているでしょう。
コスト管理にも活用できるタイプ
外注費や労務費など、各プロジェクトの原価計算や収支管理、予実管理にも活用可能な機能を搭載したプロジェクト管理ツールです。予算からプロジェクト終了時まで各段階をモニタリングできる製品があり、タスクやスケジュール管理と並行して原価管理や予算管理も行えます。また、既存の会計システムと連携できる製品もあり、プロジェクト収支改善や予算管理業務の効率化にも貢献するでしょう。プロジェクトのタスクやスケジュールの管理に加え、原価管理などコスト管理も効率化したい企業におすすめのタイプです。
そのほかの特徴をもつタイプ
タスク管理やコスト管理以外にも、プロジェクトに関わるチーム全体の生産性向上や、独自の工程が多い業種やプロジェクトに対応した製品もあります。例えば、販売・在庫・生産・原価管理などの業務を一元管理できる機能が備わったものや、生産計画の作成が可能なものなどが挙げられます。ほかにも納期管理に特化したものやテレワークに適したものもあるため、プロジェクト管理の周辺業務にも課題がないか、自社のプロジェクトに適したツールかを確認して製品を検討してみるとよいでしょう。
プロジェクト管理ツールを選ぶポイント
プロジェクト管理ツールの概要をふまえたうえで、選定時には提供形態や操作性、機能面に注目してみましょう。
クラウド型かオンプレミス型か
プロジェクト管理ツールは、主にクラウド型とオンプレミス型で提供されています。クラウド型のメリットは、社内外の関係者とリアルタイムに情報共有できることです。マルチデバイスに対応した製品であれば、より利便性も高いでしょう。また、初期費用が抑えられ、保守や運用もベンダーに任せられるため、導入のハードルが低いといえます。ただし、インターネット環境下での利用が必須であることと、セキュリティ性能はベンダーに依存する点は留意しなければなりません。
一方、オンプレミス型は、業務に応じて必要な機能や項目をカスタマイズしやすく、オフラインでも利用できるのが特徴です。クラウド型と比較してセキュリティ性能は高いものの、構築費用は高額になりがちです。そのため、利用期間を考慮して費用対効果を検討するとよいでしょう。
自社にあう機能が備わっているか
プロジェクト管理ツールには、進捗管理機能や情報共有機能、ガントチャート・カンバン機能など、さまざまな機能が搭載されています。
「タスク管理をより効率的にしたい」「原価管理も並行して行いたい」「勤怠工数とスケジュールを一緒に管理できるものがほしい」「コミュニケーションコストを削減したい」など、課題を事前に明確にし、目的にあうプロジェクト管理ツールを選びましょう。
価格(導入費用)は適切か
プロジェクト管理ツールの料金体系は、主に従量課金型と月額固定型とに分かれます。ユーザー数や利用する機能、プロジェクト数やストレージ容量などによって価格は変動するため、必要機能だけではく、どのような規模感でシステムを運用したいのかも明確にしておきましょう。例えば使用するメンバーやプロジェクト数が多いのに、従量課金制のプランを選択してしまうと場合によっては高くつく可能性もあります。
無料プランを提供するプロジェクト管理ツールもありますが、ユーザー数や機能に制限が設けられている場合も多いため、継続的な利用や使い勝手を考えるのであれば、有料版の利用がおすすめです。
メンバーが利用できる操作性か
プロジェクト管理ツールは、プロジェクトマネージャー以外のメンバーも利用するため、誰もが操作しやすい製品を選定しましょう。学習コストのかからない、直感的な操作性のツールをおすすめします。
また、利用環境に応じた製品選びも大切です。リモートワークの多い企業であれば、メッセージ機能やチャット機能が充実したものだと、ストレスなくコミュニケーションをとりやすいでしょう。事前に操作方法についてのサポート体制も確認しておくと安心です。
タスク管理効率化におすすめのプロジェクト管理ツール比較
ここからは、編集部おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。まずは、さまざまな機能を搭載しながらも、主にタスク管理・工数管理に活用しやすいプロジェクト管理ツールをピックアップしました。無料トライアルの有無・対応機能・価格・特徴を比較して、気になる製品は資料請求(無料)を活用ください。
《Backlog》のPOINT
- タスク・プロジェクト管理に必要な機能がオールインワン
- ガントチャートやカンバンボードで直感的にタスク管理
- シンプルで直感的に使えるデザインだからすぐに使いこなせる
株式会社ヌーラボが提供する「Backlog」は、Web制作やソフトウェア開発、広告代理店、出版社などのさまざまな業種で使われているタスク・プロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理のほか、課題管理・バグ管理・バージョン管理・社内Wiki機能などを有しています。
またAndroidとiOSアプリに対応し、モバイルでも操作しやすく、社外からでも利用しやすいでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
初期費用無料 スタータープラン:月額2,970円/30ユーザー スタンダードプラン:月額17,600円/ユーザー無制限 プレミアムプラン:月額29,700円/ユーザー無制限 プラチナプラン:月額82,500円/ユーザー無制限 |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
業種 | 通信サービス |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Backlogのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ユーザごとにどのプロジェクトに参加中でどういった課題があるかを管理することが出来る。メインページで最近の更新の箇所でプロジェクトメンバーで課題の更新を行われた箇所が見れるので状況の確認がしやすい。課題のチケットにコメントすることが出来るのも便利 |
Backlogの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
リンク埋め込みができるとよいと思います。
たまに長いリンクを貼り付けることがあり、見づらいケースがあります。 |
