プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトの効率的な運営を支援するためのソフトウェアです。タスクの進行状況を可視化して、チームメンバーの担当業務を明確に把握できます。また、プロジェクトに必要なリソースを一元管理し、計画通りの進行をサポートします。
プロジェクト管理ツールの必要性
プロジェクト管理者(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクトの進行状況を正確に把握し納期遵守に導かなければなりません。しかしアナログなプロジェクト管理では、以下のような問題が発生しがちです。
- ●コミュニケーションが不十分
- ●トラブル箇所が見えにくい
- ●進捗報告が実績と乖離している
リアルタイムで正確なプロジェクト管理を行うには、ツールの導入が求められるでしょう。プロジェクト管理を見える化すれば、管理者だけでなく、メンバーも効率的に作業を進める意識が高まります。結果的に、生産性や業績アップにつながるでしょう。
プロジェクト管理ツールをお探しの方へ
この記事では、おすすめのプロジェクト管理ツールをタイプごとにわけて紹介します。各製品の違いをつかみやすい比較表もあるので、製品選びの参考にしてください。以下のタイプ名をクリックすると、製品詳細にジャンプできます。
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【比較表】おすすめのプロジェクト管理ツールランキング一覧
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールの代表的な機能について解説します。
タスク管理機能
プロジェクト管理ツールの主幹となる機能です。タスクの作成、割り当て、進捗の追跡、期限設定、優先順位設定、コメントやファイルの添付などを行えます。これにより、チーム内で効率的にタスクを管理・共有できます。
スケジュール・進捗管理機能
ガントチャートやカレンダーを用いてプロジェクトのスケジュールを視覚的に管理します。タスクの依存関係や重要なマイルストーンを設定・追跡するために有効な機能です。
情報共有・コミュニケーション機能
チームメンバー間の情報共有やコミュニケーションを円滑にするための機能です。例えば、情報蓄積を支援するWikiや掲示板、意見交換に有効なチャット、ファイル共有などが該当します。
原価・予算管理機能
プロジェクトの原価算出や、予算計画と実際の支出・収入を比較できる機能です。プロジェクトの財務状況をリアルタイムで把握し、予算超過や不足を早期に検出できます。
工数管理機能
プロジェクトに費やす時間やリソースを詳細に管理します。工数見積りと実績工数を比較したり、乖離を可視化したりできます。各タスクに必要な人員の把握も可能です。コスト管理や効率改善を図るための機能です。
プロジェクト管理ツールの機能詳細については、以下の記事でも詳しく解説しています。
プロジェクト管理ツールのメリット
Excelなどの従来の管理方法と比較した場合、プロジェクト管理ツールにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下、3つの導入メリットについて詳しく解説します。
進捗の把握がしやすい
プロジェクト管理ツールを導入すると、作業の進捗状況が即時反映されるため、問題が発生しても迅速に対応可能です。作業工数やコスト、スケジュールの一括管理や、同時進行中の複数プロジェクトを横断的に把握できる点もメリットでしょう。
また、スケジュールやタスク管理をシステム上で可視化し、チーム内で共有することで、作業の優先度が明確になります。結果的に、「抜け」「漏れ」などのミス防止にもつながるでしょう。
リアルタイムな情報共有
チャット機能やコメント機能を活用してのコミュニケーションも図れるため、情報共有が効率化します。
一方、Excelはメールやサーバを介してファイルを共有するため、更新にタイムラグが生じ変更やトラブル対応が遅れがちです。共同編集がしにくく情報更新にも時間を要するため、作業進度や納期遵守に影響を及ぼすケースもあるでしょう。
管理作業の効率化
プロジェクト管理ツールは、プロジェクト全体を一元管理し、作業効率を高めます。システム上で情報を集約し、簡単に更新できるため、工数が大幅に削減されます。また、Wiki機能や掲示板機能を備えたツールなら、ルールやノウハウをすぐに確認でき、引継ぎ作業が最小限で済むでしょう。
さらに生産・在庫管理や顧客情報など、外部システムと連携可能な製品を選べば、一つのシステムでコミュニケーションがとれます。業務効率化に加え、コミュニケーションコスト削減にもつながるでしょう。
プロジェクト管理ツールの2つのタイプ【用途別】
プロジェクト管理ツールを、特徴や強みによって2つのタイプに分類しました。
コスト管理に強みをもつ統合型
