プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、タスク・スケジュール・進捗・リソースなど、プロジェクトに関する情報を一元管理するソフトウェアです。作業内容や担当者を可視化し、チーム全体で状況を共有できます。業務の進行がスムーズになり、管理者・メンバー双方の負担が軽減されます。
プロジェクト管理ツールの利用目的
ツールを導入する目的は、業務の効率化とプロジェクト成功率の向上にあります。例えば、以下のような業務を自動化・可視化することで、属人化を防ぎ、プロジェクトの安定運用が可能になります。
- ●タスクや納期の整理
- ●チーム内の情報共有
- ●スケジュール・リソースの最適化
- ●進捗管理と報告の簡略化
プロジェクト管理ツールの必要性
紙や表計算ソフトによる管理では、進捗の遅れや情報の共有ミス、トラブルの見落としが発生しがちです。その結果、プロジェクトマネージャーの判断や指示にも支障をきたす恐れがあります。
以下のような課題に直面している企業では、ツールの導入が特に効果的です。
- ● チーム内の情報共有やコミュニケーションが不十分
- ●問題発生時に原因が把握しにくい
- ●進捗報告と実際の作業内容にズレがある
プロジェクト管理ツールを導入することで、プロジェクトマネージャーはリアルタイムに状況を把握できるようになり、迅速な判断と対応が可能になります。結果として、納期遵守や生産性の向上、業績アップにもつながるでしょう。
プロジェクト管理ツールをお探しの方へ
この記事では、おすすめのプロジェクト管理ツールをタイプごとにわけて紹介します。各製品の違いをつかみやすい比較表もあるので、製品選びの参考にしてください。以下のタイプ名をクリックすると、製品詳細にジャンプできます。
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無料プランがあるプロジェクト管理ツール比較
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【比較表】おすすめのプロジェクト管理ツールランキング一覧
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールの代表的な機能について解説します。
タスク管理機能
プロジェクト管理ツールの主幹となる機能です。タスクの作成や割り当て、進捗の追跡、期限、優先度の設定、コメント・ファイルの添付などに対応しています。チーム内の業務を明確に分担し、一覧で管理できます。
スケジュール・進捗管理機能
ガントチャートやカレンダーを用いて、プロジェクトのスケジュールや進捗状況を視覚的に表示・調整します。タスク同士の依存関係や重要なマイルストーンの設定にも対応。
情報共有・コミュニケーション機能
Wikiや掲示板、チャット、ファイル共有など、チーム内で情報を整理・記録・共有するための仕組みを備えています。プロジェクトに関連する情報を集約できます。
原価・予算管理機能
プロジェクトの原価算出や、予算計画と実際の支出・収入を比較できる機能です。プロジェクトの財務状況をリアルタイムで把握し、予算超過や不足を早期に検出できます。
工数管理機能
プロジェクトに費やす時間やリソースを詳細に管理する機能です。工数見積りと実績工数を比較し、乖離を可視化できます。各タスクに必要な人員の把握も可能で、コスト管理や業務効率の向上につながります。
プロジェクト管理ツールの機能詳細については、以下の記事でも詳しく解説しています。
プロジェクト管理ツールのメリット
プロジェクト管理ツール導入により期待できる効果をまとめました。
- ■進捗状況の可視化
- タスクやプロジェクトの進行状況をリアルタイムで把握し、スケジュールの遅延や作業の偏りにも早期に気づけます。複数プロジェクトを横断して管理できるため、全体の状況を俯瞰しながら適切な対応が可能です。
- ■情報共有の効率化
- チャットやコメント・ファイル共有機能により、最新情報をメンバー間でスムーズに共有できます。共同編集や通知機能も、認識のズレや手戻りを防ぐのに役立ちます。Excelと違い、ファイルを都度更新・共有する手間もありません。