《Microsoft Project》のPOINT
- コラボレーション機能が充実
- 利用規模に応じて複数のプランから選択可能
- 好みに合わせた柔軟なカスタマイズに対応
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Project」は、コミュニケーションツールとしての機能とシンプルな操作性が特徴のプロジェクト管理ツールです。Microsoft Teamsと連携してのファイル共有やミーティングにより共同編集がスムーズに実施できます。Microsoft 365を導入している企業に最適です。
プロジェクトの残り時間や作業量が一目でわかるバーンダウンチャートで、進捗状況を把握します。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
●クラウド Project Plan1:月額1,250円/ユーザー Project Plan3:月額3,750円/ユーザー Project Plan5:月額6,880円/ユーザー ●オンプレミス Project Standard2021:120,780円 Project Personal2021:201,490円 |
無料トライアル |
◯(1か月) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Microsoft Projectのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
この製品の良い点としてはやはりプロジェクト内でのタスクをwbsとしてまとめ上げられることです。細かい設定もあり高機能です。
具体的にいうとガントチャートとしてもだし、大分類・中分類・小分類と担当者レベルまで分けて管理することができます。 |
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Microsoft Projectの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
詳細設定が可能なことから、ユーザー視点ではある程度の習熟度が必要となる。
特にタスクの上下関係は、理解してから活用すべき概念となる。 |
《TimeTracker NX》のPOINT
- 75,000ユーザー超の導入実績を誇る
- 工数入力に要する時間はわずか1分
- 速やかなデータの視覚化で状況把握を支援
株式会社デンソークリエイトが提供する「TimeTracker NX」は、Web制作やソフトウェア開発などの知的労働を対象としたプロジェクト管理ツールです。工数入力はわずか1分で完了し、進捗把握をスムーズにします。
管理画面は専門的な知識がなくても扱えるユーザーインターフェースになっており、現場での円滑な利用が期待できるでしょう。プロジェクトの進捗状況に加え、コストなどの情報もリアルタイムでの共有が可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス |
参考価格 |
Standard Edition:85,800円/5ユーザー Professional Edition:171,600円/5ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
業種 | 機械、重電 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
TimeTracker NXのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
毎日の業務内容を細分化することで、1週間の仕事内容を可視化出来ました。また、操作方法も簡単なため、ほんの少しの時間を使うだけで入力出来ます。 |
TimeTracker NXの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
Outlookなど、主なスケジュールツールからインポートできるようにし、入力の省力化を支援する機能を追加してほしい。 |
《HUE Project Board》のPOINT
- 使い慣れた表計算ソフトの操作感!直感的な操作で利用が可能
- オンラインシェア型でプロジェクト進捗状況をリアルタイム確認
- プロジェクト毎に招待制限をかけられ、セキュリティも安心
「HUE Project Board」は、株式会社ワークスアプリケーションズが提供するオンラインシェア型プロジェクト進捗管理サービスです。表計算ソフトで管理しているような簡単操作が魅力です。
ユーザーごとに利用範囲を制限できるため、社外メンバーと共同プロジェクトを行う企業に便利でしょう。リアルタイムでの進捗状況を把握する機能や、コメント機能もあるためテレワークに最適です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額960円~/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/ガントチャート |
業種 | その他製造 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
HUE Project Boardのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
これまではExcelでの管理で、各タスクの担当者に進捗報告をしてもらっていたが、進捗が知りたい時にわざわざ報告の時間を設けることなく、すぐに知ることができる。また、どのようなタスクをすべきなのかを新任担当でも把握しやすくなる。Excelっぽさがあるのが、導入ハードルを下げてくれる。 |
業種 | その他製造 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
HUE Project Boardの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
添付ファイルの検索やプレビュー機能は、まだ対応できていない部分がある。メンバー登録が各フォルダ、各プロジェクトごとに設定する必要があり、少し面倒に感じるときがある。 |
《Time Krei》のPOINT
- 1,100社以上の導入実績!