プロジェクト管理に必要なデータを一元管理できる製品です。タスク管理や進捗管理に加え、各プロジェクトの原価計算や収支管理、予実管理にも活用可能な機能を搭載しています。原価や経費を正確に管理できるため、予算超過のリスクを軽減します。工数管理や要員管理までカバーする製品も多く、より効率的なプロジェクト運営を支援するでしょう。
多くのリソースや予算を管理する必要がある大企業や、原価計算や予実管理がプロジェクト成功の鍵となる建設業や製造業に適しています。
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タスク管理やスケジュール管理に強みをもつオーソドックス型
プロジェクト管理ツールのマスト機能ともいえる、タスク管理、進捗・スケジュール管理、コミュニケーション機能を搭載した製品です。工数管理に特化した製品やガントチャート作成に特化した製品などもあります。タスクの可視化や進捗状況のリアルタイム共有により、ヌケモレ防止、意思決定のスピード化が見込まれます。
細かいタスク管理や納期の厳守が求められるプロジェクトに適しており、 ITサービス企業やクリエイティブ業界などにもおすすめです。機能を絞った製品も多く、タスク・スケジュール管理ができれば十分、コストを抑えたいといった企業にも適しています。
▼タスク・進捗管理に強いプロジェクト管理ツール比較へジャンプ
プロジェクト管理ツールの比較ポイント・選び方
プロジェクト管理ツールの概要をふまえたうえで、選定時には提供形態や操作性、機能面に注目してみましょう。
クラウド型かオンプレミス型か
プロジェクト管理ツールは、主にクラウド型とオンプレミス型で提供されています。
クラウド型のメリットは、社内外の関係者とリアルタイムに情報共有できることです。保守や運用をベンダーに任せられるため、導入のハードルも高くありません。ただしセキュリティ強度をコントロールできずベンダーに依存する点には注意が必要です。
一方、オンプレミス型はカスタマイズしやすく、オフラインでも利用可能です。セキュリティ性能は高いものの、構築費用が高額になりがちです。そのため、利用期間を考慮して費用対効果が見合うかを検討しましょう。
メンバーが利用しやすい操作性か
プロジェクト管理ツールは、プロジェクトマネージャー以外のメンバーも利用するため、誰もが操作しやすい製品を選定しましょう。学習コストのかからない、直感的な操作性のツールをおすすめします。事前に操作方法についてのサポート体制も確認しておくと安心です。
他システムとの連携が可能か
既存の会計システムやコミュニケーションツールと連携が可能かを確認しましょう。例えば、会計システムとの連携に対応した製品であれば、プロジェクトの収支管理も効率化できます。また、CRMと連携可能であれば、顧客のニーズや要望にもとづいたプロジェクト進行が実現するでしょう。
連携に対応していない場合、各システムにデータが分散し、二重入力の手間が発生します。その結果、情報収集や分析の効率が低下します。
【比較表】おすすめのプロジェクト管理ツールランキング一覧
おすすめのプロジェクト管理ツールを一覧にまとめました。ITトレンド上半期ランキング2024の上位製品から順番に紹介しているため、人気製品の把握にも役立ちます。
また、この記事でとりあげた主要な製品を細かく調査して見えてきた、プロジェクト管理ツールの特徴や傾向を以下にまとめています。ぜひ製品の比較検討にお役立てください。
- ●タイムライン・カンバン・カレンダー・ガントチャートなど、複数の表示形式をもち情報を整理できる製品が多い。
- ●コミュニケーション、情報共有機能は多くの製品に搭載。
- ●Wikiなどナレッジ共有機能をもつ製品は少ない。
- ●アジャイル開発でのプロジェクト管理に強みをもつ製品は多くない。
- ●多くの製品がアプリなどモバイル対応している。
以下のボタンから、各社製品の資料をまとめて請求できます。ぜひ活用してください。
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プロジェクト管理ツールの料金相場(目安)
プロジェクト管理ツールの料金体系は、主に従量課金型と月額固定型とに分かれます。
- ■従量課金型
- 利用するユーザー数やプロジェクト数、ストレージ容量、機能数に応じて料金が変動。
1ユーザーあたり月額1,000円前後からスタートできるものが多い。
- ■月額固定型
- 月額料金が固定。利用状況にかかわらず一定の料金が必要。
3万円前後から利用可能。
製品選定時は、機能だけに着目するのではなく、どのような規模感でシステムを運用したいのかも明確にしておきましょう。例えば、使用するメンバーやプロジェクト数が多い場合、従量課金制のプランを選択すると、かえって高くつくことがあります。
コスト管理に強いプロジェクト管理ツール比較
原価や収支などのコスト管理も一緒に効率化したい場合に、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。
《MA-EYES》のPOINT
- システム自由度が高く、運用環境に合わせた利用が可能
- 人員アサイン管理や売上管理等、プロジェクト全体を見える化!