- ■管理作業の省力化
- タスクの割り当てや進捗管理、工数の記録などを一つのシステムで一元化することで、Excelやメールでの煩雑な管理業務が不要になります。プロジェクトマネージャーの負担軽減にもつながります。
- ■チームナレッジの蓄積
- Wiki機能や掲示板などにより、過去の情報やルール、ナレッジが蓄積され、引継ぎや再利用がスムーズになります。チーム内での情報の属人化を防ぎ、長期的な業務改善にも寄与します。
プロジェクト管理ツールのデメリット
プロジェクト管理ツール導入の注意点や気をつけたいことは、以下のとおりです。
- ■コストがかかる
- 無料プランを提供する製品もありますが、チーム規模や運用目的によっては有料プランが必要になることも。機能や価格のバランスを見て判断しましょう。
- ■操作に慣れるまで時間がかかる
- 直感的なUIでも、チーム全体での使いこなしには時間がかかることがあります。社内共有のルールづくりも並行して行うと定着しやすくなります。
- ■業務フローとのミスマッチ
- ツールの仕様と現場の運用が合わないケースも。導入後に「思っていた使い方ができない」とならないよう、事前の確認が重要です。
気になる点をふまえて、自社に合うツールをじっくり検討したい方には、一括資料請求がおすすめです。比較に役立つ情報をまとめてチェックできます。
プロジェクト管理ツールの2つのタイプ【用途別】
プロジェクト管理ツールを、特徴や強みによって2つのタイプに分類しました。

コスト管理に強みをもつ統合型
プロジェクト管理に必要なデータを一元管理できる製品です。タスク管理や進捗管理に加え、各プロジェクトの原価計算や収支管理、予実管理にも活用可能な機能を搭載しています。原価や経費を正確に管理できるため、予算超過のリスクを軽減します。工数管理や要員管理までカバーする製品も多く、より効率的なプロジェクト運営を支援するでしょう。
多くのリソースや予算を管理する必要がある大企業や、原価計算や予実管理がプロジェクト成功の鍵となる建設業や製造業に適しています。
進捗管理やタスク管理に強みをもつオーソドックス型
プロジェクト管理ツールのマスト機能ともいえる、進捗・スケジュール管理、タスク管理、コミュニケーション機能を搭載した製品です。工数管理に特化した製品やガントチャート作成に特化した製品などもあります。タスクの可視化や進捗状況のリアルタイム共有により、ヌケモレ防止、意思決定のスピード化が見込まれます。
細かいタスク管理や納期の厳守が求められるプロジェクトに適しており、 ITサービス企業やクリエイティブ業界などにもおすすめです。機能を絞った製品も多く、タスク・スケジュール管理ができれば十分、コストを抑えたいといった企業にも適しています。
▼進捗管理やタスク管理に強いプロジェクト管理ツール比較へジャンプ
プロジェクト管理ツールの比較ポイント・選び方
プロジェクト管理ツールの概要をふまえたうえで、選定時には提供形態や操作性、機能面に注目してみましょう。

クラウド型かオンプレミス型か
プロジェクト管理ツールは、主にクラウド型とオンプレミス型で提供されています。クラウド型は、社内外の関係者とリアルタイムに情報共有が可能です。また、保守や運用をベンダーに任せられるため、導入しやすいのも特徴です。ただし、セキュリティ面ではベンダーに依存します。
オンプレミス型はカスタマイズ性やオフライン対応に優れますが、初期構築費用は高額になりがちです。利用期間や運用体制に応じて判断しましょう。
プロジェクトの進行方法(管理スタイル)は適しているか
アジャイル、ウォーターフォール、カンバン方式など、ツールごとに得意とする進行スタイルがあります。自社の運用に合った管理方式を選ぶことが重要です。
例えばアジャイル型には、タスクの柔軟な更新やスプリント管理ができるツールが適しています。一方ウォーターフォール型なら、ガントチャートで工程を可視化できる製品が便利です。
メンバーが利用しやすい操作性か