- 全メンバーの予定や実績を一元的に見える化!
- 作業者単位で実績や作業効率を分析可能!
株式会社テンダが提供するプロジェクト管理ツール「Time Krei」は、グループウェアとプロジェクト管理を連携して一元管理できるのが特徴です。
メンバー全員の予定と実績をひと目で把握し、残業や出勤状況も管理します。タスクの割り当てを適正化し業務負担の偏りを防ぐなど、働き方の見直しや教育の検討にも活用できるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額29,800円~/10ユーザー |
無料トライアル |
◯(1か月) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション |
《Microsoft Planner》のPOINT
- かんばんボードでタスクをわかりやすく整理
- 棒グラフや円グラフで進捗状況をリアルタイムに可視化
- 上位製品としてMicrosoft Projectも提供
「Microsoft Planner」は、日本マイクロソフト株式会社提供のタスク管理ツールです。Microsoft 365のプランで利用でき、カンバンボードを数分で簡単に作成可能です。
また進捗状況が自動的にグラフで可視化され、レポート作成を効率化します。「ツールを導入しても社内に浸透しない」「操作が複雑で使いにくい」などの課題を抱える企業におすすめです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
Basic:月額750円/ユーザー Standard:月額1,560円/ユーザー Premium:月額2,750円/ユーザー |
無料トライアル |
◯ |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Microsoft Plannerのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
タスクの遅延状況が「グラフ」タブにて直感的に把握できる。
期限が迫っているタスクについて、メールで通知される。
コメントを書くと担当者に割り当たっているメンバーにメールで通知される。
「バケット」と「チェックリスト」を活用することで、3階層までタスクを細分化できる。 |
Microsoft Plannerの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
Teams上で使うと、画面の入力項目が狭くて使いづらいと感じることがあった。画面がもう少し広く使えると良い。 |
《pasture》のPOINT
- パートナーとの発注・請求書発行など下請法に準拠したガバナンス
- 「発注データ」は「請求データ」に紐づき、プロセスごとに管理!
- 取引履歴や評価をもとに確認できるタレントマネジメント!
「pasture」は、エン・ジャパン株式会社提供のクラウドサービスです。フリーランスや業務委託者とのタスク管理をはじめ、契約管理・発注書送付・請求書管理などが可能です。
利用人数に応じた料金プランで構成されており、サポートが充実しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額35,200円~ |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 通信サービス |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
pastureのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
業務委託の際に仕事の依頼をタスクとして申請していただき、そちらを確認、作業、完了。という流れでお互いが管理しやすく利用しております。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
pastureの改善してほしい点 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ 2 |
成果物の登録や請求書作成時の認可フローが存在し、その際の往復のレスポンスを待たなければ行けないのが煩雑に感じました。 |
コスト管理にも活用できるプロジェクト管理ツール比較
原価や収支などのコスト管理も一緒に効率化したい場合に、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。
《MA-EYES》のPOINT
- システム自由度が高く、運用環境に合わせた利用が可能
- 人員アサイン管理や売上管理等、プロジェクト全体を見える化!
- 社内共通情報プラットフォームで業務効率化の実現!