- 社内共通情報プラットフォームで業務効率化の実現!
株式会社ビーブレイクシステムズが提供する「MA-EYES」は、プロジェクトごとの収支管理に特化した統合型基幹業務パッケージです。セミオーダー型のため、必要なタイミングで機能を追加でき、変動する業務のニーズにも対応可能でしょう。
またSFAとの連携により、リアルタイムで顧客のステータスやアサイン状況、契約・請求情報などの共有ができます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/コミュニケーション |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 750名以上 1,000名未満
《Lychee Redmine》のPOINT
- 大規模なプロジェクト計画でもスピーディで直感的に操作可能
- ガントチャートやカンバンで、リアルタイムに進捗可視化
- 作業時間予定と実績を担当者別に表・グラフで見える化
株式会社アジャイルウェア提供のプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」は、日本企業からの開発依頼を受けて成長した製品です。そのため、日本企業にとって活用しやすい点が強みです。製造業や自動車関連業、ソフトウェア開発など、業種や規模を問わず利用されています。
ガントチャート・カンバン方式に対応するほか、出来高管理(EVM)やリソースマネジメントなど豊富な機能を搭載しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
参考価格 |
スタンダードプラン:月額900円/ユーザー プレミアムプラン:月額1,400円/ユーザー ビジネスプラン:月額2,100円/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
改善してほしい点 放送・広告・出版・マスコミ 500名以上 750名未満
《Oracle NetSuite》のPOINT
- プロジェクト設定の標準化
- プロジェクト360ダッシュボード
- Project Centreでプロジェクト全体可視化
日本オラクル株式会社が提供する「Oracle NetSuite」は、基幹業務プロセスの合理化を実現するために開発されたシステムです。ERPシステムとシームレスに統合されたプロジェクト管理機能を備えています。
リアルタイムでの進捗・リソース・コストの管理が可能で、プロジェクトの成功を強力に支援。24時間365日のサポートや充実したトレーニングプログラムもあるため、安心して運用できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Wrike》のPOINT
- 幅広い柔軟性でメンバー変更にも柔軟に対応
- 強固なセキュリティで安全な作業進行
- 豊富な外部ツールとの連携を確保
「Wrike」は、Wrike Japan株式会社提供のタスク管理ツールです。世界中で導入されており、さまざまな業種の企業に対応します。
プロジェクト管理のほか、関連文書のバージョン管理やプロジェクトのワークフローを自動化できます。また、データセンターの管理体制やバックアップなど、高いセキュリティ性能をもつのも特徴です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
プロフェッショナル:月額9.8ドル~/ユーザー ビジネス:月額24.8ドル/ユーザー |
無料トライアル |
◯(14日間) |
対応機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 100名以上 250名未満
改善してほしい点 その他 100名以上 250名未満
《OBPM Neo》のPOINT
- 240社以上の導入実績!PMBOK準拠の質の高い管理が可能!
- 工数・原価管理や進捗管理、要員管理や品質管理を統合できる!
- 短期間で運用できるような導入支援サービスを提供!