プロジェクトマネージャー以外のメンバーも利用するため、誰もが操作しやすい製品を選定しましょう。学習コストのかからない、直感的な操作性のツールをおすすめします。事前に操作方法についてのサポート体制も確認しておくと安心です。
他システムとの連携が可能か
会計ソフトやCRM、チャットツールなど、既存システムと連携できるかどうかは重要なポイントです。例えば、会計システムと連携すれば収支管理がスムーズになり、CRMと連携すれば顧客情報を活用したプロジェクト進行が可能になります。
一方、連携に対応していない場合は二重入力が発生しやすく、情報の集約や分析にも手間がかかります。
サポート体制・日本語対応は充実しているか
海外製ツールでは、日本語未対応やサポートが英語のみの場合もあります。導入時のトレーニングやFAQの有無、問い合わせ方法(メール・電話・チャット)を確認しておきましょう。
プロジェクト管理ツールの料金相場と課金形態
プロジェクト管理ツールの課金形態は、主に従量課金型と月額固定型とに分かれます。
- ■従量課金型
- 利用するユーザー数やプロジェクト数、ストレージ容量、機能数に応じて料金が変動。
1ユーザーあたり月額1,000円前後からスタートできるものが多い。 - ■月額固定型
- 月額料金が固定。利用状況にかかわらず一定の料金が必要。
3万円前後から利用可能。
製品選定時は、機能面だけでなく、自社の規模や利用人数も考慮しましょう。特に、ユーザー数やプロジェクト数が多い場合は、従量課金型だとかえって割高になることもあります。
【比較表】おすすめのプロジェクト管理ツールランキング一覧
2024年を通じてユーザーにもっとも支持された人気TOP3は以下の製品です。
- 1位 Backlog【タスク・プロジェクト管理に必要な機能がオールインワン】
- 2位 MA-EYES【システム自由度が高く、運用環境に合わせた利用が可能】
- 3位 Lychee Redmine 【大規模なプロジェクト計画でもスピーディで直感的に操作可能】
なお、TOP3の製品をはじめとするITトレンド掲載中のプロジェクト管理ツールについて、機能や特徴、レビュー評価などを一覧表にまとめました。
また、この記事でとりあげた主要な製品を細かく調査して見えてきた、プロジェクト管理ツールの特徴や傾向を以下にまとめています。ぜひ製品の比較検討にお役立てください。
- ●タイムライン・カンバン・カレンダー・ガントチャートなど、複数の表示形式をもち情報を整理できる製品が多い。
- ●コミュニケーション、情報共有機能は多くの製品に搭載。
- ●Wikiなどナレッジ共有機能をもつ製品は少ない。
- ●アジャイル開発でのプロジェクト管理に強みをもつ製品は多くない。
- ●多くの製品がアプリなどモバイル対応している。
以下のボタンからも、各社製品の資料をまとめて請求できます。ぜひ活用してください。
▶コスト管理に強いプロジェクト管理ツール比較
原価や収支などのコスト管理も一緒に効率化したい場合に、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。
製品名 | 全体満足度 | 使いやすさ | 価格 |
---|---|---|---|
MA-EYES | 3.2(25件) | 3.2 | お問い合わせください |
Lychee Redmine | 3.5(30件) | 3.4 | 月額900円~/ユーザー |
プロジェクトマネジメントDX Flagxs | 4.0(1件) | 5.0 | お問い合わせください |
プロカン | 4.0(1件) | 4.0 | 初期費用25,000円~/ID、月額4,000円~/ID 工数プラン:初期費用10,000円~/ID、月額1,500円~/ID |
OBPM Neo | 4.0(1件) | 5.0 | 月額105,000円~/10ライセンス~ |
Wrike | 3.6(12件) | 3.3 | 月額10ドル~/ユーザー |
※レビュー評価は2025年3月25日時点における実数を表示しています。
MA-EYES
- システム自由度が高く、運用環境に合わせた利用が可能
- 人員アサイン管理や売上管理等、プロジェクト全体を見える化!
- 社内共通情報プラットフォームで業務効率化の実現!