「MA-EYES」は株式会社ビーブレイクシステムズが提供する、プロジェクトごとの収支管理に特化した統合型基幹業務パッケージです。セミオーダー型のため、必要なタイミングで機能を追加でき、変動する業務のニーズにも対応可能でしょう。
またSFAとの連携により、リアルタイムで顧客のステータスやアサイン状況、契約・請求情報などの共有ができます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/コミュニケーション |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
MA-EYESのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
この製品の良いところは、案件からプロジェクト管理に進むにつれ紐付きのあるコードが採番されることで、今プロジェクト受注状況がどこなのかがハッキリと分かる為、受注漏れ等の心配がなく業務ができ助かります。
※承認状況も画面上部にあり分かりやすい。
以前の場合、案件がどのステータス状況にあるのか別々の台帳で管理だった為、案件の把握が大変でした。 |
MA-EYESの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
作成した人以外の人も操作できるようにしてほしい。突然休職に入った人の代わりに続きを行なうことが難しいのでそこだけ出来るようになると嬉しいです。 |
《freee工数管理》のPOINT
- 工数入力がすぐに定着
- 初めての工数管理も導入サポートで安心
- シェアNo.1※のクラウド会計ソフトを提供するfreeeが開発・運営
freee株式会社提供の「freee工数管理」は、プロジェクト収支管理機能も備えたクラウド工数管理サービスです。各プロジェクトだけでなく、タグを用いたプロジェクト横断の収支分析も可能です。
Googleカレンダーとの連携や勤怠実績にあわせた工数入力など、現場に定着しやすい工夫がされており、入力の手間やストレスを削減し、プロジェクトメンバーの負担を最小化できる点も強みでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
SaaS |
参考価格 |
初期費用無料 年払い:月額500円~/ユーザー 月払い:月額600円~/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
原価管理/要員管理 |
《Hi-PerBT KIT3》のPOINT
- パッケージユーザーの不満解消
- 操作性・性能・品質・拡張性アップ
- 短期間構築・低コスト実現
「Hi-PerBT KIT3」は、株式会社日立ソリューションズ・クリエイトが提供する販売管理・生産管理システムです。豊富なテンプレートから必要な機能を選択して設計するイージーオーダーシステムのため、短期間かつ低コストで自社に最適なツールを導入できます。
また、販売・在庫・生産・原価管理業務を同一システムで構築すれば、社内に分散したデータの統合が可能です。さらに会計システムやワークフローシステムなど、周辺システムとの連携実績も多数あります。
対象企業規模 |
従業員数50名以上、売上50億円以上 |
提供形態 |
オンプレミス |
参考価格 |
20,000,000円~ |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 自動車、輸送機器 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Hi-PerBT KIT3のいい点 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ 2 |
今までそれぞれ別で散乱していた情報をこのシステム内で閲覧、処理できるようになった。
あの処理はあっち、この処理はあっちと別のアイコンを何度も開き直す必要がなくなった。 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
Hi-PerBT KIT3の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
たまに、処理に時間がかかり電源が落ちる場合があります。1ヶ月の売り上げ確認は特に、時間がかかりデータ量によっては固まる場合があります。 |
《PREGARE Orario》のPOINT
- プロジェクト毎の計画/進捗/工数/採算/資源管理の見える化を実現
- 充実した管理会計機能により健全な経営管理をサポート
- 導入実績2400社を超すOrarioの統合プロジェクト管理システム
「PREGARE Orario」は株式会社ウェッブアイ提供のEPMシステムです。複数のプロジェクトを統合的に管理でき、研究開発・製造・保守部門など、部門を問わず全社的にプロジェクト管理を支援します。
またリソースやプロセスなどの情報をもとに実績値を計算し、企業全体でのコスト状況を定量化します。
対象企業規模 |
従業員数50名以上 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
PREGARE Orarioのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
PREGAREを予算管理ツール、工程‘Sを工程管理ツールとし、そのハブとしPLANOWを使用しています。PREGAREは全ての基となる予算情報を管理しています。年度切り替えや執行状況など俯瞰的に管理しやすい設計となっています。 |
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
PREGARE Orarioの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
指定した範囲の合計金額が見れるようになればより管理が容易となる。表示範囲が横長かつ範囲が狭いので見づらい。 |
そのほかのおすすめプロジェクト管理ツール比較
ここでは、プロジェクト管理の機能を備えるだけでなく、さまざまな用途にも活用できるツールやコンサルティングサービスを紹介します。
《CrowdLog》のPOINT
- 常識を覆す!1日1分、半自動でカンタン工数入力
