【クラウド型】無料のプロジェクト管理ツール
まずはインストール不要で使えるクラウド型の無料プロジェクト管理ツールを紹介します。
Trello
「Trello」は、ATLLASIANからリリースされているかんばん方式のプロジェクト管理ツールです。iPhoneとAndroidで使えるアプリも提供されており、日本語に対応しています。プロジェクトに関する多くの情報をボード上で整理できるため、管理画面を見れば一目で全てのタスクを把握することが可能です。無料プランのほか、機能や人数制限のない有料プランもあります。
Wrike
Wrikeが提供する「Wrike」は、タスク管理を得意としたワークマネジメントツールです。こちらもかんばん方式でタスクを管理し、優先度や締切に応じてタスクを並び替えることができます。また、更新された情報がストリーム形式で表示されたり、Microsoft 365やTeams、Slackとの連携ができたり、便利な機能が無料で使えます。ただし、利用できる人数が最大5名までと制限があるので、規模によっては有料プランへの切り替えが必要です。
Jooto
株式会社PR TIMESが提供する「Jooto」は、クラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。無料プランと有料プランが用意されており、最大4名までなら無料で使えます。無料プランでもタスク管理やガントチャート、コミュニケーション機能などが搭載されているうえ、GoogleカレンダーやSlack、Chatworkとの連携も可能です。
Brabio!
「Brabio!」は、ブラビオ株式会社からリリースされているプロジェクト管理ツールです。ガントチャートの作成や工程管理、進捗管理が簡単に行える製品で、初心者でも操作しやすい点が特徴です。20万社以上で導入された実績もあり、安心でしょう。5人まで、ストレージ容量50MBまでであれば永年無料で利用でき、アップグレードも可能です。
Todoist
「Todoist」は、doistからリリースされているタスク管理ツールです。タスクの追加が簡単で、優先順位をつけることができます。また、メンバーとタスクの共有も可能です。なお、有料プランもありますが、無料プランの場合は最大プロジェクト数が80、1プロジェクトあたりの最大人数が5名までと制限があるので注意してください。
Todous
OceanStepからリリースされている「Todous」は、グッドデザイン賞を受賞した実績のあるタスク管理ツールです。ビジネスシーンでのコミュニケーションが円滑化するスタンプが実装されており、使いやすさにこだわっています。3名までなら無料で使えますが、ユーザー数やデータ量を増加したい場合は有料となります。
Planio
「Planio」は、世界98ヶ国1500社で導入されているクラウド型のプロジェクト管理サービスです。Planio GmbHが開発元で、認定パートナーであるファーエンドテクノロジー株式会社が日本の利用者のサポートなどを行っています。1プロジェクトで2人までなら無料で利用できます。オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」を基盤としており、タスク管理やチャット機能が使えます。
Asana
Asanaが提供する「Asana」は、シンプルな操作性が特徴のプロジェクト管理ツールです。チームの目標や計画、タスク、ファイルなどを1つにまとめて見やすく表示します。リアルタイムで進捗の確認も可能です。なお、日本語に対応し、無料プランでは最大15名まで使えます。
【オンプレミス型】無料プロジェクト管理ツール
次に、インストールして利用するオンプレミス型の無料プロジェクト管理ツールを紹介します。
Bitrix24
「Bitrix24」はBitrix社が開発元で、日本の株式会社アトリエクラウドが販売代理店としてサポートを行っています。12ユーザーまでなら無料で使えるプロジェクト管理ソフトで、クラウドとオンプレミスの両方に対応しています。また、プロジェクト管理やタスク管理、ガントチャートなどの機能を搭載しており、Microsoft Projectの代替品として使える点も魅力でしょう。
最近はクラウド型が主流になっているため、オンプレミス型の無料プロジェクト管理ツールは少数です。ここで紹介したほかに、オープンソースの「Redmine」や、Microsoft Projectの代替にできる「OpenProj」などもあるので、製品を比較して最適なプロジェクト管理ツールを見つけましょう。
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プロジェクト管理ツールの選び方
プロジェクト管理ツールの中から適切なものを選ぶ方法をご紹介します。
ガントチャートなど必要な機能がそろっているか
プロジェクト管理ツールを選ぶ際は、ガントチャートやカレンダー、タスク管理、チャットなど必要な機能が揃っているかを確認しておきましょう。製品によって特徴が異なるので、プロジェクト管理ツールで何を効率化したいのかによって選ぶべき製品は変わります。
また、多機能すぎるツールにも注意が必要です。使わない機能が数多く搭載されているツールは、使い勝手が悪く、無駄なコストがかかります。全ての機能が必要な場合は良いですが、特定の機能のみで事足りる場合はそれを軸に製品を選びましょう。
たとえばコミュニケーションを重視するのであれば、チャット機能や通話機能が充実している製品が良いです。進捗管理を効率化するなら、スケジュールやガントチャート機能が搭載された製品を導入しましょう。
日本語に対応しているか
無料のプロジェクト管理ツールは海外製であることが多いので、日本語に対応にしているかどうかを確認しましょう。英語メインで業務をこなしているケースであれば問題ありませんが、それ以外の場合は日本語に対応しているツールを選んだほうが無難でしょう。
日本語非対応の製品を導入する場合、使い勝手の悪さに加え、適切なサポートが受けられない可能性もあり、運用が難しくなるでしょう。
国産のプロジェクト管理ツールは、以下の記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。
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最適なプロジェクト管理ツールを導入しよう
数多くのプロジェクト管理ツールから最適なものを選ぶには、まずツールに何を求めるかを明確にしましょう。また、無料の製品は海外製品が多いので、日本語に対応しているかどうかも重要です。
なお、機能や利用する人数に制限がないものを導入したい場合は、有料のプロジェクト管理ツールも比較してみてください。最適な製品を見つけて、プロジェクトを成功させましょう。