ITトレンド年間ランキング2024「プロジェクト管理ツール」2位
株式会社ビーブレイクシステムズが提供する「MA-EYES」は、プロジェクトごとの収支管理に特化した統合型基幹業務パッケージです。セミオーダー型のため、必要なタイミングで機能を追加でき、変動する業務のニーズにも対応可能でしょう。
またSFAとの連携により、リアルタイムで顧客のステータスやアサイン状況、契約・請求情報などの共有ができます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
参考価格 | ー | 無料トライアル | 〇(30日間) |
対応機能 | 進捗管理 / 原価管理 / 要員管理 / コミュニケーション |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
MA-EYESを利用したユーザーの口コミ
作成した人以外の人も操作できるようにしてほしい。突然休職に入った人の代わりに続きを行なうことが難しいのでそこだけ出来るようになると嬉しいです。
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Lychee Redmine
- 大規模なプロジェクト計画でもスピーディで直感的に操作可能
- ガントチャートやカンバンで、リアルタイムに進捗可視化
- 作業時間予定と実績を担当者別に表・グラフで見える化
ITトレンド年間ランキング2024「プロジェクト管理ツール」3位
株式会社アジャイルウェア提供のプロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」は、日本企業からの開発依頼を受けて成長した製品です。そのため、日本企業にとって活用しやすい点が強みです。製造業や自動車関連業、ソフトウェア開発など、業種や規模を問わず利用されています。
ガントチャート・カンバン方式に対応するほか、出来高管理(EVM)やリソースマネジメントなど豊富な機能を搭載しています。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS |
参考価格 | スタンダード:月額900円/ユーザー プレミアム:月額1,400円/ユーザー ビジネス:月額2,100円/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | ◯(30日間) |
対応機能 | 進捗管理 / 原価管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Lychee Redmineを利用したユーザーの口コミ
プロジェクトのタスク管理に使用しています。期限設定ができるので、漏れの発生を防ぐことができます。また、デイリーの打ち合わせに使用していて、チームの意識合わせにも利用できます。
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アイコンがよくわからないので好きな画像を選べる方がいい。 自分が編集したものとかをリストで見れたら嬉しい。 ステータス別に細かく表示できたらいい。
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プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)
- 計画から実行、レポートまで考え抜かれた設計思想
- 現場の定着にこだわった圧倒的に使いやすいExcelライクな操作性
- 円滑なマネジメントサイクルを実現するコンサルティングサポート
フラッグス株式会社が提供する「プロジェクトマネジメントDX Flagxs」は、プロジェクトの成功を支援する国産のクラウド型マネジメントプラットフォームです。プロジェクトマネージャーの課題に対応し、WBSの標準化やリアルタイムな進捗レポートを実現。
分散しがちな管理情報を統合し、シームレスなマネジメントを可能にします。直感的なUI/UXにより、負担を軽減しながらスムーズな運用を支援。標準搭載の進捗レポート機能で、最新のプロジェクト状況を的確に把握できます。
対象企業規模 | 従業員50名以上 売上50億円以上 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | ー | 無料トライアル | 〇(30日間) |
対応機能 | 進捗管理 / 原価管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Sciforma 7.1
- 簡単・迅速に実装可能、追加開発は不要でライセンスコストも抑制
- わかりやすいインターフェイス
- プロジェクト全体の見える化によりリスクを抑制
サイフォーマ株式会社が提供する「Sciforma 7.1」は、戦略的マネジメントや機能的マネジメント、実行管理を強化するプロジェクト管理ツールです。投資対効果やキャパシティプランニングをリアルタイムで実施できるほか、リスク管理やリソース管理も可能です。
さらに、カレンダーや工数の管理、課題管理により、チームの作業進捗を容易に把握しプロジェクトを円滑に進行できます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
対応機能 | 進捗管理 / 原価管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
プロカン
- 20年の経営実績から生まれた収支管理のための業界特化型ERP
- 社内工数を含む原価計算、収支管理や仕訳出力までワンストップ
- IT開発/制作会社/コンサル業界特化で使いやすさと低価格を実現
株式会社PROCANが提供する「プロカン」は、プロジェクト型ビジネスに特化した収支管理システムです。販売・購買・経費などのデータを統合し、プロジェクト収支の可視化を実現。
直感的な操作が可能な管理画面を採用し、経営判断を支援します。また、電子決裁機能による業務最適化や会計連携による経理負担の軽減に貢献。業界特有の業務フローに対応した機能を標準搭載し、低コストで業務効率化をサポートします。
対象企業規模 | 従業員100名未満 | 提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | スタンダード 初期費用25,000円~/ID、月額4,000円~/ID プロ 初期費用25,000円~/ID、月額4,500円~/ID 工数プラン 初期費用10,000円~/ID、月額1,500円~/ID | 無料トライアル | 〇 |
対応機能 | 原価管理 / 売上管理 |
OBPM Neo
- 240社以上の導入実績!PMBOK準拠の質の高い管理が可能!