- 脱Excel!リアルタイムで予実を管理し、集計作業の手間を95%削除
- 急成長企業から大手まで、750社以上が導入
株式会社クラウドワークスが提供する「クラウドログ」は、クラウド型の工数管理・プロジェクト管理ツールです。カレンダー形式の直感的な操作で工数入力ができます。
パソコンはもちろん、スマホからも操作可能なため、時間や場所を問わない多様性のある働き方にも対応します。また、プロジェクトごとの収益も把握可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇(1週間) |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
CrowdLogのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
クリエイティブ系の会社なのですが、1つのプロジェクトに対して、各社員がどれだけの時間を使っているのかを知りたくて導入しました。実際に導入をしてみると、社員ごとにそれぞれ何時間で1案件をさばいているかが明確に分かるようになりました。また、作業が遅い社員に対しても、工数ごとに見ることができるので、改善のアドバイスがしやすくなったように思います。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
CrowdLogの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
業務時間のタイムシートの入力忘れを通知する機能があるとよいと思います。
クラウドログ管理者が全社員のタイムシートが入力されているかを確認する場合、そのような通知が個人単位で届くと、確認作業の短縮になると思います。 |
《Seiryu(セイリュウ)》のPOINT
- マスタ設定などの稼働準備にかかる作業時間が少ない
- 簡単操作でシステム責任者が不要
- 必要な機能のみのため、低価格で稼働率が高い
株式会社テクノアが提供する「Seiryu(セイリュウ)」は、生産性向上につながる計画立案を支援する中小企業向けの生産スケジューラです。必要な判断基準を登録することで、生産計画をスムーズに作成します。多くの条件を考慮するなど、経験が求められる生産計画の立案業務をサポートします。
既存の生産管理システムや販売管理システムとも連携できるため、登録工数の大幅削減も見込めるでしょう。
対象企業規模 |
従業員数10名以上250名未満、売上1億円以上50億円未満 |
提供形態 |
パッケージソフト |
参考価格 |
3,000,000円~6,000,000円 |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
Seiryu(セイリュウ)のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
急な計画変更にも柔軟な対応ができ、管理の時間軸は自由に管理可能で、機械の負荷状況により、納期に合わせた自動割り当てをしてくれる点。 |
業種 | 機械、重電 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Seiryu(セイリュウ)の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
製品は各工場のパソコンに導入されており、担当者が操作できるようになっていますが、UIが若干古く操作性・ボタン配置などがもっとシンプルに出来ると思います。 |
《AtoZ portal》のPOINT
- 各種ポータルサイトを SaaS で提供
- Excelで誰もが簡単にサイト運用でき、直感的な操作が可能
- プロジェクトの進捗状況をポータルで適時把握
株式会社エイジングが提供する「AtoZ portal」は、Excelシートに情報を入力しアップロードして利用するプロジェクト管理ポータルです。プロジェクト進捗に必要な情報をポータルにアップロードし、チーム内で共有します。プロジェクト管理以外にも、カスタマーポータルや社内ポータルなど幅広く活用できます。
提携ページなど情報の更新は、Excelシートに入力して更新するため、誰でも使用しやすいでしょう。豊富なテンプレートを活用するため、難しいレイアウトやデザインを組む必要がありません。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《SynViz S2》のPOINT
- 各部門の進捗度合いや変更点を自動的に取得
- エクセルのような使いやすさ
- 進捗の遅れがリアルタイムで分かる
株式会社日立ソリューションズ東日本が提供する「SynViz S2」は、Excelのような操作感の工程管理・プロジェクト管理ツールです。
オプション機能を利用すれば、Excelへの出力や取り込みも可能です。各チームが進捗状況を入力するだけで中日程や大日程にも反映される仕組みのため、集計作業が不要で進行具合をタイムリーに把握できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / パッケージソフト / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
◯(1か月) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
SynViz S2のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
入力や操作が簡単に行える。 過去のプロジェクトを流用する事が可能で最初から入力しなくても良いのでタスク入力の工数が少なくて済む。プロジェクト担当者から管理者まで幅広く利用できる。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
SynViz S2の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
画面のレスポンスが少し悪いと感じました。Excelのアップロード機能なども、少し使いにくく感じました。 |
《BeingManagement3》のPOINT
- TOC理論に基づいたコンサルティングサービス