株式会社システムインテグレータが提供する「OBPM Neo」は、プロジェクト管理に必要なデータを一元的に管理し、品質・コスト・納期の最適化を実現します。海外拠点との連携や多言語対応により、国際的なチーム開発にも有用です。
Microsoft365とのスムーズな連携と多要素認証による安全なリモートワークが可能です。さらに、外部システムとの連携やセルフBI機能でデータ分析を強化し、精度の高い予測や意思決定をサポートします。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
Basic Edition:50,000円~/10ライセンス~ Limited Edition:75,000円~/10ライセンス~ Enterprise Edition:150,000円~/20ライセンス~(税抜き) |
無料トライアル |
◯ |
対応機能 |
進捗管理/原価管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
Reforma PSA
「Reforma PSA」は、株式会社オロが提供するプロジェクト収支管理ツールです。クリエイティブ系ビジネスにおける業務管理のノウハウをコンパクトに凝縮しています。オンラインでラーニングを実施するほか、導入支援サービスや運営時のチャットサポートなど、サポート体制が手厚いことも強みです。
タスク・進捗管理に強いプロジェクト管理ツール比較
タスク管理やスケジュール管理、工数管理に役立つ、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。
《Backlog》のPOINT
- タスク・プロジェクト管理に必要な機能がオールインワン
- ガントチャートやカンバンボードで直感的にタスク管理
- シンプルで直感的に使えるデザインだからすぐに使いこなせる
ITトレンド上半期ランキング2024「プロジェクト管理ツール」3位
株式会社ヌーラボが提供する「Backlog」は、Web制作やソフトウェア開発、広告代理店、出版社などのさまざまな業種で使われているタスク・プロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理のほか、課題管理・バグ管理・バージョン管理・社内Wiki機能などを有しています。
またAndroidとiOSアプリに対応し、モバイルでも操作しやすく、社外からでも利用しやすいでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
初期費用無料 スタータープラン:月額2,970円(税込み)/30ユーザー スタンダードプラン:月額17,600円(税込み)/ユーザー無制限 プレミアムプラン:月額29,700円(税込み)/ユーザー無制限 プラチナプラン:月額82,500円(税込み)/ユーザー無制限 |
無料トライアル |
◯(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
《Jira》のPOINT
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- 世界65,000以上の企業が利用しているプロジェクト管理ツール
- アジャイル開発・ウォーターフォール開発・ビジネス部門にも
「Jira」は、リックソフト株式会社が代理店として提供するプロジェクト管理ツールです。3,000種類以上の拡張アプリで、業務に沿ったカスタマイズが可能です。
Web会議による設定支援サポートオプションもあります。過去のプロジェクトデータも残るため、メンバー変更による引継ぎや情報共有もスムーズでしょう。
対象企業規模 |
従業員数10名以上 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
参考価格 |
初期費用無料 クラウドプラン:月額893円 オンプレミスプランは問い合わせ |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 750名以上 1,000名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 5,000名以上
《Microsoft Project》のPOINT
- コラボレーション機能が充実
- 利用規模に応じて複数のプランから選択可能
- 好みに合わせた柔軟なカスタマイズに対応
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Project」は、コミュニケーションツールとしての機能とシンプルな操作性が特徴のプロジェクト管理ツールです。Microsoft Teamsと連携してのファイル共有やミーティングにより共同編集がスムーズに実施できます。Microsoft 365を導入している企業に最適です。
プロジェクトの残り時間や作業量が一目でわかるバーンダウンチャートで、進捗状況を把握します。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
●クラウド Planner Plan1:月額1,499円/ユーザー Project Plan3:月額4,497円/ユーザー Project Plan5:月額8,245円/ユーザー ●オンプレミス Project Standard2021:120,780円 Project Personal2021:201,490円 |
無料トライアル |
◯(1か月) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 コンサル・会計・法律関連 1,000名以上 5,000名未満
《Brabio》のPOINT
- グループウェアのような使い方もできる
- プロジェクト横断的な担当状況確認が可能
- ExcelやCSVファイルによるレポート出力に対応
「Brabio」は、ブラビオ株式会社が提供するクラウド型プロジェクト管理ツールです。ガントチャートの作成に長けており、メールアドレス一つで簡単に登録可能です。
また有料プランは1ユーザーあたり月額330円(税込み)と比較的安価で利用でき、年間一括払いのディスカウントもあります。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
●エントリープラン 月額3,300円(税込み)/10ユーザー 月額6,600円(税込み)/20ユーザー 月額9,900円(税込み)/30ユーザー 月額13,200円(税込み)/40ユーザー 月額16,500円(税込み)/50ユーザー ●ミッドレンジプラン 月額33,000円(税込み)/100ユーザー 月額66,000円(税込み)/200ユーザー 月額99,000円(税込み)/300ユーザー |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 5,000名以上
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名未満
《Asana》のPOINT
- 「誰が、いつまでに、何をするのか」を明確にし生産性を向上
- 会話やファイルを仕事単位で束ね、進捗状況を常に可視化
- シンプルで可愛らしいUIで利用者から愛されるツール
Asana Japan株式会社が提供する「Asana」は、日々の業務から大きなプロジェクトまで、さまざまなタスクを管理するワークマネジメントプラットフォームです。リスト形式とカンバン方式からレイアウトを選択できます。
チュートリアルが充実しており、ITツールに慣れていない人でも操作をしやすい点が好評です。多言語に対応し、多国籍企業でも活用しやすいでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
Starter:月額1,200円/ユーザー Advanced:月額2,700円/ユーザー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
改善してほしい点 その他 250名以上 500名未満
《jooto》のPOINT
- 有料導入企業数約1,900社!タスク管理を効率化するツール!