- 工数・原価管理や進捗管理、要員管理や品質管理を統合できる!
- 短期間で運用できるような導入支援サービスを提供!
株式会社システムインテグレータが提供する「OBPM Neo」は、プロジェクト管理に必要なデータを一元的に管理し、品質・コスト・納期の最適化を実現します。海外拠点との連携や多言語対応により、国際的なチーム開発にも有用です。
Microsoft365とのスムーズな連携と多要素認証による安全なリモートワークが可能です。さらに、外部システムとの連携やセルフBI機能でデータ分析を強化し、精度の高い予測や意思決定をサポートします。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 | 月額105,000円~/10ライセンス~ | 無料トライアル | ◯(1か月) |
対応機能 | 進捗管理 / 原価管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Wrike
- 幅広い柔軟性でメンバー変更にも柔軟に対応
- 強固なセキュリティで安全な作業進行
- 豊富な外部ツールとの連携を確保
「Wrike」は、Wrike Japan株式会社提供のタスク管理ツールです。世界中で導入されており、さまざまな業種の企業に対応します。
プロジェクト管理のほか、関連文書のバージョン管理やプロジェクトのワークフローを自動化できます。また、データセンターの管理体制やバックアップなど、高いセキュリティ性能をもつのも特徴です。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | Team:月額10ドル/ユーザー ビジネス:月額25ドル/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | ◯(14日間) |
対応機能 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Wrikeを利用したユーザーの口コミ
日々のタスクと工数が見やすくわかりやすいです。8Hを超えてタスクが入っていると一目で分かるようになっているので負荷が見えやすいです。チームメンバーのタスクを一覧で見れる点も便利です。
続きを読む
自動化のバリエーションを増やしてほしい。また、社外の人へ業務を依頼するために使うことがあまり想定されておらず、機密情報などの情報を特定のユーザーに見せない設定が難しい。
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Reforma PSA
「Reforma PSA」は、株式会社オロが提供するプロジェクト収支管理ツールです。クリエイティブ系ビジネスにおける業務管理のノウハウをコンパクトに凝縮しています。オンラインでラーニングを実施するほか、導入支援サービスや運営時のチャットサポートなど、サポート体制が手厚いことも強みです。
▶進捗管理やタスク管理に強いプロジェクト管理ツール比較
タスク管理やスケジュール管理、工数管理に役立つ、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。
製品名 | 全体満足度 | 使いやすさ | 価格 |
---|---|---|---|
Backlog | 4.0(1291件) | 3.9 | 初期費用無料、月額2,970円~ |
Jira | 4.0(90件) | 3.7 | 初期費用無料、クラウドプラン:月額893円 |
CrewWorks | ー | ー | 月額400円~/ユーザー |
Jira | ー | ー | 月額990円~/ユーザー |
Microsoft Project | 3.8(109件) | 3.6 | 月額1,499円~/ユーザー |
Asana | 4.1(169件) | 4.0 | 月額1,200円~/ユーザー |
jooto | 4.4(10件) | 4.4 | 月額417円~/ユーザー |
Brabio | 4.0(25件) | 4.3 | エントリープラン:月額3,300円~(税込み)/10ユーザー~ |
Redmine | 4.1(100件) | 4.0 | お問い合わせください |
※レビュー評価は2025年3月25日時点における実数を表示しています。"ー"表記はまだレビュー投稿がありません。
Backlog
- タスク・プロジェクト管理に必要な機能がオールインワン
- ガントチャートやカンバンボードで直感的にタスク管理
- シンプルで直感的に使えるデザインだからすぐに使いこなせる
ITトレンド年間ランキング2024「プロジェクト管理ツール」1位
株式会社ヌーラボが提供する「Backlog」は、Web制作やソフトウェア開発、広告代理店、出版社などのさまざまな業種で使われているタスク・プロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理のほか、課題管理・バグ管理・バージョン管理・社内Wiki機能などを有しています。
またAndroidとiOSアプリに対応し、モバイルでも操作しやすく、社外からでも利用しやすいでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | 初期費用無料 スタータープラン:月額2,970円(税込み)/30ユーザー スタンダードプラン:月額17,600円(税込み)/ユーザー無制限 プレミアムプラン:月額29,700円(税込み)/ユーザー無制限 プラチナプラン:月額82,500円(税込み)/ユーザー無制限 | 無料トライアル | ◯(30日間) |