- 従来とは異なる観点の管理手法「CCPM」を学習
- 予算に応じて選べる2つの料金プラン
株式会社ビーイングコンサルティング提供のプロジェクト管理ツール「BeingManagement3」は、導入とあわせて納期の遅延リスクを抑える「CCPM」のノウハウを提供します。
初級コースとフルサポートコースから選択でき、テレワークにも対応するのが強みです。納期管理に課題を感じている企業に適しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
サービス |
参考価格 |
900,000円/全4回の学習 1,500,000円/全8回の学習 |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
BeingManagement3のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
プロジェクト進捗管理として、個々のタスクの進捗は細かく/定量的に計測し管理はしてきたが、個々のタスク進捗の総和として、納期設定日から見たときに間に合うのか否かといった肝心なところは、ヒトの見通しで判断をしていた。このツールは、納期設定日からみた個々のタスク進捗の総和を定量的に計測できるので、現在の進捗点から納期に間に合うか否かといった肝心な点が高確率で正しく判断できる。 |
業種 | 自動車、輸送機器 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
BeingManagement3の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
全体の進捗への影響度は解りやすいが、個別(タスクを荒く区切ったレベル)での進捗状況が解りにくくなる。個別に分けて管理も出来るが、分けて新規で作ったものと、連携して管理が出来ると非常に良い。 |
無料プランがあるプロジェクト管理ツール比較
ここでは、ITトレンドに掲載している製品から無料プランが活用できる製品を紹介します。プロジェクト管理ツールをお試しで使ってみたい方、コストを抑えたい方は参考にしてください。
《Trello》のPOINT
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- ドラッグ&ドロップ操作を基本とした優れた操作性
- クラウドなのでいつでもどこでも簡単にアクセス
「Trello」はリックソフト株式会社が代理店として提供する、かんばん方式のタスク管理ツールです。ドラッグ&ドロップで操作がしやすく、付箋を貼るように簡単にカードでタスクを管理します。
コメントによるフィードバックや状況にあわせた期限設定ができるため、コミュニケーションをとりながらプロジェクトを進められるでしょう。また、Google DriveやDropboxなどからファイルのアップロードも可能です。
対象企業規模 |
従業員数50名以上 |
提供形態 |
クラウド |
参考価格 |
ー 無料プランあり |
無料トライアル |
◯ |
無料プラン特徴 |
カード数無制限、ストレージ(10MB/ファイルまで)、モバイルアプリ利用可、ワークスペースあたりのボード最大数10件 |
対応機能 |
進捗管理/コミュニケーション |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Trelloのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
部署やプロジェクト毎にボードを分けて、社内のプロジェクトやタスクの進捗を可視化できる。
長期間にわたるプロジェクトでも、カテゴリ別にチェックリストを自由に作成でき、進行度が見えやすい。管理職も各作業の進捗を逐一把握できるので、マネジメントの手助けになっていると思う。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Trelloの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
スケジュール管理する機能が有れば尚良いと思います。
ただわかりやすさが良いところなのでこのままで良いと思います |
《Jira Software》のPOINT
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- 世界65,000以上の企業が利用しているプロジェクト管理ツール
- アジャイル開発・ウォーターフォール開発・ビジネス部門にも
「Jira Software」は、リックソフト株式会社が代理店として提供するプロジェクト管理ツールです。3,000種類以上の拡張アプリで、業務に沿ったカスタマイズが可能です。
Web会議による設定支援サポートオプションもあります。過去のプロジェクトデータも残るため、メンバー変更による引継ぎや情報共有もスムーズでしょう。
対象企業規模 |
従業員数10名以上 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
参考価格 |
初期費用無料 クラウドプラン:月額893円 オンプレミスプランは問い合わせ |
無料トライアル |
〇(30日間) |
無料プラン特徴 |
最大10ユーザーまで利用可、ストレージ(2GB) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Jira Softwareのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
拡張性が高いため、いろいろな使い方ができます。当社では課題管理やタスク管理として使っておりますが、拡張性を活かして当社のプロジェクト標準に合わせた形にカスタマイズしてます。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Jira Softwareの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
操作した後の応答が、遅いと感じることがときどきあります。常に応答が早くなって、待ち時間がなくなると助かります。 |
《Lychee Redmine》のPOINT
- 大規模なプロジェクト計画でもスピーディで直感的に操作可能