- 4人まで無料でずっと利用することが可能!
- チームの利用定着を全力でサポート!
株式会社PR TIMESが提供する「Jooto」は、どこでも誰でも簡単にタスクやプロジェクトを管理できるツールです。直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、スマホ一つで業務進捗を把握可能です。
チームメンバーの稼働状況や案件進捗を一目で確認でき、業務領域別の管理も容易です。また、プロジェクト横断管理機能を搭載し、複数のプロジェクトを掛け持ちしている場合でも一画面でタスクを確認できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
スタンダード:月額417円/ユーザー ビジネス:月額980円/ユーザー |
無料トライアル |
〇(31日間) |
対応機能 |
進捗管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
《Redmine》のPOINT
- Rubyの使用環境下で機能が充実
- 40か国以上の言語に対応したサービス体制
- 豊富なタスク管理機能で連携体制を強化
ファーエンドテクノロジー株式会社が提供する「Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。チケットでタスク管理を行い、国際基準に認定されているプログラム言語のRubyに対応しています。
40か国以上の言語で利用できるため、海外拠点をもつ企業や国内外での取引がある企業に適しているでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
対応機能 |
進捗管理/要員管理/プロセス管理/コミュニケーション/ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 5,000名以上
Notion
Notion Labs Japan合同会社が提供する「Notion」は、タスク管理やプロジェクト管理も可能なコラボレーションソフトウェアです。プロジェクトの進捗状況を視覚的に把握するための機能に優れ、カレンダーやボードなどのデータベースビューで情報を整理できます。
Taskworld
Taskworld Inc.が提供する「Taskworld」は、タスク管理やプロジェクト管理を効率化するための機能が揃ったオールインワンソリューションです。カンバンやテーブル、ガントチャートなど柔軟に表示形式を切り替えられるため、多様なニーズに対応できます。タスクの承認プロセスなどもシステム上で可能です。
無料プランがあるプロジェクト管理ツール比較
掲載した製品のなかには、無料プランを提供するものもあります。小規模企業で、システム導入に予算をかけられない場合などに、選択肢とするのもよいでしょう。利用人数や機能が制限されることも多いため、製品情報をよく理解してから利用を開始しましょう。製品名をクリックすると、製品詳細を確認できます。
- ■Trello
- カード数無制限、ストレージ(10MB/ファイルまで)、モバイルアプリ利用可、ワークスペースあたりのボード最大数10件。
- ■Jira
- 最大10ユーザーまで利用可、ストレージ(2GB)。
- ■Lychee Redmine
- ユーザー数無制限、チケット数最大5,000件、ストレージ(2GB)。
- ■Brabio
- 最大5ユーザーまで利用可、プロジェクト数無制限、ストレージ(50MBまで)。
- ■Asana
- タスク・プロジェクト数無制限、ストレージ(100MB/ファイルまで)、モバイルアプリ利用可。
- ■jooto
- タスク保存・プロジェクト作成数無制限、ユーザー数1名、ストレージ(100MBまで)。
- ■Wrike
- ユーザー数無制限、タスク上限200件、モバイルアプリ利用可。
- ■Redmine
- オープンソース。
なお、プロジェクト管理アプリにも興味があり詳しく知りたいという方には、以下の記事がおすすめです。iPhoneやAndroidに対応しているプロジェクト管理アプリをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
テレワークや在宅勤務など働き方の多様化により、プロジェクトがスムーズに進まず、トラブルが発生することもあるでしょう。プロジェクト管理ツールの導入により、必要なリソースを効率的に管理し、スムーズな運営が可能です。
自社の導入目的や課題解決に見合ったプロジェクト管理ツールを導入するためにも、まずは資料請求をして、各社製品の特徴や強みについて詳しく知ることからはじめてはいかがでしょうか。