対応機能 | 進捗管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Backlogを利用したユーザーの口コミ
ユーザごとにどのプロジェクトに参加中でどういった課題があるかを管理することが出来る。メインページで最近の更新の箇所でプロジェクトメンバーで課題の更新を行われた箇所が見れるので状況の確認がしやすい。課題のチケットにコメントすることが出来るのも便利
続きを読む
リンク埋め込みができるとよいと思います。 たまに長いリンクを貼り付けることがあり、見づらいケースがあります。
続きを読む
Jira
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- 世界65,000以上の企業が利用しているプロジェクト管理ツール
- アジャイル開発・ウォーターフォール開発・ビジネス部門にも
「Jira」は、リックソフト株式会社が代理店として提供するプロジェクト管理ツールです。3,000種類以上の拡張アプリで、業務に沿ったカスタマイズが可能です。
Web会議による設定支援サポートオプションもあります。過去のプロジェクトデータも残るため、メンバー変更による引継ぎや情報共有もスムーズでしょう。
対象企業規模 | 従業員10名以上 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド |
参考価格 | 初期費用無料 クラウドプラン:月額893円 オンプレミスプランは問い合わせ ※無料プランあり | 無料トライアル | 〇 |
対応機能 | 進捗管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Jiraを利用したユーザーの口コミ
拡張性が高いため、いろいろな使い方ができます。当社では課題管理やタスク管理として使っておりますが、拡張性を活かして当社のプロジェクト標準に合わせた形にカスタマイズしてます。
続きを読む
操作した後の応答が、遅いと感じることがときどきあります。常に応答が早くなって、待ち時間がなくなると助かります。
続きを読む
CrewWorks
- WBSとガントチャートでプロジェクトの全体像を瞬時に把握
- EVMでコスト・スケジュール進捗をグラフィカルに管理
- シンプルな操作で初めてでもプロジェクトを効率的に管理可能
テクノ・マインド株式会社が提供する「CrewWorks」は、ビジネスチャット・タスク管理・Web会議を統合したビジネスコミュニケーションツールです。
プロジェクト管理機能では、WBSとガントチャートを活用し、作業の分担や進捗状況を可視化できます。また、情報を一元化することで、ツール間の移動やデータの分散を防ぎ、効率的な業務遂行を実現。さらに、タスクや会話履歴が自動的に整理され、参照や引継ぎもスムーズに行えます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | スタンダード:月額400円~/ユーザー プロフェッショナル:月額900円~/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | 〇(30日間) |
対応機能 | 進捗管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Jira
- 世界12万社以上が活用するプロジェクト管理のスタンダード
- 組織全体の動きを可視化することで、的確な意思決定を支援
- Jiraに組み込まれたAIにより、タスク作成をより効率化
アトラシアン株式会社が提供する「Jira」は、チームのタスクやプロジェクトを一元管理し、円滑な業務遂行を支援するツールです。直感的なインターフェースでタスクを計画・追跡でき、リストビューやタイムラインビューなど柔軟な表示方法を提供。
SlackやGitHubとの連携により、シームレスなコラボレーションも可能です。さらに、ノーコードの自動化機能や多彩なレポート機能を搭載し、業務の効率化を促進。AIの活用で作業を最適化し、より生産性の高いワークフローを実現します。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS |
参考価格 | Standard:月額990円/ユーザー Premium:月額1,770円/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | 〇 |
対応機能 | 進捗管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Microsoft Project
- コラボレーション機能が充実
- 利用規模に応じて複数のプランから選択可能
- 好みに合わせた柔軟なカスタマイズに対応
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Project」は、コミュニケーションツールとしての機能とシンプルな操作性が特徴のプロジェクト管理ツールです。Microsoft Teamsと連携してのファイル共有やミーティングにより共同編集がスムーズに実施できます。Microsoft 365を導入している企業に最適です。