- ガントチャートやカンバンで、リアルタイムに進捗可視化
- 作業時間予定と実績を担当者別に表・グラフで見える化
株式会社アジャイルウェア提供のプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」は、日本企業からの開発依頼を受けて成長した製品であるため、日本企業にとって活用しやすい点が強みです。製造業や自動車関連業、ソフトウェア開発など、業種や規模を問わず利用されています。
ガントチャート・カンバン方式に対応するほか、出来高管理(EVM)やリソースマネジメントなど豊富な機能を搭載しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
参考価格 |
スタンダードプラン:月額900円/ユーザー プレミアムプラン:月額1,400円/ユーザー ビジネスプラン:月額2,100円/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
無料プラン特徴 |
ユーザー数無制限、チケット数最大5,000件、ストレージ(2GB) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
Lychee Redmineのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
プロジェクトのタスク管理に使用しています。期限設定ができるので、漏れの発生を防ぐことができます。また、デイリーの打ち合わせに使用していて、チームの意識合わせにも利用できます。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
Lychee Redmineの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
アイコンがよくわからないので好きな画像を選べる方がいい。
自分が編集したものとかをリストで見れたら嬉しい。
ステータス別に細かく表示できたらいい。 |
《Brabio》のPOINT
- グループウェアのような使い方もできる
- プロジェクト横断的な担当状況確認が可能
- ExcelやCSVファイルによるレポート出力に対応
「Brabio」は、ブラビオ株式会社が提供するクラウド型プロジェクト管理ツールです。ガントチャートの作成に長けており、メールアドレス一つで簡単に登録可能です。
また有料プランは1ユーザーあたり月額330円と比較的安価で利用でき、年間一括払いのディスカウントもあります。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
●エントリープラン 月額3,300円/10ユーザー 月額6,600円/20ユーザー 月額9,900円/30ユーザー 月額13,200円/40ユーザー 月額16,500円/50ユーザー ●ミッドレンジプラン 月額33,000円/100ユーザー 月額66,000円/200ユーザー 月額99,000円/300ユーザー |
無料トライアル |
ー |
無料プラン特徴 |
最大5ユーザーまで利用可、プロジェクト数無制限、ストレージ(50MBまで) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Brabioのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
今まで個人の進捗管理はメモかエクセルでガントチャートを作成して行っていましたが、メモ感覚でプロジェクトを書き出すことが可能で、さらにタスクに落とし込んだガントチャートが作れるので、細かい進捗漏れがなくなりました。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名未満 |
Brabioの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
スケジュールの一括入力中に画面遷移をしようとしたときに、警告画面が出る機能が実装されると嬉しい。
(何回か全て消えてしまったことがあったから) |
《Microsoft To-Do》のPOINT
- デバイス間でスケジュールを速やかに同期
- アカウントさえ作れば即座に導入可能
- 同僚や友人とのスケジュール共有が簡単
「Microsoft To-Do」は日本マイクロソフト株式会社が提供する、完全無料で利用可能なタスク管理ツールです。マルチデバイスにも対応し、モバイルアプリも用意されています。
Microsoftのアカウントだけで利用できるため、個人・ビジネス問わず幅広く利用されているツールです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
完全無料 |
無料トライアル |
ー |
無料プラン特徴 |
制限なし |
対応機能 |
進捗管理/コミュニケーション |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Microsoft To-Doのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
タスク管理ツールの中でもとてもシンプルで使いやすいと思います。
メモで管理すると、長期のタスク管理が分からなくなってしまう事があるので、
こちらのアプリを使用することでタスクを忘れることもなくなりました。
また、優先度も「緊急、重要、中、低」で分けられるので、優先順位をつけてタスク管理ができます。
これで完全無料なのが本当に信じられないくらいです。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Microsoft To-Doの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
シンプルなツールで細かいカスタマイズが出来ないので、自分好みにカスタマイズができる機能を追加して欲しいです。 |
《Asana》のPOINT
- 「誰が、いつまでに、何をするのか」を明確にし生産性を向上
- 会話やファイルを仕事単位で束ね、進捗状況を常に可視化
- シンプルで可愛らしいUIで利用者から愛されるツール
Asana Japan株式会社が提供する「Asana」は、日々の業務から大きなプロジェクトまで、さまざまなタスクを管理するワークマネジメントプラットフォームです。リスト形式とカンバン方式からレイアウトを選択できます。
チュートリアルが充実しており、ITツールに慣れていない人でも操作をしやすい点が好評です。多言語に対応し、多国籍企業でも活用しやすいでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
Starter:月額1,200円/ユーザー Advanced:月額2,700円/ユーザー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
無料プラン特徴 |
タスク・プロジェクト数無制限、ストレージ(100MB/ファイルまで)、モバイルアプリ利用可 |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
業種 | 建設 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Asanaのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
社内の新規プロジェクト案件のスケジュール管理に使用しています。プロジェクトメンバー単位での案件管理に重宝しており、特にタスクの共有・進捗管理(済かどうか)の機能が便利です。 |
業種 | その他 |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Asanaの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
同様のタスクを複数名が登録してしまったときに片方に寄せる(マージ)機能があるが、最初から登録が重複しづらいような仕組みを持って欲しい。 |
《Redmine》のPOINT
- Rubyの使用環境下で機能が充実
- 40か国以上の言語に対応したサービス体制
- 豊富なタスク管理機能で連携体制を強化
ファーエンドテクノロジー株式会社が提供する「Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。チケットでタスク管理を行い、国際基準に認定されているプログラム言語のRubyに対応しています。
40か国以上の言語に対応しており、海外拠点のある企業や国内外での取引がある企業に適しているでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
無料プラン特徴 |
オープンソース |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 | 10名未満 |
Redmineのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
通知する担当者の選択や、誰に対して連絡をしているのか、だれが担当なのかを選択することができるので、複数名でやりとりやタスク管理をしていても「お見合い」にならなかったのがよかったです。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Redmineの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
大きな動画ファイルの添付ができないことや画像を一度の投稿で10枚までしか添付できないことがちょっとした手間になります。 |
《Wrike》のPOINT
- 幅広い柔軟性でメンバー変更にも柔軟に対応
- 強固なセキュリティで安全な作業進行
- 豊富な外部ツールとの連携を確保
「Wrike」は、Wrike Japan株式会社提供のタスク管理ツールです。世界中で導入されており、さまざまな業種の企業に対応します。
プロジェクト管理のほか、関連文書のバージョン管理やプロジェクトのワークフローを自動化できます。また、データセンターの管理体制やバックアップなど、高いセキュリティ性能をもつのも特徴です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
Team:月額9.8ドル~/ユーザー Business:月額24.8ドル/ユーザー |
無料トライアル |
◯(14日間) |
無料プラン特徴 |
ユーザー数無制限、ストレージ(2GB)、モバイルアプリ利用可 |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Wrikeのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
日々のタスクと工数が見やすくわかりやすいです。8Hを超えてタスクが入っていると一目で分かるようになっているので負荷が見えやすいです。チームメンバーのタスクを一覧で見れる点も便利です。 |
業種 | その他 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Wrikeの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
自動化のバリエーションを増やしてほしい。また、社外の人へ業務を依頼するために使うことがあまり想定されておらず、機密情報などの情報を特定のユーザーに見せない設定が難しい。 |
なお、プロジェクト管理アプリにも興味があり詳しく知りたいという方には、以下の記事がおすすめです。iPhoneやAndroidに対応しているプロジェクト管理アプリをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
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最適なツールでプロジェクト管理を効率化しましょう
テレワークや在宅勤務など働き方の多様化により、プロジェクトがスムーズに進まずトラブルが発生することもあるでしょう。プロジェクト管理ツール導入によって、プロジェクトに必要なリソースを効率的に管理し、スムーズな運営の実現が可能になります。
自社の導入目的や課題解決に見合ったプロジェクト管理ツールを導入するためにも、まずは資料請求をして、各社製品の特徴や強みについて詳しく知ることからはじめてはいかがでしょうか。