プロジェクトの残り時間や作業量が一目でわかるバーンダウンチャートで、進捗状況を把握します。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | ●クラウド Planner Plan1:月額1,499円/ユーザー Project Plan3:月額4,497円/ユーザー Project Plan5:月額8,245円/ユーザー ●オンプレミス Project Standard2024:120,780円 Project Personal2024:201,490円 | 無料トライアル | ◯(1か月) |
対応機能 | 進捗管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Microsoft Projectを利用したユーザーの口コミ
この製品の良い点としてはやはりプロジェクト内でのタスクをwbsとしてまとめ上げられることです。細かい設定もあり高機能です。 具体的にいうとガントチャートとしてもだし、大分類・中分類・小分類と担当者レベルまで分けて管理することができます。
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詳細設定が可能なことから、ユーザー視点ではある程度の習熟度が必要となる。 特にタスクの上下関係は、理解してから活用すべき概念となる。
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Asana
- 「誰が、いつまでに、何をするのか」を明確にし生産性を向上
- 会話やファイルを仕事単位で束ね、進捗状況を常に可視化
- シンプルで可愛らしいUIで利用者から愛されるツール
Asana Japan株式会社が提供する「Asana」は、日々の業務から大きなプロジェクトまで、さまざまなタスクを管理するワークマネジメントプラットフォームです。リスト形式またはカンバン方式のレイアウトから選択できます。
チュートリアルが充実しており、ITツールに慣れていない人でも操作をしやすい点が好評です。多言語に対応し、多国籍企業でも活用しやすいでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | Starter:月額1,200円/ユーザー Advanced:月額2,700円/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | 〇 |
対応機能 | 進捗管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Asanaを利用したユーザーの口コミ
社内の新規プロジェクト案件のスケジュール管理に使用しています。プロジェクトメンバー単位での案件管理に重宝しており、特にタスクの共有・進捗管理(済かどうか)の機能が便利です。
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同様のタスクを複数名が登録してしまったときに片方に寄せる(マージ)機能があるが、最初から登録が重複しづらいような仕組みを持って欲しい。
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jooto
- 有料導入企業数約1,900社!タスク管理を効率化するツール!
- 4人まで無料でずっと利用することが可能!
- チームの利用定着を全力でサポート!
株式会社PR TIMESが提供する「Jooto」は、どこでも誰でも簡単にタスクやプロジェクトを管理できるツールです。直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、スマホ一つで業務進捗を把握可能です。
チームメンバーの稼働状況や案件進捗を一目で確認でき、業務領域別の管理も容易です。また、プロジェクト横断管理機能を搭載し、複数のプロジェクトを掛け持ちしている場合でも一画面でタスクを確認できます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 | スタンダード:月額417円~/ユーザー ビジネス:月額980円~/ユーザー ※無料プランあり | 無料トライアル | 〇(31日間) |
対応機能 | 進捗管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
Brabio
- グループウェアのような使い方もできる
- プロジェクト横断的な担当状況確認が可能
- ExcelやCSVファイルによるレポート出力に対応
「Brabio」は、ブラビオ株式会社が提供するクラウド型プロジェクト管理ツールです。ガントチャートの作成に長けており、メールアドレス一つで簡単に登録可能です。
また有料プランは1ユーザーあたり月額330円(税込み)と比較的安価で利用でき、年間一括払いのディスカウントもあります。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | エントリープラン:月額3,300円~(税込み)/10ユーザー~ ミッドレンジプラン:月額33,000円~(税込み)/100ユーザー~ ※無料プランあり | 無料トライアル | ー |
対応機能 | 進捗管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Brabioを利用したユーザーの口コミ
今まで個人の進捗管理はメモかエクセルでガントチャートを作成して行っていましたが、メモ感覚でプロジェクトを書き出すことが可能で、さらにタスクに落とし込んだガントチャートが作れるので、細かい進捗漏れがなくなりました。
続きを読む
スケジュールの一括入力中に画面遷移をしようとしたときに、警告画面が出る機能が実装されると嬉しい。 (何回か全て消えてしまったことがあったから)
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Redmine
- Rubyの使用環境下で機能が充実
- 40か国以上の言語に対応したサービス体制
- 豊富なタスク管理機能で連携体制を強化
ファーエンドテクノロジー株式会社が提供する「Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。チケットでタスク管理を行い、国際基準に認定されているプログラム言語のRubyに対応しています。
50の言語で利用できるため、海外拠点をもつ企業や国内外での取引がある企業に適しているでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
対応機能 | 進捗管理 / 要員管理 / プロセス管理 / コミュニケーション / ガントチャート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Redmineを利用したユーザーの口コミ
通知する担当者の選択や、誰に対して連絡をしているのか、だれが担当なのかを選択することができるので、複数名でやりとりやタスク管理をしていても「お見合い」にならなかったのがよかったです。
続きを読む
大きな動画ファイルの添付ができないことや画像を一度の投稿で10枚までしか添付できないことがちょっとした手間になります。
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Notion
Notion Labs Japan合同会社が提供する「Notion」は、タスク管理やプロジェクト管理も可能なコラボレーションソフトウェアです。プロジェクトの進捗状況を視覚的に把握するための機能に優れ、カレンダーやボードなどのデータベースビューで情報を整理できます。
Taskworld
Taskworld Inc.が提供する「Taskworld」は、タスク管理やプロジェクト管理を効率化するための機能が揃ったオールインワンソリューションです。カンバンやテーブル、ガントチャートなど柔軟に表示形式を切り替えられるため、多様なニーズに対応できます。タスクの承認プロセスなどもシステム上で可能です。
無料プランがあるプロジェクト管理ツール比較
掲載した製品のなかには、無料プランを提供するものもあります。小規模企業で、システム導入に予算をかけられない場合などに、選択肢とするのもよいでしょう。利用人数や機能が制限されることも多いため、製品情報をよく理解してから利用を開始しましょう。製品名をクリックすると、製品詳細を確認できます。
- ■Lychee Redmine
- ユーザー数無制限、チケット数最大5,000件、ストレージ(2GB)。
- ■Jira
- 最大10ユーザーまで利用可、ストレージ(2GB)。
- ■CrewWorks
- Web会議10人×60分まで回数無制限、ストレージ(5GB/組織)。
- ■Jira
- 最大10ユーザーまで利用可、ストレージ(2GB)。
- ■Asana
- タスク・プロジェクト数無制限、ストレージ(100MB/ファイルまで)、モバイルアプリ利用可。
- ■jooto
- タスク保存・プロジェクト作成数無制限、ユーザー数1名、ストレージ(100MBまで)。
- ■Brabio
- 最大5ユーザーまで利用可、プロジェクト数無制限、ストレージ(50MBまで)。
- ■Wrike
- ユーザー数無制限、ストレージ(2GB/アカウント)、モバイルアプリ利用可。
- ■Redmine
- オープンソース。
なお、プロジェクト管理アプリにも興味があり詳しく知りたいという方には、以下の記事がおすすめです。iPhoneやAndroidに対応しているプロジェクト管理アプリをピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
テレワークや在宅勤務など働き方の多様化により、プロジェクトがスムーズに進まず、トラブルが発生することもあるでしょう。プロジェクト管理ツールの導入により、必要なリソースを効率的に管理し、スムーズな運営が可能です。
自社の導入目的や課題解決に見合ったプロジェクト管理ツールを導入するためにも、まずは資料請求をして、各社製品の特徴や強みについて詳しく知ることからはじめてはいかがでしょうか。
この製品の良いところは、案件からプロジェクト管理に進むにつれ紐付きのあるコードが採番されることで、今プロジェクト受注状況がどこなのかがハッキリと分かる為、受注漏れ等の心配がなく業務ができ助かります。 ※承認状況も画面上部にあり分かりやすい。 以前の場合、案件がどのステータス状況にあるのか別々の台帳で管理だった為、案件の把握が大変でした。
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